逗子葉山高等学校 > 学校概要 > 校長からのメッセージ > 校歌について
更新日:2023年1月18日
ここから本文です。
令和3年秋に逗葉高校で初めての「地域ワークショップ」を開催しました。1学年の「総合的な探究の時間」で、地域にお住いの各分野のプロフェッショナルを講師にお招きしました。生徒は自分で講座を選択して受講します。
アカペラグループINSPiのリーダーである杉田篤史さんは「つくろう私のうた」という講座の講師として来校されていました。杉田さんは生徒の思いを言葉として集め、それを歌詞にして紡ぎだしていました。そこにギターを弾きながら曲を完成させていく。その様子を見て、こんな風に生徒が参加して校歌を作ることはできないだろうかと思いました。
(ワークショップの様子)
校歌制作を杉田さんに正式に依頼したのは令和4年3月のことです。7月に全校から有志を募りました。逗子高校、逗葉高校の生徒に呼びかけて歌詞に入れたい単語を集めました。集まった大変な数の単語を、杉田さんと有志生徒の協働作業で歌詞にして、曲づくりもみんなで考えて進めました。こうして約半年をかけて校歌は完成しました。
(完成した校歌を練習)
杉田さんに校歌制作をお願いしたのは他にも理由がありました。冒頭に書いた「地域ワークショップ」は逗子高校が長年行い、育ててきた事業でした。杉田さんはその頃からワークショップに関わっていて、その中で逗子高校の校歌を生徒たちとアカペラで歌った経験がありました。逗子高校の校歌もよくご存じだったのです。校歌制作にあたっては、逗子高校関係者の思いもお聞きしたいと考えました。杉田さんと一緒に逗子高校同窓会の皆さんが集まる場にもご挨拶に伺いました。
完成した校歌は令和4年12月17日に逗子文化プラザホールで開催された「逗子潮風芸術祭2022」でお披露目しました。まず逗子高校の校歌を逗子高校卒業生の皆さんが、次に逗葉高校の校歌を在校生が、そして最後に逗子葉山高校の校歌を在校生と教職員で披露しました。
「坂を覆う秀麗な桜並木」で始まり、「我が母校は望んでる 前に進めよと ああ秀麗の ああ我が母校」で終わる逗子葉山高校の校歌には、有志生徒、両校の卒業生や多くの方の思いが込められています。そしてこの校歌は地域との結びつきの中で創り上げた作品です。「地域ワークショップ」を通して両校に関わり、依頼を快くお引き受けいただき、生徒が参加しての校歌制作を実現していただいた杉田篤史さんに心より感謝いたします。この校歌が逗子葉山高校で歌い継がれていくことを願います。
校歌の歌詞はこちらをご覧ください(PDF:47KB)
(校長からのメッセージ 校歌について)