横浜瀬谷高等学校 > 学校生活 > ちょこっトピックス > 瀬谷の地域課題に取り組む方々による講演会を行いました

更新日:2024年10月9日

ここから本文です。

瀬谷の地域課題に取り組む方々による講演会を行いました。

10月1日(火曜日)の6時間目に一年生を対象とする学校運営協議会の方々を招き講演会を行いました。今回の講師は相鉄ホールディングス株式会社の菊間さんと上楽老峰自治会の北村さんです。

相鉄ホールディングス株式会社

相鉄ホールディングス株式会社は、横浜駅から海老名駅をつなぐ相鉄線を始めとして、「快適な暮らしをサポートする事業を通じてお客様の喜びを実現し、地域社会の豊かな発展に貢献する」ことを理念に掲げた企業です。相鉄線沿線の地域の活性化を課題として取り組みながら、相鉄ブランドとともに地域の魅力を高めていきたいと話します。

瀬谷地区ではいま、街の変革が起こっていること。GREEN×EXPO 2027が開催すること。そしてその後に「KAMISEYA PARK(仮称、大規模なテーマパーク)」の建設が控えているというお話を聞くことができました。GREEN×EXPO 2027では持続可能な社会の創造を目指し、地域がより良くなるための出展を企画・検討しているところであり、ともに瀬谷地域の活性化に取り組んでいきましょうと話します。

上楽老峰自治会の北村さん

上楽老峰自治会の北村さんからは、上楽老峰(上瀬谷)地区の歴史と成り立ち、地域の課題について話を聞くことができました。

***

「上楽老峰」という由緒ある地名が、現在の地図に地名として残っていないという話からはじまり、前半のお話では、上瀬谷地区の昔の航空写真や文献から読み解くことで、この自然豊かな地域で営まれた文化や歴史が確かに存在すること。そして、上楽老峰の文化(地名)を次世代に継承していくことの大変さについてお話を聞くことができました。

また後半で北村さんは、高校生に探究活動を通して地域の人とつなぐ架け橋になってほしいと話します。現在、地域の人々が横につながるコミュニティーが少ないこと、また、商店街などが地域の活性化に課題を抱えていることを挙げました。

地域が活発になるために、また地域のコミュニティー形成の起爆剤になるために、高校生の柔軟な思考による新たなアイディアに期待していると話します。

今日の講演会で、地域の現状と課題を再認識することができました。GREEN×EXPO 2027を控える瀬谷の魅力を高めるために私たちができることを未来共創で探していきましょう。