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更新日:2022年7月7日
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10月18日(金曜日)と19日(土曜日)の両日にわたって、令和元年度の文化祭が開催されました。これまでの学習の成果や日頃の取組を発表する様々な展示やステージ発表が行われ、一般公開した19日には保護者の皆様をはじめ、大勢のお客様にも見ていただくことができました。
体育館舞台発表では、幼小キッズたちの個性輝く劇発表や、中高生のはじけるリズムダンスには拍手喝采でしたし、練習を重ねてきた楽器演奏や合唱には皆さん耳をじっと傾けて感心していました。教室でのさまざまな展示発表に足を止めて真剣に見入っている人がたくさんいました。紙芝居と話芸は同時中継されより多くの人に楽しんでもらうこともできました。恒例の理療科クイックマッサージは大盛況で、1日で延べ130名もの方が利用されました。施術を受けた人たちのすっきりとした満足顔が印象的でした。PTAのお母様たちの手作り具だくさんスープも大好評で、ホッとする温かさに心も癒されました。
危ぶまれていた悪天候をも吹き飛ばす、令和1(イチ)の全力ではじけた文化祭となりました。ご参加いただいた方、ご協力いただいた方、そして本校の幼児児童生徒の皆さんと保護者の皆さん、本校教職員全員に感謝し、大成功をともどもに喜び合いたいと思います。
副校長岡本克己
本校同窓会会長の星野様が貴重な資料注)を紹介してくださいました。本校の卒業生で昭和5年生まれの中村フサ子さんが証言した記録「寄宿舎で恐怖の一夜」です。これは昭和20年戦争末期、平塚空襲に遭った時の本校寄宿舎の様子を伝える貴重な記録です。現在の平塚江南高校の敷地内にあった県立平塚盲唖学校の中等部生だった中村さんは、寄宿舎で生活している時に米軍の空襲に遭いました。空襲警報が鳴り響く中、同じ部屋の小1の子を背中に負ぶってプールの横の防空壕に避難したとたんに、運動場の真ん中に焼夷弾が落ち、危うく助かったものの近くの火薬廠は火の海となりました。赤と黒の炎のとぐろが空高く渦巻き、隣の海軍病院からは、学校の裏の田んぼに病人たちが避難してきて「助けて、助けて」という悲鳴が聞こえ、舎生皆で泣きながら眠れぬ夜を過ごしたそうです。舎生は幸い全員無事だったとのことです。
恐怖の一夜から七十余年たった今日、平和な時代の寄宿舎には明るい笑い声が響いています。注)「炎の証言20号」平塚の空襲と戦災を記録する会編平塚市博物館発行収録
1日(金曜日)体重測定(高)
2日(土曜日)関盲陸上(筑波大学陸上競技場)
4日(月曜日)振替休日高校総合文化祭練習(横浜S・F高校・AM)
5日(火曜日)中普部秋の遠足(横浜方面・予19日)体重測定(幼小)部活
1.~5.中・第2回校内模試舎リーディング
6日(水曜日)小・秋の遠足(ピーストランポリンジム寒川他雨天決行)体重測定(中)
7日(木曜日)保専HR歯磨き指導(中普)
8日(金曜日)幼・秋の遠足(予15日)PTA啓発活動(平塚駅9時00分~10時00分)
PTA運営会議(10時30分)
9日(土曜日)高校総合文化祭開会式(県立音楽堂・9時00分~17時00分)
11日(月曜日)奉仕委員会舎火災避難訓練
12日(火曜日)部活
12日(火曜日)~15日(金曜日)あいさつ運動
13日(水曜日)中・校外学習(AM・神奈中平塚営業所)医療器展示会(放課後)
14日(木曜日)2.3.生徒会保専部講演会(会議室)舎囲碁教室
15日(金曜日)6.国家試験オリエンテーション(保専部3年)
18日(月曜日)舎囲碁教室
19日(火曜日)部活舎リーディング
20日(水曜日)第3回避難訓練(予26日)
21日(木曜日)5.6.中普1.2年2組環境学習保専HR自立活動医事相談(PT)
23日(土曜日)勤労感謝の日パラスポーツ教室(STT・10時00分~11時30分)
26日(火曜日)部活
28日(木曜日)保専HR
29日(金曜日)小1・2年2組校外学習(平塚消防署大野出張所・AM)
4日(水曜日)~6日(金曜日)中高後期中間試験保専部3年後期期末試験
11日(水曜日)普1-2校外学習(日本盲人職能開発センター)
12日(木曜日)2.後期生徒総会
18日(水曜日)小・短縮日課
23日(月曜日)給食・臨床終了
24日(火曜日)4.終業式
25日(水曜日)~1月7日(火曜日)冬季休業