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2018年度まで英語コースの設置や在県外国人等特別募集の実施が行われてきたことを背景に、国際理解教育、多文化共生教育を積極的に推進してきました。こうした教育環境のもと2008年にはAssisted Schools Project(ユネスコスクール)に加盟し、以後、国内外のユネスコスクールと協働で様々なプログラムを積極的に実施してきました。
近年では2017年度から国際理解教育の推進として、海外修学旅行を実施しています。また、委員会活動の一環として「ユネスコ委員会」を立ち上げ、姉妹校訪問団の受け入れ事業運営、服のチカラプロジェクトの推進、文化祭での展示など学校全体でユネスコ活動や国際交流活動に取り組むためのコーディネーター役として、メンバーたちの活躍が期待されます。
2018年度には加盟10周年の区切りを迎え、SDGs(Sustainable Development Goals、持続可能な開発目標)とESD(Education for Sustainable Development、持続可能な開発のための教育)をテーマとした授業も実施してきました。次の10年に向けて委員会、クラブ活動、学級、学校全体など、それぞれの場と機会に応じた形でESDの推進、SDGsへの取り組みなどを行っていきます。国内外の学校とも様々な協働プログラムや交流活動を実施することができたらと考えています。
1993年の外国語コースの設置後、1998年に初めてアメリカのクラウンポイント高校を訪問しました。クラウンポイントとは翌1999年に姉妹校協定を締結し、1998年の訪問が有馬高校における姉妹校交流の始まりとなりました。クラウンポイント高校とは2012年までの長い間交流を続けることができました。2013年にアメリカのバラード高校と2校目の姉妹校協定を締結しました。現在は、アメリカケンタッキー州のアサトン高校と韓国慶尚南道のドンウォン高校と姉妹校協定を結び、隔年で受け入れと派遣を行っています。
アサトン高校とは2015年に姉妹校協定を締結しました。
派遣時は夏休みを利用して約15名の生徒が10日間ほどの日程で訪問します。そのうち、3日間はシカゴ市内での研修、残りの7日間はアサトン高校のあるケンタッキー州に移動して、ホームステイを行います。アサトン高校では現地の授業に参加します。日本語の授業にも参加し、日本の文化や風習を紹介する活動も行います。
受け入れ時は本校の生徒がホストとなり、1週間授業に一緒に参加します。ホストとなる生徒だけでなく、クラスメートやほかのクラスの生徒も積極的に話しかけ、受け入れを楽しみつつ、交流を深めています。
ドンウォン高校とは2016年に姉妹校協定を締結しました。
派遣時は夏休みを利用して約15名の生徒が3日間ほどの日程で訪問します。そのうち1日はドンウォン高校を訪問し、お互いの文化を体験して交流を深めます。残りの2日間は釜山市内での研修や現地大学生との自主行動などで現地の文化を体験します。
受け入れ時は1日で、授業参加と歓迎セレモニーを行います。また、昼食時に自由参加の交流会を行うなどします。1日だけですが、お互いの連絡先を交換して、その後も交流を続ける生徒もいます。
2017年より3年間は治平高校(台湾)と交流しました。
現在は世界情勢を踏まえ、国内(40期生;沖縄、41期生;北海道)実施。
来年度(2025年秋)42期生は沖縄の予定です。
生徒が主体的に行動し成長する機会として、充実した行事を行っています。授業時間の確保との両立を図り、学力を伸ばすだけでなく人間として成長することを目指しています。学校行事一覧(令和6年度予定)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
English Day 遠足 実力試験 |
生徒総会 結団式 前期中間試験 |
体育祭準備 実力診断テスト 面談習慣 体育祭 |
前期期末試験 ドンウォン高校受入れ (ホームスティ) 球技大会 |
語学研修 アサトン高校派遣 (ホームスティ) |
文化祭 実力試験 |
後期中間試験1 修学旅行 |
健脚大会 |
後期中間試験2 |
実力模試 |
ロードレース大会 |
卒業式 学年末試験 合唱コンクール |
15の運動部、10の文化部があり、朝や放課後に活動を行っています。部活動の名前をクリックすることで、活動紹介をご覧いただけます。
剣道・サッカー(男子・女子)・少林寺拳法・水泳・ソフトテニス・卓球・ダンス・テニス(男子・女子)・バスケットボール(男子・女子)・バドミントン・バレーボール(男子・女子)・ハンドボール・野球・陸上競技・ワンダーフォーゲル
ESS(英語)・合唱・華道・軽音楽・茶道・写真・吹奏楽・生活文化研究・美術陶芸・文芸
有馬高校は平成31年(2019年)度より教育課程研究開発校の指定を受け、「総合的な探究の時間~SDGsをテーマとした展開に係る研究~」の研究開発に取り組んでいます。平成31年度入学生からは、SDGsをテーマとした探究的な活動を週1時間行っています。