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更新日:2024年3月29日

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第3回学校運営協議会

令和5年度 第3回学校運営協議会 議事録

【学校評価部会・キャリア部会・地域連携部会】

1 日 時 令和6年3月12日(火曜日)16時10分~16時50分

2 会 場 県立横浜清陵高等学校 会議室

3 出席者 学校運営協議会委員6名(3名欠席)

県立横浜清陵高等学校教職員12名

4 協議内容

(1)令和5年度 学校評価グループ目標設定 最終報告について

  • 教育課程学習指導

〔意見〕

課題・改善方策等について。「~させたい」「~の見通しである」ではなく、「~する」「引き続き~である」という形に表現を修正して反映を。(委員
授業に探究のプロセスを取り入れることについて。探究的な視点を取り入れているかは、実際のところ、先生によって差がある。(委員
よい授業は共有するなど、全体に広げていくべきである。今年は、ベテランの教員も公開研究授業を行っており、若手教員も大いに参考になったのではないだろうか。研究授業というと、若手の先生が行うことが多いが、様々な年代の先生が研究授業を行うことで、全体で様々なスキル共有が図ることができる。(委員

  • (幼児・児童・)生徒指導・支援

〔意見〕

サポートドックの結果が見えづらい。(委員
効果があった生徒もいる。質問が抽象的であったこともあり、誤解答が多かったり、対象者が想定よりも膨れ上がってしまったりということがあった。また、プッシュ型面談は授業中に実施するため、授業を優先させたいと考える生徒もいた。期間は9月と11月という短いスパンであったため、担任など実施側に負担が大きかった。来年度は5月と11月に実施予定であるので、今年度よりは負担感が減ると思われる。(事務局
プッシュ型ということで、これまで埋もれていた生徒たちにも積極的に働きかけを行うことができた。(事務局
これまでスクールカウンセラー(SC)やスクールソーシャルワーカー(SSW)に相談する機会が持てなかった生徒にも支援が行き届いた。しかしその半面、普段利用している生徒にとっては、面談の予約枠が少なくなってしまった。(事務局
いじめアンケートについて。「実施時期が重なっているので、来年度の活用法を再検討する」とのことだが、サポートドックでの質問と内容が被っているから実施や活用法を再検討するのか、それともいじめアンケートの結果を鑑みて再検討を考えているのかわかりにくい。(委員
頭髪等の指導について。子どもの様子を見て、在学中、しっかり指導をされていたのだということが分かった。(委員
次年度以降の4年間の目標の策定を。(委員

  • 進路指導・支援

〔意見〕

今年度の本校入試倍率が約1.5倍であったのは、学校として地域からある程度認められていることの表れであろう。出口としての進路の結果はまだまとまっていないが、楽しみである。(委員
取組の内容の評価の観点で総合型選抜の受験者数が増えたか否かについて挙げられていた。この点について、結果が見えない。(委員
探究を1・2年次で行い、3年次にそれを進学に利用するということを考えて、総合型選抜の受験者の増加を挙げた。今年度、総合型選抜を利用する生徒が増加したということで、一定の成果はあった。(事務局
以前、大学受験に関して、生徒が指定校推薦に流れているということが話題に上がった。易きに流れず、生徒自身の希望進路に合わせた大学選びを促していくために、全職員が一致した姿勢であたるような取り組みができるよう明記するとよいのではないか。本当に生徒自身の進路が実現できているか検討していただきたい。(委員
これまで、学校全体としては外部の全国模試を受験する機会を設けていなかったので、担任を始めとする職員が生徒の実力について把握しきれていなかった。そのため、生徒の実力に基づいた大学の選び方をきめ細やかに指導することが難しかった。今年度からは全国模試を実施している。今年度の3年次生については、4月に全国模試を行い、自分自身の立ち位置を把握するということを行った。また、教員を対象とした振り返りを実施することで、進路決定の助けになったのではないかと考える。この取り組みは今後も継続し、3年間を通して一貫した進路指導を行う。(事務局)

  • 地域等との協働

〔意見〕

コロナによる活動の自粛が終わり、文化祭でのPTA出店など、関わりを持つことができてよかった。これからも継続していきたい。(委員
地域での交流、保育園ボランティアなども再開した。本校からの参加生徒も増加してよかった。吹奏楽部など部活動単位での交流など、活動を広げてみてはいかがだろうか。(委員
 

(2)令和5年度 魅力と特色ある県立高校づくりについてのアンケートから(企画広報G 宮﨑)

  • 生徒対象のアンケートについて。

殆どの項目について、好意的な回答が90%を超えていた。昨年度と比較して。「高校生活を振り返ってみて、あなたが通っている高校に満足していますか」という質問に対して、「満足している」や「どちらかといえば満足している」が約75%であったものが、今年度は94%超であった。コロナの影響で長らく行事を自粛していたが、昨年の5月に解禁され、今年度の3年生は最後に良い思い出を作ることができたという点が影響しているのではないか。

  • 保護者対象のアンケートについて。
    「学校での保護者会や社会人のための講座、施設開放など、学校での活動に参加できたと思いますか」という質問に対して、今年度は「満足している」や「どちらかといえば満足している」が約70%である。昨年度は約30%であり、ネガティブな意見が多かった。PTAによる豚汁デーや文化祭への出店などへの参加からこのような結果が出たと考えられる。「高校から保護者に対して積極的に情報が提供され、学校の様子が良くわかったと思いますか」という質問については、昨年度は「満足している」や「どちらかといえば満足している」が50%程であったものが、今年度は80%を超えている。

〔意見〕

学校からの発信が受け止められたことの表れだと思う。(委員
保育園でも、コロナが明けたことで、保護者の満足度が上がっている。大人も子どもも、やりたい気持ちがあったのだと思う。(委員
子どもも高校生活が本当に楽しかったと言っている。今年は豚汁デーなどでも保護者が関わることができた。PTA役員を引き受けることには後ろ向きだが、子どもと学校の活動には関わりたいという保護者は多い。コロナによる制約がなくなったので、今後もより活動を活性化させたい。(委員
今回の好意的な意見は、PTAの活躍あっての結果である。(事務局)
保護者による回答が92件である。生徒も50名程が未回答である。回答率を上げ、サイレントマジョリティーの意見をすくい上げる手立てを考える必要がある。(委員
公開研究授業や横浜南地区探究的学習発表会など、一部の生徒の様子しか見ることができていないが、日頃の成果の結果ではないだろうか。今後も引き続き取り組みの改善・継続を。アンケートの回答率については、先生方のクラス運営という範囲などでデータをとって学校運営に生かすというのもよいのでは。全体のアンケートとなると、回答率が低下し、良くも悪くも集約されてしまう面がある。(委員
 

(3)その他

報告書および次年度以降4年間の目標については、今回のご意見を踏まえ改善をする。(校長)

  • 次年度以降の委員について。
  • 3月15日(金曜日)に岡明会長による生徒への講演会を行う。

令和6年度 第1回学校運営協議会は5月上旬開催予定である旨確認し、会議終了。

以上

 

令和5年度 第3回学校運営協議会・評価部会 名簿(敬称略)

【学校運営協議会】

 

 

 

氏名

 

 

所属

キャリア部会

地域連携部会

出欠

会長

岡明 秀忠

明治学院大学 文学部 教授

 

副会長

田邊 克彦

元 神奈川県総合教育センター 所長

 

1

木川 英美

清水ヶ丘保育園 園長

 

2

平戸 明彦

横浜清陵高等学校 キャリアアドバイザー(元河合塾校舎長)

 

3

熊切 隆

横浜市立蒔田中学校 校長

 

4

岩田 力

太田地区町内連合会 会長

 

5

肥後 あす香

神奈川県立横浜清陵高等学校PTA会長

 

6

山田 尋通

横浜市立南太田小学校 校長

 

7

土佐 明美

神奈川県立横浜清陵高等学校 校長

 

【事務局】

1

副校長

山口 修司

 

2

教頭

小澤 美紀

 

3

事務長

長谷川 浩

 

4

総括教諭

髙村 正満

企画広報グループGL

5

秋月 和宏

学習支援グループGL

6

高橋 伸行

キャリアガイダンスグループGL

7

林 玲子

生徒支援グループGL

8

市口 勇志

生徒指導グループGL

9

中西 宏光

管理運営グループGL

10

教諭

宮﨑 康太

企画広報グループ

11

舩田 弘子

12

横田 遥