更新日:2021年3月2日
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2月/3月
修悠館生へ
校長原口瑞
本日は理科の先生たちが始めた自主研修会を紹介します。
今年4月に理科部会で大活躍されている先生が着任され、
「理科が大好きです。理科のことなら何でも聞いてください」
と言われたため、若い先生たちが4月からずっと「校内理科
研修をやりたい」と考えてやっと1回目が実現したところです。
第1回テーマは「ウミホタル発光実験」近藤師匠と6大弟子
弟子●「ミジンコみたい!」師匠○「ミジンコの仲間です」
●「どういう条件で光るんですか?」
○「びっくりしたとき、夜食べられそうになったときも光ります。
でも本当はよくわかっていないんです」
●「どうやってとるんですか?」○「わなをしかけてとるんです」
○「ではやってみましょう」●「オオッ!!!」
●「『科学と人間生活』の2通目で生徒にみせたいね」「いいね!」
●「電気分解やろうとしたら中にウミホタルがいたというのはどう?」(笑)
やはり勉強とは楽しいものですね。うらやましい自主研修です。
‣何やら動く小さな生き物が |
‣大きくしてみると |
‣「ストッキングにエサを入れて このワナを海に投げ入れます」 |
‣「たくさんいるときは 5分でとれます」 |
‣「ではやってみましょう」 |
‣「さぁ行きますよ、3・2・1」 |
‣「オオッ!!!スゴイ」 |
‣興奮している先生方 |
修悠館生と他校通級希望者へ
校長原口瑞
本日は日曜日実施オンライン通級指導の紹介をします。
担当指導教員がICT特命チームとタッグを組んで、教室と
生徒のみなさんの自宅を結んで他校通級生も交えて初めて
のオンライン通級キャリア・ポートに挑戦しました。
事前に校内で丁寧に機器の説明をし、さらに接続テストをして
からの実施でしたので、この日は生徒7名が参加できました。
担当指導教員も次々と画面越しに自己紹介をし、終始なごやか
に顔合わせが進みました。
画面の向こうからみなさんの元気な声が聞こえると、まわりの
先生方からも笑みがこぼれます。マスク越しですが。
現在、他校の1年生のみなさんから通級指導見学希望の連絡
を複数いただいています。今しばらくお待ちください。
‣オンライン通級 キャリア・ポート始動 |
‣特命チームが協力 撮ってます! |
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‣教室ではスマホで参加 |
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‣先生方もオンライン通級 キャリア・ポートをじっと 見守ります |
‣終了時思わず大きな拍手が |
修悠館生へ
校長原口瑞
本日は本校作成の4種類の冊子を改めて紹介します。
最初に作成を始めるのが「履修ガイドブック」です。
11月より作り始め、修悠館生の最重要行事2月の履修
登録に間に合わせます。
履修と修得の違い、卒業要件、年間履修単位の上限、
学校設定科目の制限、添削担当者、継続履修の注意点、
各科目で学ぶ内容が示されています。
2番目に作成するのが「新入生のしおり」です。
11月末から作成し、2月に完成、共通選抜合格者袋に
入れます。毎年、新入生のみなさんによりわかりやすく改訂
しています。
3番目は「進路ガイドブック」です。12月から始め、進路報告
や「先輩からのアドバイス」原稿を待って、5月の中旬に完成、
配付となります。【先輩のことば】は何より力強いはげましです。
最後は「学習のしおり」です。例年2月の在校生受講手続き、
3月4月の新入生受講手続きを待つため、5月後半配付で
したが、今年は「前期特別スクーリング」等設定のため、
6月26、27日にみなさんの手元に届く予定です。
修悠館生はこの「学習のしおり」を出校時、毎回持参します。
かばんの中に入れて一番よく見るため、ボロボロになる生徒
もいます。このような冊子は全国の通信制高校で同じように
作られ、同じように使われています。一番大切な冊子です。
‣本校の特色ある学びのすべてがつまっています |
‣修悠館とは 共に学び共に歩み共に集う学校です |
‣先輩たちがちょっとがんばって積み上げた 大きな成果です |
‣いつも修悠館生のかばんに入っています |
修悠館生へ
校長原口瑞
本日は「平日講座」の話をします。
前回も話した通り、「日曜講座」のほかに「平日講座」
(月曜日~木曜日)もコース制ではなく、科目ごとに履修
できる【柔軟な学びのシステム】が本校の大きな特長
(特にすぐれた点)です。
現在は分散登校のため、月曜日と水曜日が奇数クラス、
火曜日と木曜日が偶数クラスの出校日となっており、
「日曜講座」を含めて週2日、1コマ40分、在校3時間
以内と県立学校のガイドラインに沿って実施しています。
毎週同じではない教科総合の複雑な時間割ですが、みな
さん少しずつ慣れてきたように思います。
いつもなら当たり前の「平日講座」ですが、今は貴重な出校
日。いつも以上に一生懸命スクーリングに取り組んでいまし
た。教室の前を通りかかるとその真剣さが伝わってきます。
『今までの「平日講座」の大切さが身にしみる』と、生徒の
みなさんも添削担当の先生方も感じている所です。レポート
を自力で空欄なくやり遂げることは大変難しいことです。
教科書をじっくり読んで、レポートをすべて1回で合格できた
なら、それだけで高校で学ぶべき学習の量と質は十分だと
言えます。
本来通信制ではレポートを【報告課題】、スクーリングを【面接
指導】と呼んできました。全日制や定時制でいう授業にあたる
ものが、実はみなさんのレポート【報告課題】学習と先生方の
添削であるということを改めて認識する今日この頃です。
‣数学満席 みなさんの真剣さに感動!! |
|
‣美術 鑑賞課題に取り組んでいます 「人はなぜ描き、つくるのだろう?」 |
‣書道 後ろの書道作品も素晴らしいです |
修悠館生へ
校長原口瑞
本日は「日曜講座」、日曜日のスクーリングについて話しま
す。
全国に78校ある公立通信制高校(全日制、定時制との併
置も含める)では日曜日のスクーリングが基本です。
※令和元年5月1日文科省調査
「平日講座」「IT講座」が科目ごとに履修できるのは本校
のみの大きな特長(特にすぐれた点)です。
本校でも勤務や通院の関係で「日曜講座」のみの生徒たち
がいます。
今朝も1時間前に出校し、「朝5時に目が覚めました」と
いう生徒がいました。週1回だからこそ大切にしたい、遅刻
したくないとのことでした。
ちなみに「日曜講座」は本校では年間24回開講しています。
1校時から6校時まで、24枚の時間割が年度当初に示され、
年間24日の出校日数で最大30単位まで取得できます。
他県では年間18回、年間14回とそれぞれ日曜スクーリング
の回数が異なります。少なければそれだけ体調を整えて出校し
なければならない日が限られているということです。
また受講場所も本校か協力校となります。14校の協力校をも
つ離島のある県もあります。
横浜修悠館は全国に7校しかない通信制独立校ですので
本校でのスクーリングのみです。
さて、次の協力校を持つ離島のある県とはどこでしょうか?
志布志高校鹿屋高校種子島高校屋久島高校大島高校
喜界高校徳之島高校沖永良部高校与論高校ほか
‣今にも雨が降りそうななか |
‣梅雨に入りました |
‣雨が落ちる前に |
‣「日曜講座」体育Ⅰ |
修悠館生へ
校長原口瑞
本日は学習と部活動のコラボレーションで生まれた美しい
作品を紹介します。
昨年の11月に生物好きな美術部の卒業年次生たちが
作製したものです。
先生が中庭に面した実験室のガラスにはってくれました。
本校ホームページの扉写真で全体像がわかります。
思わず、夏目漱石の俳句を思い出しました。
「化学とは花火をつくる術ならん」
※明治32年(1899)熊本の第五高等学校教師時代
(32歳)に作ったものです。
さて漱石が教えていた科目とは何だったでしょうか?
この美しい樹脂(じゅし)を流し入れた作品は理科の先生方
が生物や化学でみなさんと一緒につくりたいと考えています。
プラスチックの話をすると止まらない化学の先生、とても生き
生きと話してくれました。先生方も自分の教科、科目が大好きな
のです。
‣元気な花です |
‣中庭を見下ろして |
‣紫陽花(アジサイ)みたいですね |
‣繊細ですね |
‣黄色は元気が出ます |
‣どうやって作るのでしょうね |
修悠館生へ
校長原口瑞
本日で前期特別スクーリング第1回が「日曜講座」
「平日講座」、奇数クラス、偶数クラスともにすべての
活動生に対し、開講されました。
よかったことは出校した生徒のみなさんが体調を整えて
来てくれたことです。
※通信制では本来、登校と言わずに出校と言います。
調査書にも出校日数のみ記載されます。
欠席という概念はありません。
一方、大変だったことは、郵送された「前期特別スクーリン
グについて」が通常とは大きく異なる教科総合スクーリング
だったため、自分がどのスクーリングに出たらよいのか迷って
事務室前に人が多くなってしまったことです。
3日目の今朝、先生方が事務室前でスクーリング場所の案
内をはじめたところ、スムーズに校内に入ることができました。
「少しのことにも、先達(せんだつ)はあらまほしきことなり。」
(ちいさなことでも案内人はあってほしいものだ)
「徒然草」第52段です
※古典Bには「徒然草」第211段
「よろづのことは頼むべからず」
(あらゆることは頼みにしてはいけない)とあります。
作者はだれでしょう?
みなさんが帰った後、先生たちは次の日のために教室中を
消毒、学校中を清掃してくれています。大変ですが、翌日出
校して来る別のクラスのみなさんの安心安全のためにがん
ばっています。
数学のレポートがた~くさん届き、うれしい悲鳴!が職員室で
上がっています。
芸術(美術、工芸、音楽、書道)の出席者が少なく先生方が
さみしそうです。教科書とレポートがあれば道具は学校に
揃っています。明日はどうでしょう。
‣レポートBOXへ入れる直前 |
‣教室表示のユニバーサルデザイン |
‣職員室前の長~い机の質問コーナー |
‣職員室前の掲示 |
修悠館生へ
校長原口瑞
本日は新入生にとってはじめての横浜修悠館でのスクーリン
グ、6月7日(日曜日)から始まった前期特別スクーリングの様子を
お知らせします。
正門ではいつものように先生が出迎え、生徒証の確認に加え、
マスク着用確認、検温、アルコール消毒を終えてみんな校内に
入っていきました。
奇数クラス午前10時00分からの国語の教科総合スクーリングが
一番出席者が多く、3教室を使用しました。新入生の「国語総
合」履修者と、継続生もしっかり来ていました。
偶数クラス午後1時00分からの英語の教科総合スクーリングでも
みなさん、実によく学習に取り組んでいました。
この分散登校時期6月7日(日曜日)~6月25日(木曜日)
の登校学習を生かすには次の3つと強い意志が必要です。
⓵自宅でレポートをやり、学校でわからない部分を先生にどん
どん質問して、レポートBOXに提出して帰る。
⓶計画的継続的な視聴報告のやり方を先生に聞き、必要出席
回数の多い科目(体育、芸術、理科)から提出する。
⓷SHRに必ず出席し、担任の先生から今やるべきことを教わり、
特別活動0.5時間を取得する。前期行事はすべて中止です。
※通信制では特別活動時間30時間が卒業要件。
今までとは生活習慣も学習方法もちがいます。「新しい生活様式」
のなかで一緒に生きていきましょう。この学校で身につけたいのは相談
できる力です。
‣正門での生徒証確認 |
‣午前教科スクーリング国語 |
‣午後教科スクーリング英語 |
‣20分間のSHR。みんな真剣に |
修悠館生へ
校長原口瑞
本校は金曜日が週休日のため、本日6月4日(木曜日)に
6月7日(日曜日)から始まる前期特別スクーリングで生徒の
みなさんが安心して、教科総合スクーリングを受けられる
よう、各学習室の感染防止対策を整えました。
正門ではいつものように先生が出迎え、生徒証の確認と
マスク着用、体調確認(検温済みかなど)を実施します。
体調がすぐれない場合は決して無理をせず、自宅で静養、
「修悠館マイページ」を見ながらレポート学習に取り組んで
ください。
通信制では欠席連絡はいっさい必要ありません。体調の
よいときに時間や持ち物のルールを守って来てください。
‣教科総合スクーリングでは |
‣各学習室に入る前に手洗い |
‣廊下の自習スペースも感染防止 |
‣図書館貸出カウンター |
‣図書館でもソーシャルディスタンス
を意識してください。お互いを
守るために。
修悠館生へ
校長原口瑞
本日は5月29日(金曜日)~6月1日(月曜日)にみなさんの所に
届いた本校の通信紙「横浜修悠館通信」(以下「修悠館通
信」)の話をします。
学校と同じく平成20年4月1日に生まれ、以降年間10回
のペースで発送を続けてきました。今回が第122号です。
創刊号は縦書きのタイトルでトップには初代校長の13年後
の今につながるメッセージが載っています。
「みなさんがどのように活用していくか。
そこに横浜修悠館高校の未来の姿があります。」
本校の多様な学びのシステムを生徒のみなさんが活用して
こそ、本校が新しいタイプの公立通信制独立校としての真価
を発揮し、さらに発展していくことになるだろうという意味です。
事実、本校で卒業を果たし社会につながった生徒たちは「平
日講座」「IT講座」「日曜講座」を科目ごとに選び、「トライ
教室」で中学校の学び直しをし、進学アドバイザーに進学の、
キャリアアドバイザーに就職の相談をしてきました。
時には「悠ルーム」で気持ちを落ち着かせ、保健室、SC,SSW
への相談、「修悠館サテライト」から関係機関でのインターン
シップまで、担任の先生やメンターから実にさまざまな教育
資源や行政、福祉の場につながってきました。
昨年、今年と本校1期生を育てた先生方が再び横浜修悠館
に着任され、「われわれはこういう学校をつくりたかったんです」
と話してくださいました。
通信紙創刊号の理念が13年の時を経て、しっかりと実を結ん
でいるのは、生徒のみなさんと先生方がオール修悠館の一員と
して困難な課題にチャレンジし続けてきた結果です。心より感謝。
さて、みなさん、「修悠館通信第122号」新入生のことばを読
んでいただけましたか?
「これから学校生活を送る中で、『学校で勉強できる』という当
たり前のことがどれほど幸せなことかを忘れず、いっしょに困難
を乗り越えて成長しましょう」と結ばれています。コロナ禍の今
だけではなく、自分のこれまでの生活を踏まえてのことばです。
通信制の高校においてみなさんと学校をつなぐ重要な絆である
「修悠館通信」がこれからさらに10年後どのようになっていくか。
「修悠館マイページ」「通級キャリア・ポート」など、本校の重層的
支援システム21策を
「みなさんがどのように活用していくか。
そこに横浜修悠館高校の未来の姿があります。」
‣創刊号 |
‣最新号 |