釜利谷高等学校 > 学校概要 > 令和5年度 校長通信(下半期) > 令和6年3月 校長通信
更新日:2024年5月7日
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修了式では、今年で退職を迎える校長からの最後の授業として「もう一人の自分が見ている。自分に恥じない生き方をしていこう。勉強しよう。物事に誠実に向き合おう。それが自信につながる。釜利谷の生徒たちは限りない伸びしろがある。自分の限られたいのちの時間を思う存分生きて自分の持っている時間を輝かせて生きていこう」という話をしました。次に、漢字検定試験で優秀な成績を納めた生徒の皆さんを表彰しました。最後に、クラス交流会で3位までに入賞したクラスを生徒会長から表彰しました。
修了式後に、今年度で退職する先生と転勤される先生がお別れの挨拶をしました。音楽科の先生のフルートと私のピアノで「You Raise Me Up」で生徒にエールを贈りました。先生方の最後の授業を、生徒たちは真剣に受けていました。先生方、これまで釜利谷高校のためにご尽力くださり、ありがとうございました。私もこの3月末をもって、退職いたします。皆様方には多方面から応援していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。お世話になりありがとうございました。
19日と21日にクラス交流会を行いました。体育館でドッチビー、格技場でボッチャの2つの種目に分かれて行いました。どちらの会場でも熱戦が繰り広げられていました。
2年生を対象に、3月14日から3日間にわたり、進学希望者、就職希望者に分けて進路説明会を行いました。身だしなみチェックに合格した生徒は、視聴覚室で行う説明会に参加し、今後の流れや、今やるべきことを大変真剣な表情で聞いていました。
1、2年の音楽の授業では合唱に取り組みました。本日は最後の授業で、担任や学年の先生方の前で演奏を披露してくれました。歌詞に思いを乗せて表現する姿が素晴らしかったです。合唱っていいですね。私も与那先生と連弾でお返しをしました。
本日、SSE(コミュニケーション能力を高めるソーシャルスキルエデュケーションを取り入れたトレーニング)を全クラスで、担任が行いました。1年生のクラスを覗いてみたら、グループに分かれ、クラスメートの「良いところ探し」を発表しあって、発表後は拍手をして互いを認め合っていました。さらに、「アルバイト探し」のシートを用い、希望するアルバイトの順位づけを発表し、互いの価値観の違いを知り、自己理解・他者理解につなげていました。SSEでは、「自分をコントロールする力」「人とかかわる力」「トラブルに対処する力」を高める本校独自の取り組みです。
美術の授業では、自分で選んだ本やマンガのキャラクターやイメージをモチーフにしたモビール(紙や木でできたモチーフをワイヤーで天秤型につるした装飾品)を作りました。図書室に飾ってあると聞いたので、早速見に行ってみると、大変かわいらしいモビールがゆらゆら揺れて、素敵な空間になっていました。
本日は、4月に入学する予定の生徒さんと保護者の方を対象にした説明会でした。副校長のご挨拶の後、本校での学習と授業の約束事等学校生活に関する様々なお話や、入学式までの宿題である「これまでの私とこれからの私」の作文の説明をしました。また、PTA会長さんからは、PTA活動の説明とお誘いがありました。入学式までの間に、釜利谷高校の生徒になるための準備をして、4月から新たな一歩を踏み出せるようにしましょう。
探究的学習発表会が横浜清陵高校でありました。横浜南地区の高校の代表生徒が、自分が取り組んだ探究的な学びについて、ポスター発表を行いました。本校からは1年生の中村さんが、「保育士と園児がお互い過ごしやすい保育園を作るには」というテーマで発表しました。保育士が少ない理由や保育士の仕事の現状を考察し、課題解決に向けた意見をまとめていました。会場の先生方からの質問にもしっかりと自分なりの意見を述べ、大変立派な発表でした。
「もっと勉強したい」「授業の復習をしたい」「受験勉強したい」というような生徒のニーズに合わせて毎週土曜日に開講している「土曜講座」。午前中の3時間、「国語」「数学」「英語」の講座を学年別に行っています。今日は最終日で授業後に閉講式を行いました。参加した生徒からは「昨年から継続して今年も参加できてよかった」「大学生は優しくて、わかりやすく教えていただいた」「家以外で勉強できる場所を作っていただいてよかった」という感想を述べてくれました。卒業生でもある講師の方からは「教職を目指す自分にとって大学1年生でこのような経験ができてよかった。生徒さんたちは、土曜日に登校して勉強できたことを誇ってほしい」また、別の講師の方からは「教えたことがわかってくれた時の喜びを知り、やはり先生になりたいと思った」という声が聞かれました。土曜教室に参加された方、皆さんの成長の場になったことがうれしいです。1年間お疲れさまでした。
朝方の雨も上がり、春の到来が感じられる中、38期生の卒業式が行われました。新型コロナウイルスの影響で、お呼びできなかった来賓の方々も今年はご臨席いただき、また多くの保護者の方々にも参列していただく中、みんなで卒業生をお祝いし見送ることができました。体育館は、厳粛な中にも温かな雰囲気に包まれていました。式後の教室では、初めて卒業生を送り出す担任の先生やベテランの先生方が黒板に卒業生へ贈る詩を書いたり、集合写真を撮ったり、卒業アルバムにメッセージを書くなど、クラスそれぞれ、最後のホームルームの時間をいとおしんでいました。
38期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!