高浜高等学校 全日制 > 高浜ニュース > 高浜ニュース(本校卒業生の紹介)
更新日:2023年8月7日
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本校卒業生の2名が、環境問題を中心とした社会問題、地域問題の解決に取り組んでいる「BENIRINGO」という団体を設立しました。さまざまな活動の中、今年4月に本校に来校していただき、活動について質問をいたしました。
Q 自己紹介と、どのような活動をされているか教えていただけたらと思います。
A
令和元年度卒業生の田中藍奈(たなかあいな)です。( BENIRINGO共同代表/BENIRINGO立ち上げ人)
茅ヶ崎に生まれ茅ヶ崎で育ち、現在は茅ヶ崎にて環境問題や社会課題の改善に向けて自分にできることをしています。BENIRINGOの活動の他に、食品ロスや食の安全性、こども食堂や居場所作りなどの活動も行っています。
平成27年度卒業生の阿部汐里(あべしおり)です。
高浜高校を卒業後、アメリカや東南アジアに渡航し、現地で国際NGOのボランティアに
参加するなど様々な経験をしました。その後東洋大学国際学部に進学し、国際問題や社
会課題について学びました。その経験を生かし、現在は茅ヶ崎を中心に地元の抱える社会
課題や環境問題の普及活動をしています。
【田中さん】 【阿部さん】
Q このような活動を始めたきっかけを教えてください。
A
田中:生きていく上で仕事をするなら、社会問題の解決に関わる仕事に携わりたいと思っていました。そんな私は進路を考えはじめた2019年の高校3年生の夏、「SDGs」に出会いました。
当時はSDGsが普及されていなかったため、目標を達成するにはまずは周りに周知する必要があると思い、2019年の秋にフリーペーパーを制作し、それと同時にBENIRINGOを立ち上げました。
※SDGs:持続可能な開発目標
※現在はSDGsを普及する活動ではなく、環境問題を中心とした地域問題や社会課題の
改善につながる情報発信をしています。
阿部:もともと両親の影響で幼少期から環境問題に関心を持っていました。高校卒業後に
訪れたミャンマーでの経験から、社会問題にも興味を持つようになり、帰国後社会課題の啓発や啓蒙活動を行ってきました。他団体にて学生部を立ち上げ、啓発や啓蒙に向けたイベントを複数開催しました。コロナ禍で活動に制限ができ、地元中心の生活になったため、湘南という土地ならではの強みを生かし、地元から環境問題や地域課題の改善に向けた新たな流れを作っていきたいと、BENIRINGOの活動に参加しました。
Q これまでに「BENIRINGO」としてどのような活動をされてきましたか。
A
フリーペーパーを発行(全6号発行)しました。2023年にも7号が発行される予定です。
また、河口クリーンを2021年より、毎月1回相模川河口にて清掃活動を実施しています。2022年は、母校である高浜高校のJRC部の生徒の皆さんと一緒に活動しましました。
2021年3月高浜高校にて初めての訪問授業をさせていただきました。卒業した高浜高校だけでなく、さまざまな保育園・小中学校・高校にも訪問授業を実施し、環境に関するさまざまな情報発信等を行ってきました。
茅ヶ崎市の飲食店さんとの活動も行いました。茅ヶ崎市内にあるMokichi Foods Gardenにて、環境に配慮していたり、こだわりを持っている出店者(生産者)と消費者を繋げ、想いや資源を循環させるマルシェを開催してきました。
【河口クリーン活動の様子】
【訪問授業の様子】
【鎌倉FM出演の様子】 【講演の様子】
Q 今後の活動予定を教えていただけますか。
A
河口クリーン、フリーペーパーの発行、WEBマガジンの発行、イベントの開催を今後も継続して行っていきます。
また、新たに様々な活動を行なっていく予定です。HPやSNSで随時発信を行なっていく予定ですので、ぜひチェックをお願いいたします。
【HP・メディア掲載】
ホームページ:https://beniringo.com
メディア掲載:https://beniringo.com/aboutus/
※こちらのページよりメディア掲載一覧をご覧いただけます
【本校に来校していただきまして、ありがとうございました】
「BENIRINGO」さんの活動さまざまなメディアにも取り上げられております。今後も高浜高校のホームページより、「BENIRINGO」さんの情報を発信し、卒業生の活躍と同時に、環境問題等にも知っていただく機会を作りたいと思います。
BENIRINGOのみなさん、お忙しい中ありがとうございました。