横浜国際高等学校 > 特色
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英語に関して高度な必修科目と多彩な選択科目を設置し、少人数展開できめ細かい指導を行います。本校には指導経験豊富なネイティブ講師が多く配置されており、英語の4技能を総合的に伸ばすための機会が授業内に多数設定されています。英語で書かれた文を読み、生徒によるプレゼンテーションや意見交換、ペア・グループでの発表等を多く行うことで、内容を深めていきます。本校では、民間の英語4技能試験への準備の機会を提供する観点からも、生徒全員が毎年継続して英語外部試験(TOEFL ITP)を受験します。CEFR(語学力のレベルを示す国際標準規格)において、B1/B2レベル以上を本校3年生の到達目標とし、カリキュラムを設計しています。
1年次生はフランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、ハングル、アラビア語の中から全員一つの言語を選択します。国際科の生徒は、希望に応じて3年間継続して第二外国語を学習することができます(IBコース生は、1年次のみ第2外国語を選択して履修することができます)。どの言語でもネイティブ講師による授業が行われています。毎年多数の生徒が第2外国語関連のコンテストや検定試験の受験にチャレンジしています。
1年次…「SR(Subject Research)」
講演会やワークショップを通して研究テーマを設定します。
2年次…「PR(Project Research)」
1年次で設定したテーマに基づき、日本語による論文作成と発表を行います。
3年次…「DR(Discussion and Research)」
2年次までの研究成果を深め、英語による論文作成を行います。
国際バカロレアコース生…1年次4月~12月ではディプロマ・プログラム開始に向けての準備を、1年次1月から3年次には「知の理論」(Theory of Knowledge、TOK)の授業を行います。
国際科の専門高校であることを生かし、多数の行事が行われています。1年次生が全員参加する「英語合宿」では、ネイティブ講師によるレッスンや活動を行い、楽しみながら高度な英語力をつけます。英語によるプレゼンテーション力のほかに、リーダーシップ、コミュニケーション、積極性や協調性が身につくプログラムです。サマープログラムには「テーブルマナー講習会」「東京外国語大学訪問」のような、キャリア形成意識の醸成を支援するような教科横断型の活動も用意されています。そのほか、「YIS英語スピーチコンテスト」、「アジアスポーツフェスタ」、姉妹校生徒来校時の「歓迎式」や「フェアウェルパーティ」、スタディツアー参加生徒や姉妹校訪問など、国際交流活動に参加した生徒による「報告会」など、世界の多様な考え方や文化にふれることのできる機会が多数用意されています。
コロナ禍により実際の渡航を伴う交流活動ができなかった期間は各姉妹校等とオンラインでの交流を実施しました。規制緩和に伴い今年(令和5年)3~5月にかけてフランス姉妹校との個人交換留学を実施しました(訪問3週間、受入3週間)。姉妹校交流では来年1月に韓国姉妹校の受入れ、3月にはオーストラリアと台湾の姉妹校訪問を予定しています。また今年4月からタイの留学生を受入れており、YIS生との交流を深めています。