高浜高等学校 全日制 > 高浜ニュース > 高浜ニュース(本校卒業生の紹介)
更新日:2024年3月28日
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今回は、現在学校事務職員として活躍されている本校卒業生にインタビューしてきました。インタビュー形式でまとめましたので、ご覧ください!
1.卒業年度、自己紹介
令和2年度卒業 石黒 美羽(いしぐろ みう)
令和3年度神奈川県公立小中学校事務職員として採用
現在小田原市立酒匂小学校で学校事務職員(事務主事)3年目
2.現在の仕事内容
主な業務内容は、教職員の給与・旅費関係業務、服務・福利厚生業務、児童生徒の就学援助関係業務、学校の文書管理・予算執行業務などがあります。
また事務仕事といってもデスクワークだけでなく、学校内の備品の管理や修繕が必要な箇所の確認をしたり、電話対応など保護者や地域住民からの問い合わせを管理職や教職員に取り継いだりすることもあります。
事務室に来る子供たちとの交流がとても良い刺激をもらうことができ、やりがいの持てる仕事です。
3.高浜高校を進路先として選択した理由
先輩方からの評判がよく、生徒一人ひとりの学習状況によって少人数学習を取り入れ、進路によって選択できる特色科目があったからです。少人数学習では、生徒の学習状況に合わせて授業が進むため、学習に置いていかれたり、飽きてしまったりすることがありませんでした。また、3年生になると多様な特色科目から選択して授業を受けるため、「進路先の試験で応用できるから、この授業を選択しよう。」と将来につなげることができました。
4.高校時代の思い出、取り組んだ内容(学習面、部活動、各種行事)
学習面では、生徒が分かるまで教えてくださる先生方のおかげで困ることはありませんでした。ワークシートに取り組んでいるときに声をかけてくれたり、学習のまとめとしてグループワークを取り入れてくれたりしました。先生方の工夫された授業のおかげで飽きずに勉学に励めました。
部活動はバスケットボール部に所属し、部長を務めさせていただきました。チームを率いる立場の大変さや行き詰まったときに助けてくれる仲間の大切さを学びました。また、他校との交流を通して、技術の向上を図ることができました。
体育祭や文化祭では、学校全体で盛り上げている様子が印象的でした。球技大会はクラス単位で勝利を目指し、優勝したときのクラスメイトの笑顔は忘れられません。
5.現在の仕事を選択した理由
中学時代に出会った当時の学校事務職員が、私たち生徒に対して教諭と同じように、優しく丁寧に生徒と接してくださり、その姿を尊敬し、「この方と同じ仕事をしたい!」と思ったことがきっかけでした。
学校事務職員に興味がわき、知れば知るほど魅力的な仕事だと分かり、より一層想いを強め、高校在学中に受験をすることにしました。
6.これから高浜高校へ入学する中学生や、高浜高校を進路の一つとして考えている中学生とその保護者へメッセージ
この学校の学習状況に合わせた少人数学習や、進路につながる選択式の特色科目は、皆さんの大きな強みになると思います。
また、学習面も頑張りつつ、部活動や学校行事にも全力で取り組めるのが高浜高校です。部活動で仲間と達成感を味わったり、学校行事でクラス、学年で絆を深めあったり、充実した学校生活を送ることができました。
これから入学する皆さん、合格おめでとうございます。4月からの新生活、不安も多いかもしれませんが、思いっきり楽しんでくださいね。
高浜高校を進路の一つとして考えている皆さん、私の経験が参考になれば嬉しいです。一度学校に訪れてみるのも、イメージが沸いて楽しいですよ。
本校卒業生の「山田 紗也香(やまだ さやか)」さんは、トヨタ自動車株式会社に入社し、愛知県を拠点に社業とビーチバレーボールの選手を両立されています。
本校在学時から湘南ベルマーレビーチバレーチームに所属し、「第1回アジアU-19女子ビーチバレーボール選手権大会」の日本代表に選出されるなど、世界の舞台で活躍されました。卒業後は、神奈川県にある産業能率大学に進学し、継続してビーチバレーの選手として全日本大学選手権大会において2連覇するなど活躍されました。
現在、日本国内だけでなく、海外で行われる試合にも出場し、さまざまな舞台で活躍されています。本校がある平塚市の海岸でも大会が開催されることがありますので、ぜひ応援していただけたらと思います。
【トヨタ自動車株式会社ビーチバレーボール部】
ホームページ:https://sports.gazoo.com/beachvolley/
Instagram:@toyota_beachvolleyball
掲載している画像は、日本バレーボール協会様、トヨタ自動車ビーチバレーボール部様よりご提供いただきました。ありがとうございました。
本校卒業生の2名が、環境問題を中心とした社会問題、地域問題の解決に取り組んでいる「BENIRINGO」という団体を設立しました。さまざまな活動の中、今年4月に本校に来校していただき、活動について質問をいたしました。
Q 自己紹介と、どのような活動をされているか教えていただけたらと思います。
A
令和元年度卒業生の田中藍奈(たなかあいな)です。( BENIRINGO共同代表/BENIRINGO立ち上げ人)
茅ヶ崎に生まれ茅ヶ崎で育ち、現在は茅ヶ崎にて環境問題や社会課題の改善に向けて自分にできることをしています。BENIRINGOの活動の他に、食品ロスや食の安全性、こども食堂や居場所作りなどの活動も行っています。
平成27年度卒業生の阿部汐里(あべしおり)です。
高浜高校を卒業後、アメリカや東南アジアに渡航し、現地で国際NGOのボランティアに
参加するなど様々な経験をしました。その後東洋大学国際学部に進学し、国際問題や社
会課題について学びました。その経験を生かし、現在は茅ヶ崎を中心に地元の抱える社会
課題や環境問題の普及活動をしています。
【田中さん】 【阿部さん】
Q このような活動を始めたきっかけを教えてください。
A
田中:生きていく上で仕事をするなら、社会問題の解決に関わる仕事に携わりたいと思っていました。そんな私は進路を考えはじめた2019年の高校3年生の夏、「SDGs」に出会いました。
当時はSDGsが普及されていなかったため、目標を達成するにはまずは周りに周知する必要があると思い、2019年の秋にフリーペーパーを制作し、それと同時にBENIRINGOを立ち上げました。
SDGs:持続可能な開発目標
現在はSDGsを普及する活動ではなく、環境問題を中心とした地域問題や社会課題の
改善につながる情報発信をしています。
阿部:もともと両親の影響で幼少期から環境問題に関心を持っていました。高校卒業後に
訪れたミャンマーでの経験から、社会問題にも興味を持つようになり、帰国後社会課題の啓発や啓蒙活動を行ってきました。他団体にて学生部を立ち上げ、啓発や啓蒙に向けたイベントを複数開催しました。コロナ禍で活動に制限ができ、地元中心の生活になったため、湘南という土地ならではの強みを生かし、地元から環境問題や地域課題の改善に向けた新たな流れを作っていきたいと、BENIRINGOの活動に参加しました。
Q これまでに「BENIRINGO」としてどのような活動をされてきましたか。
A
フリーペーパーを発行(全6号発行)しました。2023年にも7号が発行される予定です。
また、河口クリーンを2021年より、毎月1回相模川河口にて清掃活動を実施しています。2022年は、母校である高浜高校のJRC部の生徒の皆さんと一緒に活動しましました。
2021年3月高浜高校にて初めての訪問授業をさせていただきました。卒業した高浜高校だけでなく、さまざまな保育園・小中学校・高校にも訪問授業を実施し、環境に関するさまざまな情報発信等を行ってきました。
茅ヶ崎市の飲食店さんとの活動も行いました。茅ヶ崎市内にあるMokichi Foods Gardenにて、環境に配慮していたり、こだわりを持っている出店者(生産者)と消費者を繋げ、想いや資源を循環させるマルシェを開催してきました。
【河口クリーン活動の様子】
【訪問授業の様子】
【鎌倉FM出演の様子】 【講演の様子】
Q 今後の活動予定を教えていただけますか。
A
河口クリーン、フリーペーパーの発行、WEBマガジンの発行、イベントの開催を今後も継続して行っていきます。
また、新たに様々な活動を行なっていく予定です。HPやSNSで随時発信を行なっていく予定ですので、ぜひチェックをお願いいたします。
【HP・メディア掲載】
ホームページ:https://beniringo.com
メディア掲載:https://beniringo.com/aboutus/
こちらのページよりメディア掲載一覧をご覧いただけます
【本校に来校していただきまして、ありがとうございました】
「BENIRINGO」さんの活動さまざまなメディアにも取り上げられております。今後も高浜高校のホームページより、「BENIRINGO」さんの情報を発信し、卒業生の活躍と同時に、環境問題等にも知っていただく機会を作りたいと思います。
BENIRINGOのみなさん、お忙しい中ありがとうございました。