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更新日:2021年5月24日

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在校生・保護者の方へ

令和元年度学校だより

5月号

「自分の心に響くことば」

校長柴山洋子

春らんまん。「平成」から「令和」の新しい時代となる今年度、ソメイヨシノの桜が見事に咲き誇る中、新入生10名と転入生1名の皆さんが、少しの緊張と弾ける笑顔で平塚盲学校の新しい仲間となりました。新入生・転入生の皆さん「ようこそ平塚盲学校へ!」職員一同歓迎いたします。

春は始まりの季節。大きく環境が変わり不安と期待が混在していると思いますが、これから新しい仲間と先生方とともに新たな学校生活が始まります。ゆっくりこの学校に慣れていってください。困ったことや分からないことがありましたら、在校生や先生方に声をかけてください。皆が様々な場面で力になってくれます。

平塚盲学校は、幼児児童生徒たちが、将来、可能な限りの自立と社会参加、社会貢献に向けて、その基礎となる力を育む学校です。様々な学びや体験を積み重ねることで、皆さん一人ひとりのペースで今自分が身についている力を更に伸ばすとともに、興味関心を広げ深めていくことで、新たな自分の秘めた力を発見していってください。

平成最後の年、日本で7年連続の首位打者で、大リーグ移籍後も様々な偉業を成したシアトル・マリナーズのイチロー選手が惜しまれながら現役生活を引退しました。これまでイチロー選手が残した言葉は、これから皆さんが目標に向けて進もうとする際、きっと皆さんの心に響く言葉となると思いますので紹介します。

  • 「アメリカに来て、外国人になったことで、人の痛みを想像し、今までになかった自分が現れた。」
  • 「孤独を感じて苦しんだことは多々あったが、その体験が未来の自分にとって大きな支えになると、今は思う。」
  • 「今思うのは、小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だと感じている。」
  • 「言葉にして表現することが、目標に近づく一つの方法である。」
  • 「できると思うから挑戦するのではなく、やりたいと思えば挑戦すればいい。」
  • 「少しずつの積み重ねしか自分を超えてはいけない。地道に進むしかない。」
  • 「4千のヒットを打つには8千回以上悔しい思いをしてきた。失敗に向き合い、試行錯誤することが大切である。」
  • 「後退もしながら自分でやると決めたことを信じてやっていく。」
  • 「辛いことしんどいことから逃げたいと思うのは当然のこと。でも、エネルギーのある時に立ち向かっていくことが、人として重要と感じる。」

どの言葉が皆さんの背中を押してくれますか。今年度も頑張っていきましょう。