厚木東高等学校 > 在校生・保護者の方へ > 令和5年度 校長だより > あつぎひがしの春 人形浄瑠璃授業

更新日:2023年9月22日

ここから本文です。

あつぎひがしの春

人形浄瑠璃授業 (令和5年4月17日)

始業式に入学式…一連の行事が終わると授業開始。

厚木東では、年度の初めに「人形浄瑠璃授業」が行われます。

厚木東のある地域は、「林」と呼ばれたエリアで、江戸期から「相模人形芝居」という独特の民俗文化財(地域の人々によって伝承されてきた地場の文化財)がありました。同じ厚木市内の「長谷」、現在は小田原市になっている「下中」とともに国指定の民俗文化財。

この流れを汲み、50年ほど前から「人形浄瑠璃部」があります。「あつぎひがし座」として、手児奈祭や高文祭などの校内外での活躍は有名で、OBによる「ひがし座」の公演も、毎年多くの市民で大盛況の下に開催されている、一学校の活動の域を超えた、市民に愛されている「地域の宝」でもあります。

そこで、地元と学校の歴史に触れ、その伝統を継承するきっかけとするために、毎年この講座を新入生全員に受講してもらっています。かくいう校長自身も、かつて県教委の民俗芸能担当をしていたこともあり、思い入れも強い。新校になっても、この伝統と取り組みは引き継いでいきたい(いかなれければ!)と、考えております。

本校ならではの「人形浄瑠璃部」。皆さんも是非一度ご覧ください。

人形浄瑠璃授業1

人形浄瑠璃授業2 人形浄瑠璃授業3