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更新日:2023年9月1日

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令和5年度2学期 始業式 校長講話

「精一杯やること」の、その先に…

皆さん、おはようございます。校舎イラスト

コロナ禍から日常への移行が進んだ今年の夏。極めて暑い日が続き、また、記録的な豪雨に見舞われた地域もありました。

さて、皆さんの「夏」はいかがだったでしょうか?

終業式では、皆さんに

「何かに挑戦し、何かをつかんで来てほしい」

とお勧めしました。

この夏も私は、小田原(野球)・海老名(吹奏楽)・北海道札幌(弓道)・川崎(吹奏楽)…と、皆さんの活躍の場面に伺うことができました。

それぞれに、その瞬間で「力を発揮しよう」「何とかしよう」と奮闘する姿があり、そこに強く感じることがありました。

終業式の時に皆さんに伝えた「挑戦に向けた唯一のルール」を覚えていますか。それは「真剣に取り組むこと」

私たちの様々な挑戦は、残念ながら常に求めた通りの結果が得られるわけではありません。

でも、その悔しさも真剣に取り組んだ結果だからこその感情です。だからこそ「悔しいときはしっかり悔しがり、その経験を何かに活かしてみる」ことが、尊いのではないかと考えます。

一昨日の高校野球の決勝戦に敗れた仙台育英高校の監督さんは「人生は敗者復活戦だ」として、精一杯戦って敗れた選手たちをたたえながら、言ったそうです。続く明日があるのなら、今日を超えて、前を向いていってほしいと、今日、私は思います。

そしてまた、自分を大切にすることと同じように、他者を尊重し、想い、大切にできる気持ちも、どうか育てていってください。

 

来週には、本校として最後の「手児奈祭」があります。皆さんの「精一杯の今」に期待します。