更新日:2024年1月10日
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みなさんおはようございます!令和6(2024)年がスタートしました。しかし年が明けた1日の日に発生した令和6年能登半島地震には大変驚かされました。お亡くなりになりました方々のご冥福をお祈り申し上げます。また今なお安否不明な方は大勢いらっしゃいます。被災された方々、関係者の皆さまに深くお見舞い申し上げます。
ニュースによると、能登半島地震後、半島の各地の海岸では海底が盛り上がってあらわになったことが確認されています。国土地理院の分析などによると、こうした隆起は石川県の珠洲市から志賀町まで能登半島の北西岸の海岸線85キロにわたっており、海岸線が海側に約200メートル後退して陸地部分が広がった皆月湾の周辺では、最大4メートルの隆起がうかがえたようです。能登半島西端から佐渡島付近まで、約130~150キロメートルの断層が破壊されたことが地震や津波、隆起の原因のようです。このような自然の脅威に直面した時に、自分や家族、地域の方々の命を守るためどのような行動ができるのでしょうか。昨年行った避難訓練もそうですが、2学年の総合的な探究の時間の一つのプロジェクトでは、防災について、区役所の方をはじめ、外部の方々と一緒に探究活動を行ってくれています。答えは一つではないでしょう。答えのない問いを、ひとり一人が考えていかなくてはならないと思います。
さて、そんな新年の幕開けでしたが、横浜瀬谷高校にとって、うれしいニュースがありましたので紹介します。既に皆さんご承知の方も多いと思いますが、3年生の近藤直杜さんが、令和5年度特別国民体育大会(かごしま国体)ゴルフ競技少年男子団体戦で優勝そして、個人戦でも第5位になるという活躍をいたしました。瀬谷区新年祝賀会の中の瀬谷区生き生き区民顕彰式典で、区長より表彰されたのですが、近藤さんの顕彰は、昨年1年間で、全国大会に出場した様々な方々の中でもひときわ輝いており、会場からは、割れんばかりの拍手に包まれておりました。生徒の皆さんの今後の活躍にも大いに期待したいと思います。
1期生は、いよいよ大学入学共通テストが、13日(土曜日)、14日(日曜日)に行われます。一般受験の本番を迎えます。ここまで必死に頑張ってきた成果が出るわけですが、一番大切なことは、体調管理だと思います。そのためには、生活リズムを乱さぬように普段と同じ学校生活を続けることが大切だと思います。そして受験が終わった人たちも今まで以上に周りに気を使ってあげてください。高校生活も残り少ないですが、最後まで気を抜かずに、3月にみんな笑顔で卒業式を迎えられるようにしたいものです。
1、2年生も3学期はあっという間に過ぎてしまします。1日1日を大切にしてください。特に2年生は、1年後には共通テスト1週間前を迎えるわけです。一般的にこの3学期を3年生の0学期と捉え、自分の進路目標の宣言を行うことでモチベーションを高める取組があります。1年生は更に高い目標を宣言できるのではないでしょうか。
さて、最後になりますが、終業式で「輝く未来へ」という校歌を佐藤嘉風さんが生演奏してくれて、皆さんで歌いましたね。本校のホームページにも校歌のページがあり、佐藤さんの情報も出ていますので、良かったらご覧ください。
令和6年1月9日
神奈川県立横浜瀬谷高等学校
校長 小林 幸宏