更新日:2024年10月9日
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10月5日(土曜日)13時から、有志の高校生による探究活動「未来共創ラボ」の第1回目が行われました。今回は5名の中学生をはじめとして、横浜市の職員や教育関係者の方々にもお越しいただきました。第1回のゲスト講師として、セヤミツラボの山口さんと養蜂家の鈴木さんが未来共創ラボに来てお話をしてくださいました。ミツバチの生態について、クイズを交えながらお話しを聞くことができました。
セヤミツラボを立ち上げたきっかけは、GREEN×EXPO2027が開催されることを知ったときに、イベントに行くだけでなく、地元にいるからこそ「何かしたい」という気持ちになったこと。そのなかで、お土産づくりをしたいと思ったことです。そして、立ち上げたメンバーの一人が蜂蜜を好きだったことが決め手になりました。
ミツバチは地球上でとても大切な存在で、ミツバチによって受粉が効率よく行われるため、彼らがいなくなることで、食べ物の40%がなくなる。森の循環に関わるほど大切な生物で、ヨーロッパでは「環境指標生物」と言われているそうです。ミツバチは針を刺すと死んでしまう生き物なので、ちょっかいを出さなければ刺して来ません。怖がらないでほしいです。
「地球の歩き方」と言う本で、先日横浜版が出版されました。瀬谷の紹介で「ハチミツ」が取り上げられたことを嬉しく思います。ミツバチの事業を通して瀬谷と言う街が「ミツバチの街」と言うイメージに、そして「ミツバチに優しい街」になってほしいと話します。
事業は3年目です。はじめの年は15キロ。2日目は4箱に増えて150キロ。3年目は165キロの蜜の収穫ができました。しかし、箱を増やすだけでは、蜜の取れる量に限界があります。現在、養蜂箱の周辺の畑に、花を植える活動を進めています。瀬谷全体を自然あふれるハチミツの街にしていくために、瀬谷に住む住民が庭に花を植えていくことが叶うと状況がだいぶ変わっていくだろう。横浜瀬谷高校で参加して取り組んでいるフラワーロードプロジェクトなどの花植えにも期待しています。と話します。
高校生は話を聞いた後に中学生とともにキャッチコピーを考えました。
考えたキャッチコピーは次の3つです。
また最後にセヤミツラボの話を聞いたことを踏まえて中学生とともに「問い」を作成しました。
次回の未来共創ラボでは、今回の話を踏まえてより探究的なイベントにしていきたいと司会の吉森さん(未来共創ラボのメンバー)は話します。
次回は11月3日に行う予定です。中学生の皆さんの参加お待ちしています。