更新日:2025年3月24日
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令和7年3月21日(金曜日)、3月24日(月曜日)の2日間にかけて、本校にて探究フェスティバルが行われました。
1、2年生の探究班による、ポスターセッションによる発表が行われました。
3階から5階までの各教室を使用し、計135グループがそれぞれの発表を行いました。
それぞれの探究グループが1年間の集大成を、”伝える”ことができました。
前半は企業講話を聞き、後半は各学年から選出された2~3グループが、プレゼンテーションによる発表を行いました。
また、スタディーツアーに参加した報告も行われ、1年間の未来共創の集大成となりました。
地球変動を追う番組を数多く制作されてきたNHKエンタープライズ株式会社の堅達さんの講演では、世界の起きている気候変動を伝える番組を作ってきた経験から、環境問題について話をされました。地球温暖化を解消する”正解”はまだない。若者を中心としたブレイクスルーを求めている。そして、若者は未来を変える力を持っている。柔らかい発想力と行動力を大切にしてほしい。と話します。
休憩をはさみ、生徒たちの優れた探究内容の成果発表が行われました。
地産地消について調べていく中で、地元の食材を知って欲しい、食べて欲しいという思いが生まれた。実際にスマイル弁当(地産地消のお弁当)を地元の方々の協力のもと、製作から販売まで行った。広報の仕方についても意識して、ホームページやインスタグラムを活用した。アンケートでは、9割の人が、地産地消のお弁当を通して、地域を考えるきっかけになったというデータをとれた。地産地消を考えるきっかけにしてほしいと話します。
1年生は「瀬谷を魅力化」を主テーマとして探究がすすみます。瀬谷を魅力的な街にするために、ごみの削減を考えるなかで、実際に水質調査を行った。CODのパッチテストを用いて、汚れの度合いを科学的に測ったところ、川の水流の強弱や、ゴミのせき止めによって、水質の良し悪しが変わってくることに気が付いた。ゴミ拾いの過去の取り組みについても調べるなかで、ごみの削減と向き合う大切さを学んだと話します。
三ツ境周辺の地域の活性化をさせたいという思いから、地域の現状を調べたり、商店街の方にインタビューをした。三ツ境ではイベントが多く開催されているが、人手不足やイベントの盛り上げ、情報周知に課題があることをつきとめた。実際にそのイベントに参加し、現状を知ることを進めた。地域のコミュニティが弱いこと、高齢化によってできることが限られてきている様子を目の当たりにした。映える写真を撮ることや、外部発信の運営することの難しさ。この課題に挑戦し、本校で活動を実際に伝えていく。広報用の写真をとり、学校のインスタグラムにアップした。地域の活動に高校生が参加するきっかけを作ることができた。今後、さらに魅力を伝えていく活動を続けていきたいと話します。
地域との関わりを深めるために、高校一年生に出来ることを考えた。上楽老峰自治会と企画をたて、マルシェ(物販販売交流会)を開いた。地区の回覧を作成して回したり、地域住宅へのポスト投函も行った。3月16日にマルシェを開き、そこでは高校で育てたハーブを使ったクッキー、学校で種から育てたビオラ、せやまるを刺繍したハンカチなど、他の班が探究活動で進めてきた品物を販売しました。効果的な宣伝の仕方と、イベントを次に繋げていく課題が残ったと話しました。
大量生産、消費、廃棄の脱却、すなわちリサイクル等によって製品の製造過程が循環することが求められている。リサイクルを進める活動の一環として、蜜蝋を活用したリサイクル製品の開発に取り組んだ。高校生の私たちが出来ることとして、蜜蝋を用いたキャンドルを製作した。はじめて作成したキャンドルが灯ったのは、小さな炎。10分後には消えてしまった。凧糸に蝋を染み込ませて改良したキャンドルは、より長く燃え続けるものとなった。この課題に加えて、香りや色に注目してキャンドルを作ることにも挑戦し、サーキュラーエコノミーを考えるきっかけを作ったと話します。
スタディーツアー1日目は、語り部さんによる話を聞き、東日本大震災・原子力災害伝承館で被災の当時の状況から、震災の悲惨さ、復刻への取り組みについて学びました。現地で行ったフィールドワークでは、石碑、現状保存された教室や体育館を実際に見ることで、津波の被害や、現在の状況、震災の恐ろしさを目の当たりにしました。
スタディーツアー2日目は、福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校を訪れ、教員から、震災の状況についての話を聞くことができました。学校案内では、他校の高校生から探究の活動について具体的な話を聞くことができた。マイナスからプラスに変える思考。正解のない問いに取り組むことを再認識したと話します。
発表会が終わった後は、各教室で、探究の各班での振り返りを行いました。探究は、正解のない問いと向き合います。未来を切り開く力を未来共創を通して、身につけていきましょう。