更新日:2024年5月30日

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2020年度の主な取り組み

 神奈川県の新型コロナウィルスに罹患された方々の受け入れ施設である湘南国際村センターのスタッフの皆さんに向け、マドレーヌの製造を行いました。

 1年生の食品製造実習で行い、100個のマドレーヌを製造し感謝の言葉とともに送らせていただきました。緊急事態宣言発令に伴い、たくさんの方々を受け入れている湘南国際村センターの看護師さんや職員の方々が、大変な業務の中で少しでも心休める時間を持っていただけたらと思います。

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 お忙しい中、心温まる素敵なお礼状を送っていただき、生徒・職員ともに大変嬉しく思っています。ありがとうございました。

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食品科学科3年生課題研究発表会

 食品科学科の3年生で行う課題研究は、食品に関連するテーマを生徒1人1テーマ設定し、1年間かけて計画・実験や実習・評価・まとめを行なっていきます。それぞれの研究成果については、11月の文化祭での中間発表(ポスター発表)、1月の課題研究発表(個人発表)にて報告をしてもらいます。

 今年度の課題研究発表会は、令和3年1月20日(水曜日)に本校視聴覚室で実施しました。1年間、各自が設定したテーマに沿って実施した課題研究についてプレゼンテーションソフトを使用し、1人5分で発表を行いました。一人ひとりが真剣に取り組み、質疑応答も積極的に発言がありました。大変良い発表会になったと思います。

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令和2年度相陵みその仕込み実習

 毎年、4月〜5月に食品科学科の2年生が行なっている相陵みそ仕込み実習ですが、今年は新型コロナウイルス感染症のまん延防止策としての学校休業により実施できていませんでした。

今年度は例年とは違う日程ですが、11月に入り実施することができました。生徒が宿泊実習で製造していた麦麹については、今年度に限り教員が製造しましたが、みその仕込み実習は授業内で行いました。食品科学科2年生38名が2週にわたり実習を行い、約520kgの麦味噌を仕込みました。しっかりと熟成させ、来年度の相陵祭(文化祭)で販売したいと考えています。

 

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麦麹 1.大豆の洗浄・浸漬

 

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2.大豆を蒸す 3.大豆と麦麹、塩を混合

 

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4.味噌こし機で砕く 5.樽に詰めて熟成

 

マドレーヌの製造

 食品科学科の定番商品であるマドレーヌは、畜産科学科で生産された「相こっこ卵」を使用しています。また、食品科学科で製造された「相陵みそ」を使ったみそ味のマドレーヌも人気の商品です。

不定期ではありますが校内販売や、毎月の相原夢工房などで販売しています。11月27日の夢工房では、総合ビジネス科の3年生がデザインした新ラベルのマドレーヌを販売しました。

これからもお互いの学習分野を活かし、農業科と商業科が連携して相原高校ブランドの商品を作り上げていければと思っています。

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                 6月9日1年生初めての授業

 分散登校が始まって、1年生の初めての授業が行われました。この日は、食品科学科で学ぶ専門科の授業についてのガイダンスや実習服の着こなしについて説明した後、圃場にでて「農業と環境」の授業を行ないました。「農業と環境」の授業では農業と環境の関わりを学ぶ中で作物の栽培や家畜の飼育などについても幅広く学習をする科目です。食品科学科では、作物の栽培から加工までを1年間かけて学びます。