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更新日:2023年8月15日

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第1回学校運営協議会

令和5年度 第1回学校運営協議会 議事録

【学校評価部会・キャリア部会・地域連携部会】

1 日 時 令和5年度6月13日(火曜日)15時00分~16時30分

2 会 場 県立横浜清陵高等学校 会議室、図書室

3 出席者 学校運営協議会委員5名(4名欠席)

県立横浜清陵高等学校教職員10名

4 協議内容

(1)学校評価部会(全体会)

1.学校教育計画、グランドデザイン等について(校長)
  • 学校教育計画について
    令和4年度入学生から新課程が始まり、進学重視の教育課程の編成を達成した。今年度は4年間の最後の年となる。これまでの総括のためにもご意見をいただきたい。
  • 総合的な探究の時間
    総合的な探究の時間は今年度も指定校となっている。
  • 行事の様子
    体育祭において一生懸命に取り組む生徒たちの元気な声に感動した。
  • SSWの配置
    今年度より全校でSSWが配置されることになった。
  • 進路
    進路支援についてはますます力を注ぎたい。一年生の入学時の学力は悪くないが、三年次になると成績が下がる現在の現状を改善することが今後の課題である。
  • 在県外国人生徒支援
    在県生徒は文化の違いなど課題の多い生徒が多数いる。
  • 地域との連携
    コロナにより地域連携ができていなかったが、今年度はまた活動を再開させていきたい。
  • 広報活動
    ホームページについて、清陵ナビを新たなスタイルで引継ぎ、日々の教育活動を随時情報発信していく。

2.各グループ業務内容、昨年度の全体的な振返り(高村)

(意見)

スタディサプリの導入経緯は。(委員)

コロナ禍の補助教材の位置づけとして導入を開始した。しかし、動画の視聴率は低く、本校の生徒はなかなか自分自身で学習することができていない。そのような経緯から、3年次は希望者のみの加入に変更。(事務局)

生徒の主体性や協調性をどう伸ばしているのか。(委員)

枠組みの提示や安全性の確保は教員側から指示をしている。例えば、昨年度の体育祭実行委員の意見により、今年度の体育祭では騎馬戦が導入された。何をしたら良いのかという筋道は教員側で示す中で、生徒たち自身で取り組ませ、教員はサポート側に回るようにしている。
(事務局)

総合的な探究の時間では、インプットで終わらせる従来の学習ではなく、自らが方法を学びながら取り組み探究していくことを目指している。(事務局)

教員による授業の仕方が、以前と比較して劇的に進化している。本校の生徒に合う授業展開がされている。生徒との面談実施は教員への負担は多いと思うが、ガイダンスルームに相談に来る生徒は担任との話をきっかけとしていることが多いので、非常に意味があるものだと思う。    (委員)

3.令和5年度 学校評価報告書目標設定について
(意見)

地域との協働ができるとよいのではないか。
例えば、清水ケ丘公園の清掃活動等の貢献をし、タウンニュースに活動を売り込むなどアピールしてもよいのではないか。(委員)

清水ケ丘保育園の園児と清陵高校の生徒との交流を地域の方に見てもらうこともよいのではないか。交流ができるとよい。(委員)

1・2年次の三者面談等において、清陵高校では推薦入試を推しているように受け取ったが、実際はそうではないということを知りやや驚いた。(委員)

行きたい大学への進学を諦めるのではなく、一般受験へ挑戦するよう面談で指導している。
(事務局)

行きたい大学に進学をしているのか。行ける大学に進学しており、安全志向になっていないかということについて要検証。(事務局)

大学に入学後の生徒の学力差が激しい。(委員)

  

(2)キャリア部会

◎本校におけるキャリア教育の課題、改善点についての協議

(意見)

行きたい大学ではなく行ける大学になっていないか。(委員)

指定校の進学者は成績上位者が行っているのが実情。受験生の合格者に対して全入ではなく半分程度となっており、その進学者のほとんどが指定校推薦。(事務局)目的を持てていないから頑張らないのでは。社会のことをたくさん知って目標を持ってほしい     
また、自分の位置(実力)を知り現状と理想のギャップは何なのか知ることが必要。模試等を    用いて生徒に意識を持たせることが課題。(事務局)

高校生は安定を求め、不合格の場合のリスクを避けているように見える。保護者から自身の仕事について話をしてもらう企画をしてみるのはどうか。(委員)

野球部で保護者の方に、自身の職業について話してもらった際は生徒たちがよく聞いていた。大学の魅力を聞かないと生徒たちは興味を持てない。(事務局)

高校入学時から安全志向な生徒が多い。妥協で志望校を選んで受験し、また英語力が低い生徒が本校の生徒には多い。大学入試もそのままの傾向を引きずっているのではないか。(委員)

英検について、今年は9月に希望者のみ実施。来年度より1・2年次で全員実施。今まで年次ごとでの取組となっていたが、それぞれの年次でどういった段階を踏んで取組ませればよいか検討する必要がある。1年次のうちからしっかりと指導して継続し、自信を付けさせる必要がある。(事務局)

次年度の入学者選抜より科目による重み付けはなくなる。(事務局)

 

(3)地域連携部会

   ◎地域連携の視点から各グループでの取組について協議

○企画広報グループより

  • 地域清掃ボランティアについて
    地域清掃を通して生徒の積極性を引き出したい。
  • 保育園ボランティアについて
    生徒が熱心に参加しているので、参加人数を増やしたい。生き方を学ぶ場にしたい。
  • 小中学校との連携について
    中学生との部活動交流を行っている。

○生徒支援グループより

  • 8月はどんどん商店街縁日や南祭りが復活する。
    ボランティア委員会を通して社会福祉協議会とのつながりを作りたい。
  • 文化祭は10/7実施予定。コロナ前と同じ状況での開催となるので、地域の人に活動を見てもらえる場としたい。

○生徒指導グループより

  • 登校指導や不審者対策等について
    小中高で連携して実施できる機会を持ちたい。

   ○管理運営グループより

  • 防災活動における地域との連携
    コロナ以前は避難訓練時に保育園と協力をして行っていて地域からの評価も受けていた。地域ケアプラザとの連携も進めたい。

(意見)

  • 実施した連携に対して、地域からのフィードバックを得られるとよい。(委員)
  • コロナ以前には、避難訓練時に高校生が園児の手を引いて避難する場面もあった。園児にとっても園外の方との交流は非常に意義がある。高齢者の方の反応においても園児が自信を持ち自己肯定感を強める機会にもなる。高校生には吹奏楽部等の部活動による交流に期待したい。また、保育園同士の交流の場もあり、11/7にイベントを予定している。高校生に向けてもスタッフとして公募のポスターを提示したい。放課後の時間を利用して、部活動等による活動を進めていき、生徒の主体性を引き出すような効果が望まれる。
    (委員)
  • まずは大人たちが連携を取る(互いにオファーする)ことでスモールステップによる実行を進める中で、一方的な貢献だけではなく、高校生自身に自信を持たせるきっかけにしてほしい。(委員)
  • 生徒会の生徒との話し合いの機会を持たせて、色々な意見を出す中でやりたいことをやってみてほしい。保育園児もサークルトークを行って、活発に意見を出している。(委員)

 

(4)学校評価部会(全体会)

キャリア部会および地域連携部会からそれぞれ部会の内容報告

報告については(2)(3)を参照。

閉会の時間が迫っていたため報告後終了。

 

 

令和5年度 第1回学校運営協議会・評価部会 名簿(敬称略)

【学校運営協議会】

 

 

 

氏名

 

 

所属

キャリア部会

地域連携部会

出欠

会長

岡明 秀忠

明治学院大学 文学部 教授

 

副会長

田邊 克彦

元 神奈川県総合教育センター 所長

 

木川 英美

清水ヶ丘保育園 園長

 

平戸 明彦

横浜清陵高等学校 キャリアアドバイザー(元河合塾校舎長)

 

熊切 隆

横浜市立蒔田中学校 校長

 

岩田 力

太田地区町内連合会 会長

 

肥後 あす香

神奈川県立横浜清陵高等学校PTA会長

 

山田 尋通

横浜市立南太田小学校 校長

 

土佐 明美

神奈川県立横浜清陵高等学校 校長

 

【事務局】

副校長

山口 修司

 

教頭

小澤 美紀

 

事務長

長谷川 浩

 

総括教諭

髙村 正満

企画広報グループGL

秋月 和宏

学習支援グループGL

高橋 伸行

キャリアガイダンスグループGL

林 玲子

生徒支援グループGL

市口 勇志

生徒指導グループGL

中西 宏光

管理運営グループGL

10

教諭

平本 美咲

企画広報グループ

11

舩田 弘子