更新日:2024年4月26日

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  本校は、平成15年11月1日に、柿生西高校と現在の麻生支援学校の場所にあ   った柿生高校との再編統合により、単位制総合学科の高校として設置され、平成16年4月に第1期生を迎え入れ、開校しました。そして令和6年11月に20周年記念式典を行いました。

 麻生総合高校の第1回入学式の後の開校式は、「世界に一つだけの花」の合唱、開校宣言リレー、夢を書いた短冊を付けた風船を飛ばすなど、入学制有志による委員会が企画した、生徒中心の式典だったそうです。

 昨年の20周年記念式典では、司会・看板の揮毫、式場を飾る生け花、開式・閉式のことばはすべて生徒が行いました。また、続いて開催した芸術鑑賞教室では、プロのオーケストラと音楽の選択科目を履修している生徒達との合奏を披露しました。

 開校時から20年たっても、麻生総合高校は、生徒中心の生徒が輝くための総合学科高校であり続けています。

 麻生総合高校は、総合学科の特徴を理解し、その仕組みを活かして学ぶ意欲のある生徒、これまであまり得意ではなかったことも、力を伸ばそうとするチャレンジ精神のある生徒、自分や周りの人たちと向き合い、将来よりよい職業生活や社会をつくろうとする生徒のための学校です。

 本校では、1年次からの基本的な学習、2年次からの4系列の多様な選択科目、短期集中科目、3つのガイダンス科目「産業社会と人間(1年次)」、「総合的な探究の時間(2年次)」、「課題研究(3年次)」を通して、自己理解と将来の進路や生活について主体的に学びます。

 また、授業や部活動、行事などでは麻生区の協力による文化部や授業の作品の公開や町内会との協働による地域花壇の整備、お祭りへの参加、企業・大学・専門各種学校による授業への講師派遣など、地域の方々や企業、学校等の支援により、生徒たちの多様な経験の機会を設けさせていただいています。令和6年は昨年まで参加できなかった機会にも挑戦していきます。

 令和4年の秋に、本校は再編統合の対象校として発表されましたが、令和7年4月の入学生が卒業する令和10年3月まで、現在の場所、川崎市麻生区片平で生徒達は学び続けます。また、令和8年に横浜市に新しくできる総合学科の高校に本校の教育活動は受け継がれます。麻生総合高校は生徒がいる限り、『輝け!Only One 豊かな学びが、きみをはぐくむ』ために、これまでコロナ禍で3年間できなかったことの再開、新しいことへの挑戦により、生徒が輝く学校であり続けます。

 

神奈川県立麻生総合高等学校 第8代校長 千葉 美希子