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更新日:2023年3月30日

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【2022年度】Fun Fun Debate Competition

2023年3月20日(月)に、Fun Fun Debate Competition(略してFDC)の本戦を実施しました。この学校行事は、1、2年生の全生徒が参加をする英語によるディベート大会で、本校が一年を通して行っている英語によるディベート活動の集大成となります。

学年末試験後の英語の授業で、暫定順位を決定する予選を各クラス2回ずつ実施し、本戦では1・2位、3・4位、5・6位、7・8位決定戦を各学年で行いました。予選及び本戦の論題は以下の通りです。

【1学年】

予選論題1: Money is more important than love when you find a life partner.

            (人生のパートナーを見つける時は、愛よりもお金が大切である。)

予選論題2: Smartphones are making people happy.

            (スマートフォンは人々を幸せにしている。)

本戦論題:  Japanese high schools should eliminate art education.

            (日本の高校は、芸術教育をやめるべきである。)

【2学年】

予選論題1: Same-sex marriage should be approved in Japan.

            (日本で同性婚を認めるべきである。)

予選論題2: High School education should be made free in Japan, regardless of the incomes and financial assets of the students’ families.

            (家庭の収入や資産に関係なく、日本では高校教育を無償化すべきだ。)

本戦論題:  Education on AI technology should be prioritized over English education in Japanese high schools.

            (日本の高校では、英語教育よりも AI 技術教育を優先すべきである。)

本校では、英語の授業の中で「英語で自分の言いたいことを自由に表現できるようになること」を目標として、英語ディベートを行っています。Fun Fun Debate Competitionは、柏陽生たちが授業という枠を飛び越えて、普段一緒に授業を受けることがない他クラスの仲間たちと切磋琢磨する機会であり、楽しそうに、時には苦労しながら活動している様子が印象的でした。「これが言いたいのに言えない」経験を積み重ねることが、まさに言語学習の醍醐味です。

【生徒の声】

  • 反論を予め考えていて、それが活用できた時もあれば、全く自分が思いつかないような新しい意見が出てきて困ってしまったが、なんとか反論しようともがくことができた。英語で会話する時に、うまく表現できなくても、詰まってしまっても、きっと伝えようとする姿勢が大切だと感じた。これは日本語でも一緒だと思う。
  • 英語の難しさを改めて感じた。良いことを言っていても、相手がそれを聞き取れなければ意味がないということも分かった。
  • 柏陽ならではのイベントでとてもいい経験になった。英語ができることは今後の社会で便利で有利になると思うので、今後も英語に触れる機会を増やしていきたい。
  • 最初は英語オンリーでやることに不安があったけど、チームで協力して向上心をもって取り組んでいくうちに、だんだんともっとやりたいと思てるようになっていけて、楽しくなっていったので良かった。もっと日常的に英語を使っていきたいと思えた。
  • みんな、自分ならではの形で相手に伝わるように努力していて、刺激になった。あた、アイコンタクトや声の強弱なども相手に伝えるためにとても必要な要素だと分かった。
  • 高校入学時は、スマホの翻訳機能なしで3分間英語を話すことなんて到底できなかったが、高校で1年間学ぶにつれて、反論も意見も翻訳機能に頼らず話すことができて、とても成長したように感じました。
  • 日本語でも難しいテーマを英語で話し合うのはやりがいがあったし、他ではなかなか得られない経験だから、今後もディベートを頑張っていこうと思う。
  • 言いたいことは頭の中にたくさん浮かんでいるのに、それを英語にして話すのが難しくて自分の意見を伝えきれなかったから、もっと自分の意見をしっかりと伝えられるように頑張りたい。
  • 柏陽高校を知った時に一番興味を惹かれた行事だったから、実際に自分が参加できてとても嬉しかった。予選では事前から計画的に準備を進めることができた。また、本戦では今までのディベートを活かして精いっぱい取り組むことができた。
  • 語彙や文法を知っていても、それを即座に使うのは難しかった。授業やディベート大会でしかできない貴重な経験を得た。来年は受験があるので難しいかもしれないけど、大学に入ったら即興型英語をやってみたい。

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