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更新日:2021年1月26日
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*1年・2年の校内実習を紹介します。
ここに紹介した実習授業は、抜粋して一部を掲載しています。
掲載されてない授業やその他、ご不明な点がありましたら、お問い合わせください。
*下記をクリックしてください。指定のページに移動します。
**実習授業を臨む前に**
・実習室入る時、先生から髪、身だしなみ、爪のチェックがあります。
・実習前は必ず、石鹸で手を洗浄します。
*1年生は、看護の心得を含んだ専門知識と技術を学びます。
**~看護とは~グループワーク・発表**
1年生で、初めて学習するテーマです。
各グループ内で、「看護とは何か」をそれぞれ話し合い、意見をまとめたものを、模造紙で作成し、グループ発表の準備をします。
グループ発表では、各グループで工夫を凝らし、ユニークな背景やストーリーでわかりやすく説明をしています。発表後、意見を出し合い、みんなで、「看護とは何か」を深めていきます。
<グループワーク>
改めて「看護」とは何? | 意見を模造紙に まとめます |
わかりやすいように 色分けして |
<グループ発表>
**ベッドメイキング**
1年生で、初めて学習する実技です。
病院のベッドの上で過ごす患者さまのために、必要不可欠なもっとも基本的技術です。
少しでも快適なベッドの上で過ごしていただけるような心得で、ベッドメイキングすることは非常に重要です。
3回の授業内で、修得したのち、授業内でベッドメイキング実技試験を行います。
2人1組でシーツを ピーンと伸ばして |
角を三角に折ります | わかりやすいように 色分けして |
**ベッドメイキング実技試験**
3回の授業内で、修得したのち、授業内でベッドメイキング実技試験を行います。
実技試験前は、放課後に先生の巡回指導のもとで、練習します。
実技試験は、制限時間内に手際よく美しくベッドメイキングができるか、テストします。
試験前の緊張が |
ベッドメイキング |
試験後シーツの |
**コミュニケーション**
コミュニケーションの基本姿勢等の基本的な知識を学んだ後で、5月の臨地実習に向けて相手(患者)とのコミュニケーションを通じて、相手(患者)の気持ちを理解しようとする傾聴についての実技を学びます。
1グループ(4人)で、看護師役、患者役、撮影者(タブレット使用)、観察者(看護師役と患者役のやりとりで気づいたことを書きとる)をローテーションで行います。患者役だけには、事例の内容(患者情報)が伝えられ、それを元に役作りして看護師役と会話します。事例終了後、各グループで振り返りを行い気づきや学びを活かし、コミュニケーション技術の習得に努めます。
医療の現場においてコミュニケーションスキルは不可欠です。
看護師は、患者とのコミュニケーションを通じて、患者の心に寄り添うことで、会話の背景にある本心に気づきます。このように患者の悩みや不安を把握することで、その軽減に努めることは、治療を円滑に進められ、病気の快復へと導くことができる一助となるのです。そのためにコミュニケーション能力を養うことが重要です。
患者様への声掛け | 会話を撮影 | 撮影した映像を チェックしながら振り返り |
**洗髪**
自分で洗髪できない患者や安静が必要な患者に安全・安楽に配慮しながら、ベッドの上で寝たままケリーパッドを用いた洗髪の方法を習得します。
先生による デモン |
髪をブラッシング | 髪をぬらす |
シャンプーで洗髪 | 髪をゆすぐ | 髪をタオルで拭く |
**臥床患者のシーツ交換**
安静臥床で体位交換が必要な患者のシーツ交換を学習します。
2人1組で協力して患者の安全面や清潔面を配慮しながら、就床患者のシーツ交換を行います。
2年生でもこの実習は行われますが、もう少し応用的な実習内容となっています。
詳細は、2年基礎看護「臥床患者のシーツ交換」をご覧ください。
**食事の援助**
患者に合わせた食事の援助方法を学びます。
①車椅子の患者 ②ベッド上で安静の患者の2つの事例について、個々の患者の状態をよく観察し安全で適切な食事ができるように援助します。
<車椅子の患者の援助>
車椅子の患者の食事 | 食事援助の様子 | 歯磨きの援助 |
<ベッド上で安静の患者の援助>
ベッド上で安静の |
食事援助の様子 | 歯磨きの援助 |
**ナイチンゲール**
ナイチンゲールの看護の考えをまとめた教本「看護覚え書」から課題(1年基礎看護の課題とは異なります)を提示され、各自レポートにまとめます。
グループワークでは、課題別に話し合い、まとめて発表します。
ナイチンゲールの考える看護を知り、グループワークにより、他者の意見を知り、まとめる力・発表能力を高めます。
入学後すぐに、「看護とは何か」について各自の考えを出し合い、グループ発表しましたが、1年間の校外実習・校内実習で学び、今回、ナイチンゲールが考えた看護のも触れて改めて「看護とは何か」について考える機会となります。
<グループワーク>
ナイチンゲールの看護の教本「看護覚え書」 |
意見を模造紙に |
課題について |
<グループ発表・・各グループで工夫して発表>
課題「換気と保温」 | 課題 「部屋と壁の清潔」 |
課題 「陽光とからだの清潔」 |
*2年生は、1年生での基礎の学びから更に臨地実習に向けてステップアップして学びます。
**血圧測定**
血圧の正常値・異常値など血圧に関する知識を理解し、実際に病院で使用されている水銀血圧計の測定方法を習得し、安全に正確に測定できるようにします。
2人一組で、患者役と看護師役となり「触診法」と「聴診法」を行い、測定します。
血圧測定方法の講義中 | 触診法 |
聴診法 | 最後に使用後は消毒をします |
**臥床患者のシーツ交換**
安静臥床で体位交換が必要な患者のシーツ交換です。患者の安全面や清潔面を配慮しながら、就床患者のシーツ交換を行います。1年生では基本的な実技習得しましたが、その応用的な内容です。
基本的な内容を学んだ後、患者の状態設定でのシーツ交換の事前課題(宿題)が与えられ、各グループ(3~4人)で話し合い、実際にベッド、シーツ等を使用して試行錯誤しながら考え、次の時間に、実習によるグループ発表を行います。発表後、先生によるデモンストレーションがあり、生徒が自分たちの考えを再認識し、不明だった点も理解します。
講義中 | グループで 話し合い中 |
実習中 |
実習中 | グループ発表 | 先生によるデモン ストレーション |
**コミュニケーション**
5月に実施したコミュニケーションの基本姿勢等の授業の振り返りを行った後で、12月の臨地実習に向けて相手(患者)とのコミュニケーションを通じて、相手(患者)の気持ちを理解しようとする傾聴について学びます。
1グループ(4人)で、看護師役、患者役、撮影者(タブレット使用)、観察者(看護師役と患者役のやりとりで気づいたことを書きとる)をローテーションで行います。患者役だけには、事例の内容(患者情報)が伝えられ、それを元に役作りして看護師役と会話します。事例終了後、各グループで振り返りを行い気づきや学びを活かし、コミュニケーション技術の習得に努めます。
看護師は、患者とのコミュニケーションを通じて、患者の心に寄り添うことで、会話の背景にある本心に気づきます。このように患者の悩みや不安を把握することで、病気の快復へと導くことができるためにコミュニケーション能力を養うことが重要です。
講義中 | 実習中 |
実習中 | 振り返りをします |
**ナイチンゲール**
ナイチンゲールの看護の考えをまとめた教本「看護覚え書」から課題(1年基礎看護の課題とは異なります)を提示され、各自レポートにまとめます。
グループワークでは、課題別に話し合い、まとめて発表します。
ナイチンゲールの考える看護を知り、グループワークにより、他者の意見を知り、まとめる力・発表能力を高めます。
1年から看護を学び、2年生の病院実習などを経て、今回のナイチンゲールの看護の考えも触れ、看護についてさらに深めることができます。
ナイチンゲールの看護の教本「看護覚え書」 | 工夫して発表します | 各班の感想を記入します |