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更新日:2022年8月30日

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校長室からお届けする清陵ナビ

令和4年4月1日に横浜清陵高等学校第3代校長として着任しました蘇武和成です。

生徒とその保護者の皆様、地域の皆様、卒業生の皆様、及び中学生とその保護者の皆様に向けて、

校長から横浜清陵高等学校の魅力について随時情報発信していこうと思います。

よろしくお願いします。

秋に向けて(令和4年8月30日)

今年度も、早いもので、もうすでに8月が終わろうとしています。本校では8月23日(火曜日)から通常授業が始まっていますが、今日から4日間の実施となる前期期末テストが始まりました。(本校は4月から9月までを前期、10月から翌年3月までを後期とする2学期制となっています。)4年制大学をはじめとした本校における指定校推薦制度を活用して自己のキャリア形成を図ろうと考える生徒も多く、今後の生徒たちの人生に影響を与えるテストであるといっても過言ではありません。このようなことから、すべての生徒たちが皆真剣な面持ちでテストに取り組んでいます。

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本日のテスト1日目の様子です。このテストが終われば、前期の成績が確定し、9月末で前期が終了ということになります。

本校では、社会参画に向けて基礎となる力(考え抜く力、協力する力、行動する力)の育成に向けて教育活動全体でキャリア教育を実践していますが、この定期テストも、日ごろの授業の一環とはいえ、3年間というプロセスで展開する本校のキャリア教育の一部である進路指導との連関を図っているとともに、生徒たちの成長に寄与する取組であると考えています。

さて、後期の目玉は何といっても10月7日(金曜日)、8日(土曜日)に開催予定の「清陵祭(本校の文化祭)」です。残念ながら新型コロナウイルス感染症の影響により、現時点ではすべてを公開ということが困難な状況なので、生徒たちの生き生きとした姿を直接お見せすることができないのは残念なことです。ただし、生徒たちの様子に関しては、できるだけ多くの情報を提供してまいります。また、11月30日(水曜日)から12月3日(土曜日)まで、3泊4日で2年次生を対象とした修学旅行を実施する予定です。現時点では沖縄方面ということで計画をしておりますが、感染状況を踏まえ、方面、実施の可否等について適切に判断したいと考えております。

本「清陵ナビ」におきましては、今後具体的な教育活動についてもう少し掘り下げて情報提供を行っていこうと考えていますので、是非ご期待ください。

「かながわハイスクール議会2022」に本校生徒が参加【その1】(令和4年8月19日)

令和4年8月3日、5日、17日の3日間で行われた県教育委員会主催の「かながわハイスクール議会2022」に本校生徒3名が参加しました。このイベントは、県内の高校生が高校生議員となり、県政に提言をするというものです。私は初日である8月3日に実際の議会を傍聴しましたので、今回は、取り急ぎ速報ということで【その1】としてその模様をお伝えします。

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最初の2日間は、八つの委員会に分かれて協議が行われます。私が傍聴したのは、本校生徒2名が参加した「国際文化観光・スポーツ常任委員会」です。地域イベントをどのような方法で活性化させるかという課題に対して、SNSやクラウドファンディングの活用など様々な課題解決に向けた意見が出て、大変盛り上がりました。

この他にも、厚生常任委員会、産業労働常任員会、文教常任委員会など、実際の神奈川県議会の常任委員会と同様の委員会に分かれ、高校生たちが熱い議論を繰り広げています。

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本校から参加したのは、1年の石田遼さん(画像左側)と同じく1年の山口瑛亮さん(画像右側)です。彼らが議会の中で議論する姿は大変頼もしいものでした。

本校生徒は、この夏季休暇を利用してこのようなイベントに主体的に参加することにより、多様性を尊重して他者と協調し社会の変化に主体的に対応する力を付けています。

さて、今回は速報ということで、初日の様子をお伝えしましたが、後日、参加した本校生徒へのインタビューを特集したいと思います。ご期待ください。