更新日:2024年9月6日
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神奈川県立商工高等学校(県商工)のホームページにお越しいただきありがとうございます。本年4月より伝統ある県商工の校長を拝命いたしました川島俊輔と申します。よろしくお願いいたします。
このホームページでは、在校生及び保護者の方はもとより、中学生や地域の皆さまにも、本校の特色や教育活動、学校行事、部活動等を紹介してまいります。
さて、県商工は大正9年(1920年)に安部幸兵衛氏の寄付金により5年制の神奈川県立商工実習学校として設立されたことに始まります。その後、昭和23年(1948年)に神奈川県立商工高等学校と改称、昭和49年(1974年)には現在の保土ケ谷区今井町美立の丘に移転するなど、多くの変遷を重ねながら百有余年の歴史を積み重ねてきました。平成25年(2013年)には学科改編により、総合ビジネス科と総合技術科の2つの学科となり、県商工の名のとおりに県で唯一の商業と工業が併置された高校となっています。卒業生は28,000人を超え、各地で活躍しています。
平成28年(2016年)には校舎の全面建て替えが行われ、耐震化された新校舎が完成しました。総合技術科の工房も1つの校舎の中に設置されるなど、明るく機能的な校舎は、オフィスビルのような外観と採光を考えて設計された内部構造をもつ近代的なものとなっています。また、令和3年(2021年)には格技場が、令和6年(2024年)には体育館がそれぞれリニューアルされました。
そうした恵まれた環境のもと、「学問は強制されず、自らの意思で自発的に自由に学ぶべきであり、自学自発教育こそがすぐれた人材を育成する」という「名教自然」、「自由啓発」の教育理念を脈々と受け継ぎながら、地域産業はもとより、これからのグローバルな社会の担い手としての「次世代のスペシャリスト」を育成するため実学を重視した教育を行っています。これからも、「ものづくりとビジネス」をコンセプトとした商と工の連携をさらに強固なものとし、加速度的に変化する社会に対応できる人材を育成してまいります。
中学生の皆さん、本校は保土ケ谷区の西側に位置し、相鉄本線二俣川駅または星川駅、JR保土ケ谷駅または東戸塚駅など多方面からバス便でお越しいただくことができます。学校説明会や文化祭などの機会を利用してぜひ本校に来校して、その環境の良さを実感してみてください。
今年度も、全公立展、公私合同説明会への参加、学校説明会の開催、ホームページやインスタグラムの更新など、さまざまな方法で本校の情報を発信していきますので、「普通科ではない高校の選択」を模索してみてください。県商工の教職員及び生徒一同でお待ちしています。
神奈川県立商工高等学校
第22代 校長 川島 俊輔