平塚盲学校 > 学校概要 > 学校教育計画(令和6年度~令和9年度)

更新日:2024年8月14日

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学校概要

教育計画

学校教育計画

学校ミッション

共生社会の実現に向け、地域とともに、児童・生徒等の自立と社会参加を目指して、一人ひとりの教育的ニーズに応じた教育を行う。県立唯一の視覚障害教育部門単独設置の特別支援学校として、乳幼児期からの早期の相談・支援をはじめ、幼稚部・小学部・中学部・高等部まで一貫した教育を行うとともに、高等部における専門教育を主とする学科、専攻科では、特色ある職業教育の充実に取り組む。そのためには、専門性の維持・継承と教科指導体制の工夫を行い、児童・生徒等のニーズに対応した指導の充実を図る。また、その専門性を生かし、全県にわたる弱視教育、視覚障害教育のネットワークの中心としての機能を充実させ、それぞれの地域での自立と社会参加のための支援に取り組む。

学校教育目標

  • 時代を拓いていく人を育てる学校
  • 視覚障害のある幼児児童生徒の自立と社会参加をめざした一人ひとりのニーズに応じたきめ細やかな教育の推進
  • 専門性の維持・継承をめざす研修・研究の推進
  • センター的機能の充実と関係諸機関や地域との連携の促進
  • 全ての幼児児童生徒にとって安心・安全な学校作り

 

計画作成時点での課題

  • 「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現~に向けて、PDCAサイクルによるカリキュラム・マネジメントを推進していく必要がある。
  • GIGAスクール構想の実現に向けた1人1台端末等のICT環境の整備による情報機器端末を活用した授業を充実させる必要がある。
  • 視覚障害教育の専門性の維持・継承に取り組み、センター的機能等の充実や国家試験対策の充実させる必要がある。
  • 視覚障害教育に関するセンター的機能とニーズに応じた相談・支援の推進のために、本校の教育活動の取組の紹介や視覚障害教育に関する情報等の広報活動を充実させる必要がある。
  • 「神奈川の教員の働き方改革に関する指針」に基づく個別業務の役割分担及び適正化に向けた組織編制及び人員体制に基づく業務分担等の調整、労働安全衛生管理の充実の視点による職場環境の改善などについて推進していく必要がある。
  • 「神奈川県公立学校教職員の倫理に関する指針」に基づき、高い倫理観の保持・向上や校内の環境整備、組織的なサポート体制づくりに向けて、不祥事ゼロプログラムの策定・実施・検証に取り組む必要がある。

4年間の目標と主な方策

  視点 4年間の目標 目標達成に向けた主な方策
1 教育課程学習指導
  • 主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、各教科等の特質を生かし、教科等横断的な視点に立った教育課程の編成及び授業改善を行う。
  • 視覚障害等による学習上又は生活上の困難を改善・克服し自立を図るために必要となる知識・技能等の習得に向けた専門的指導を行う。
  • カリキュラム・マネジメントによる教育課程の評価・改善及び授業改善に取り組む。
  • 自立活動の指導力向上と視覚障害教育に関する専門性の維持・継承にむけた研修や研究を推進する。
2

幼児・児童・
生徒指導・支援

  • 幼児児童生徒一人ひとりの実態をふまえ、課題を的確に捉え、個に応じた生徒指導・支援を組織的に行う。
  • 幼児児童生徒一人ひとりの実態や教育的ニーズを適切に把握し、専門職や保護者等との連携と協働による取組を進め、望ましい生活習慣の確立と社会性を育む。
  進路指導・支援
  • 幼稚部や小学部を含む早期から高等部まで自分の将来について主体的に考えられるように支援し、一貫した進路支援を行う。
  • ライフステージに応じた進路指導・支援の内容と方法によるキャリア教育を推進する。

4

地域等との協働
  • 関係機関や地域との連携・協力を推進し、社会体験・貢献等の教育活動を充実させる。
  • 視覚障害教育に関するセンター的機能を推進する。
  • 関係機関や地域の学校、近隣施設等との連携・協力に基づく教育活動等の実施について検討を進め充実を目指す。
  • 本校の役割と責務に基づき、視覚障害教育に関するセンター的機能の充実に向けて関連する各事業を推進する。
5 学校管理
学校運営
  • 安心安全な学校づくりを推進し、組織的な体制や環境整備等の改善を進める。
  • 信頼される学校づくりとして事故・不祥事防止を推進する。
  • 地震等の災害や不審者等の対策に関するマニュアルの整備及び訓練の実施や、施設・設備の老朽化等に対する環境整備を充実させる。
  • 事故・不祥事防止対策に関する実施計画に基づき会議や研修等を実施する。