更新日:2024年1月10日
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本校は、神奈川県の県立高校改革Ⅱ期実施計画により、瀬谷高校と瀬谷西高校が再編・統合され、令和5年4月に開校したばかりの全日制普通科の学校です。両校の良いところを合わせて、さらに発展していきたいと考えています。令和6年3月には、第1期生が、卒業する予定です。
横浜瀬谷高校での学校生活は、学校説明会でお話した通り、入学後に期待できることとして、学習、部活動、学校行事どれをとっても思いっきり打ちこめる環境があり、また「総合的な探究の時間」では、地域の企業や大学、自治体、NPO等と協働して社会課題に取り組む充実した学校生活が過ごせると考えています。
私たちは今、先⾏きが不透明で、将来の予測が困難な時代へ突入し、社会の急激な変化に対して、経験したことのない様々な課題に直面しています。そのような時代であるからこそ、未知の課題を解決する力、つまり正解がない問いへチャレンジする勇気が重要になってくるのではないでしょうか。そのためにも、自分の頭で考え、自分から進んで行動し、自分の言葉で表現する力が大切になります。社会の変化に適応し、たくましく生きていく資質・能力を、三年間で養っていきたいと考えています。
本校のグラデュエーション・ポリシーの一つが「自己肯定感を高め、持続可能な社会の創り手になれるよう育む」ことです。大きな夢や高い目標を持ち、色々なことに挑戦して失敗も経験して欲しいと考えています。失敗を繰り返すことで初めて成功が生まれるものだと考えるからです。そのためには、授業中に、たとえ不正解であっても、安心して回答できるような「心理的安全性」のある教室の居心地の良さが大切だと考えています。生徒一人ひとりを主語にする魅力ある学校づくりのために私たち職員も努力を惜しみません。
最後に令和5年12月に完成した横浜瀬谷高校の歌詞の一部を皆さんにお贈りします。
「何ができるかどこへ向かうか探す旅を始めよう。手の届く場所にある未来はすぐそこに」
令和6年1月
神奈川県立横浜瀬谷高等学校
校長 小林 幸宏