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更新日:2024年8月26日

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学校概要

教育計画

学校目標と評価

令和6年度 学校目標(ページ内ジャンプ)

令和5年度 学校評価(ページ内ジャンプ)

令和6年度 学校目標

学校目標報告書(目標設定)(PDF:187KB)

視点1 教育課程 学習指導
4年間の目標(令和6年度策定)
・主体的・対話的で深い学びの実現に向けて、各教科等の特質を生かし、教科等横断的な視点に立った教育課程の編成及び授業改善を行う。
・視覚障害等による学習上又は生活上の困難を改善・克服し自立を図るために必要となる知識・技能等の習得に向けた専門的指導を行う。
【1年間の目標】
①幼児児童生徒の実態に応じたICT機器等を活用した授業改善に取り組み、主体的・対話的で深い学びによる授業実践を推進する。
②視覚障害教育の専門性に基づいた的確な実態把握による、教育的ニーズの把握を行い、個に応じた指導・支援を実現する。
【取組の内容】
(具体的な方策)①ICT機器等の活用による情報理解や表現手段等について幼児児童生徒の実態に応じた調整等を行う。②専門性の維持・継承を目的とした授業研究会や校内研修・研究を企画・実施する。
(評価の観点)①ICT機器等の調整後の授業において幼児児童生徒の学習活動の取組状況に成果が見られたか。②授業研究会や校内研修・研究の成果として授業改善が取り組まれ効果的な指導・支援につながったか。

視点2 幼児・児童・生徒指導・支援
4年間の目標(令和6年度策定)
・幼児児童生徒一人ひとりの実態をふまえ、課題を的確に捉え、個に応じた生徒指導・支援を組織的に行う。 
【1年間の目標】
①関係者間での円滑な情報共有により個のニーズに応じた指導・支援を組織的に行う。
②校内の教育相談システムを活用した課題解決の校内支援体制を充実させる。 
【取組の内容】
(具体的な方策)①個の実態に応じたきめ細やかな指導・支援の内容と方法を検討し、関係者間で共通理解を図り、一貫した指導体制により実施する。 ②個々の課題等に対し、早期の解決に向けた関係者の連携と協働による組織的な検討と対応を進める。 
(評価の観点)①関係者による指導・支援の取組状況に関する評価において自己理解の深まりや自己肯定感の高まりが見られたか。②関係者による指導・支援の取組状況に関する評価において自己理解の深まりや自己肯定感の高まりが見られたか。

視点3 進路指導・支援
4年間の目標(令和6年度策定)
・幼稚部や小学部を含む早期から高等部まで自分の将来について主体的に考えられるように支援し、一貫した進路支援を行う。
 【1年間の目標】
①教育課程に位置付けられたキャリア教育の指導・支援の内容と方法を効果的に実施する。
②国家試験合格とその後の就労定着に向け、指導・支援の内容と方法の評価・改善を行う。
【取組の内容】
(具体的な方策)①実施計画に基づく評価を行い、系統的な指導・支援の内容と方法を充実させる。 ②国家試験対策の各種テストの充実を図るとともに、就労定着に必要な対人技能や労働習慣、業務遂行等の職業準備性スキルの指導・支援を充実させる。 
(評価の観点)①キャリア教育の実施計画に基づく指導・支援の成果が見られたか。②国家試験の受験及び就労定着の状況はどうか。

視点4 地域等との協働 
4年間の目標(令和6年度策定)
・関係機関や地域との連携・協力を推進し、社会体験・貢献等の教育活動を充実させる。
・視覚障害教育に関するセンター的機能を推進する。
 【1年間の目標】
①関係機関や地域の学校、近隣施設等との連携・協力に基づく教育活動等を実施する。
②本校の視覚障害教育に関するセンター的機能としての各事業の広報活動を充実させ、ニーズに応じた情報提供や相談事業等による支援を提供する。 
【取組の内容】
(具体的な方策)①関係機関や地域の学校、近隣施設等との連携・協力に基づく教育活動等の実施に向けて連絡・調整・検討を行う。 ②本校の視覚障害教育に関するセンター的機能としての各事業の内容をウェブページや紙媒体などで広報し、事業の利活用を促す。 
(評価の観点)①関係機関や地域の学校、近隣施設等との連携・協力に基づく教育活動等の実施状況はどうであったか。②各事業の利用及び実施等の状況はどうであったか。

視点5 学校管理 学校運営 
4年間の目標(令和6年度策定)
・安心安全な学校づくりを推進し、組織的な体制や環境整備等の改善を進める。
・信頼される学校づくりとして事故・不祥事防止を推進する。
【1年間の目標】
①働きやすい職場環境の整備を行う。
②実施計画に基づく事故・不祥事防止対策により、職員の意識を向上させる。 
【取組の内容】
(具体的な方策)①オフィス環境の改善に関する取組の実施により本校の環境整備の円滑な実施を行う。 ②事故・不祥事防止に関する実施計画に基づく会議や研修を行う。
(評価の観点)①環境整備により職員の業 務の効率化が実現されたか。②事故・不祥事防止に関する職員の意識が向上したか。

 

令和5年度 学校評価

学校評価報告書(実施報告)(PDF:309KB)

教育課程、学習指導

(1)4年間の目標(令和2年度策定)

・視覚障害による学習上または生活上の困難を主体的に改善・克服するための専門的な指導を系統的に行う。

(2)1年間の目標

①高い専門性と学びの系統性を踏まえた「分かる授業」が展開できるよう、教員一人ひとりが意識改革を行い、授業力向上を図る。

②幼児児童生徒一人ひとりに応じたICT機器等の活用により、一層学びが充実するよう工夫して取り組む。

(3)取組の内容
【具体的な方策】

①個別最適な学びと協働的な学びの実現に向け、個々の幼児児童生徒の実態を的確に把握し、それに基づいた授業実践・評価・改善の循環過程の中で、幼児児童生徒が「分かる授業」を展開する。

②「分かる授業」のためには、手段の一つとしてICT機器等をどのように活用することが効果的かを検証しながら、授業の実践を進める。

【評価の観点】

①個々の幼児児童生徒の習得状況や学びの特性について、アセスメント等により客観的にとらえた上で、それぞれのよい点や可能性、進歩の状況などを積極的に評価し、学習したことの意義や価値を実感できるように取り組めたか。

②個に応じたICT機器等の活用による授業実践を通し、幼児児童生徒が分かる喜びを実感できる場面が増えたか。


(4)校内評価
【達成状況】

①点字の指導に関し、教員間で連携し専門性を持って指導を進めることができた。また読速度検査を通して個々の見え方を詳細に把握し、最適な見え方に応じた教材作成を行うことで「分かる授業」への学習環境を整えた。

②教科書等をタブレット端末で拡大し、編集機能を使った学習を行った。Google ClassRoomを活用しオンラインでの授業の課題のやり取りが日常的に行われるようになってきた。

【課題・改善方策等】

①今後も教員間で連携し点字指導を進めていきたい。読速度検査の結果を評価するために、より多くの教員が検査に関わり、見やすい文字の大きさやフォント、レイアウト等について理解を深める必要がある。

②ICTをどのように活用したか情報共有を進め指導場面での利用を図る。データの活用方法は進学後や社会に出てからも必要となるため、研修等を行い活用できる教員を増やしていく。

(5)学校関係者評価(2月27日実施)

[学校運営協議会委員]

障害を持つ子どもたちが芸術文化に触れることで成長を促すことができる。盲学校でもそのような機会を設けているようであり、良いことだと思う。

[保護者アンケート]

視覚障害教育の専門性を学習指導に生かしている。

1 そう思う 54% 2 大体そう思う 41% 1+2=95%

(6)総合評価(3月18日実施)

【成果と課題】

①成果:点字の指導は教員間で連携し、専門性を持った指導が進めた。読速度検査を通して個々の見え方を詳細に把握することができた。

課題:個々の見え方に応じた最適な教材の作成方法の工夫。

②成果:授業でタブレット端末を利用した学習方法の拡大。

課題:ICT活用を進め、様々な指導場面での利用を図る必要がある。

【改善方策等】

①教員間で連携し点字指導を進めていく。読速度検査に多くの教員が関わり、見やすさについて理解を深める必要がある。

②ICT機器の活用方法の共有化を学校全体で進めるため、研修等を行い活用できる教員を増やしていくことが重要である。

幼児・児童・生徒指導・支援

(1)4年間の目標(令和2年度策定)

・幼児児童生徒一人ひとりの実態をふまえ、課題を的確に捉え、個別教育計画にもとづいた指導や支援を組織的に行う。

(2)1年間の目標

①個々の実態に応じた個別教育計画の策定にむけ、幼児児童生徒を多角的・多面的な視点で捉えることができる。

②目標達成に向けた指導や支援を実現するための柔軟な校内支援体制を構築する。

(3)取組の内容

【具体的な方策】

①個別教育計画の策定については、担任と保護者の共通理解を基に、専門職(心理士)や寄宿舎指導員等がそれぞれの立場で参画し、様々な視点で捉えることで、適切な指導や支援につなげる。

②学級、学年、学部に縛られない校内支援体制を整備することで、幼児児童生徒一人ひとりの実態やニーズに応じたよりよい指導・支援を展開する。

【評価の観点】

①幼児児童生徒一人ひとりの学習指導や生活支援に関わる様々な職種の職員がチームとして情報を共有し、目標とそのための手立てを検討した上で、それぞれの立場で役割を果たすことができたか。

②教職員それぞれの得意分野を共有し、その力を発揮できるような校内支援体制を整備、活用できたか。

(4)校内評価

【達成状況】

①医事相談やブロック内専門職活用でPTやOT、STの助言をもらい、学習に活かすことができた。

②学部全体で協力して、課題が顕在化した早い段階で教育相談コーディネーターが中心となり生徒に関わる教職員が参集しケース会を通して情報共有し、共通認識を持って対応する体制が整ってきたことで、一貫性のある指導・支援を行うことができた。

【課題・改善方策等】

①校内での連携と伴に、今後もブロック内専門職活用等を積極的に行い、幼児児童の指導に取り入れていく。

②教科指導の場面で、教科担任間の学部を越えた支援体制があるとよい。

学部で幼児・児童についての支援方法の情報共有を密にし、生徒がよりよい学校生活を送ることができるよう、専門職とも連携して広い視野を持って対応していく。

(5)学校関係者評価(2月27日実施)

[学校運営協議会委員]

朝の打ち合わせ等で、幼児児童生徒の情報共有を行い、協力体制を整備しているのは良いことであり継続してほしい。

[保護者アンケート]

幼児児童生徒一人ひとりの良さを見つけ、その良さを伸ばす取組をしている。

1 そう思う 81% 2 大体そう思う 14% 1+2=95%

(6)総合評価(3月18日実施)

[成果と課題]

①成果:医事相談やブロック内専門職活用により助言をもらい、学習指導に活かすことができた。

課題:情報共有のための時間設定に工夫を要する。

②成果:課題が顕在化した早い段階で教育相談コーディネーターが中心となり情報共有し、共通認識を持って対応する体制が整ってきた。

課題:支援体制の充実に向け、校内外の支援体制の組織的運用が必要である。

[改善方策等]

①校内での連携と伴にブロック内専門職活用等を積極的に行い、幼児児童の指導に取り入れていく。

②教科指導において教科担任間の学部を越えた支援体制が必要である。また、教員間で幼児児童生徒の支援方法の情報共有を密にし、連携する必要がある。

進路指導・支援

(1)4年間の目標(令和2年度策定)

・幼稚部や小学部を含む早期から高等部まで自分の将来について主体的に考えられるように支援し、一貫した進路支援を行う。

(2)1年間の目標

①ライフステージに応じた進路指導・支援内容を整理し、必要な情報を発信する。

②国家試験合格とその後の就労定着に向け、指導内容・方法、支援方策の改善に努め、職場見学・体験実習の充実を図る。

(3)取組の内容

【具体的な方策】

①昨年度作成した「キャリアマトリクス」をさらに活用していけるよう、ライフステージを意識して情報を幅広く収集し、その情報を生徒・保護者等へ発信する。

②国家試験対策として、各種テストの妥当性を客観的に検証するとともに、就労定着に向けては、社会で働くためのスキルや、対人関係スキル等の獲得に着目した指導・支援を行う。また、より主体的な進路選択に向けた職場見学・体験実習の充実を図る。

【評価の観点】

①ライフステージに応じた進路指導の検討・整理を行うとともに、進路選択に向け幅広い進路情報を効果的に生徒・保護者等に提供できたか。

②生徒の特性に応じた指導により、国家試験合格レベルの実力を養成することができたか。また社会人としてのスキルを身に付け、主体的な進路選択に向けた職場見学・体験実習の充実を図ることができたか。

(4)校内評価

【達成状況】

①関係機関と連携して情報収集し、個々の状況に応じた相談と情報提供を行った。関係者間で随時情報を更新・共有しながら、見通しを持った進路決定ができるよう支援した。

②模擬試験を実施後の結果等をもとに、生徒の実態に応じた進路支援を行った。また、外部講師を招いた臨床報告会や進路説明会を実施した。

【課題・改善方策等】

①今後も常に更新される情報に対して、関係機関と連携し、素早い情報収集と提供に努める。また、進路支援に必要な知識・情報を係外の職員とも共有できるよう、有効な方策について具体的な検討を進める。

②次年度も引き続き生徒の実態に応じた進路支援を行う。

(5)学校関係者評価(2月27日実施)

[学校運営協議会委員]

進路指導をするにあたり、教員が現場の状況を確認した上で指導する必要がある。

[保護者アンケート]

進路に関する指導や助言、情報提供が適切に行われている。

 1 そう思う 14% 2 大体そう思う 29% 1+2=43%

(6)総合評価(3月18日実施)

【成果と課題】

①成果:関係機関と連携して個々の状況に応じた情報提供を行い、適切な進路決定が行えるよう指導した。

課題:進路指導を進めるうえで、係外の職員も情報共有できるように進める。

②成果:国家試験を受験した在校生はあマ指は3人中1人合格、鍼灸の合格者はいなかった。また、既卒の合格者はあマ指、鍼灸ともにいなかった。

課題:不合格者へのサポート体制を進める必要がある。

【改善方策等】

①関係機関からの情報を進路と学部が共有し、適切な進路決定が行えるよう継続的な取り組みが必要である。

②国家試験不合格者対策として、個別対応が出来るように学校内で受験対策を実施し、次年度は合格できるよう継続的な支援を行う。

地域等との協働

(1)4年間の目標(令和2年度策定)

・関係諸機関や地域とのつながりを強化し、連携・協力・支援体制を確立するとともに、視覚障害教育や盲学校に関する情報を発信する。

・自立と社会参加に向け、地域と協働し、社会体験・貢献する機会を創出する。

(2)1年間の目標

①視覚障害教育のセンター的機能の周知と一層の活用の促進を図る。

②視覚障害教育を必要とする人とつながるように、関係機関や各学校への広報に積極的に取り組む。

③様々な活動を通して地域との交流や社会貢献に取り組む。

(3)取組の内容

【具体的な方策】

①視覚障害教育における地域のセンター的機能を発揮するため、関係機関等への情報提供や教育相談・支援活動をさらに効果的に行うための方策を検討する。

②県域の各学校、大学、医療機関、乳幼児健診機関等へ周知活動を精力的に行うとともに、ホームページ等において本校の取組を積極的・効果的に発信する。

③コミュニティスクールを活用しながら、地域の中にある学校としてなにができるか、共に考え幼児児童生徒の主体的な発信の場や自己実現の場を創出する。

【評価の観点】

①視覚障害教育のセンターとして学校等の教育機関だけでなく、行政機関、福祉、労働等とのさらなるネットワーク構築が図られたか。

②大学や医療機関等への広報活動をさらに拡大できたか。また、積極的・効果的な発信を行うことで、ホームページの閲覧数は増加したか。

③コミュニティスクールの活用により、地域との交流や社会貢献にさらに取り組むことができたか。

(4)校内評価

【達成状況】

①センター的機能を通して、教育機関だけでなく、行政機関、福祉、労働等とのネットワーク構築を進めることができた。

②県域の各学校、乳幼児健診機関等への周知活動を精力的に行うことで他の公共施設との連携にもつながる効果がみられた。ホームページの閲覧数は減少であった。

③地域の施設を利用し、学習に活かすことができた。また、消防署や警察署、横浜ゴムの見学などを通して学びにつながった。給食チームと連携したコラボ給食を実施し、教室で読み聞かせと疑似体験を行った。大原公民館祭、立野町追分町内会でのボランティアマッサージと学校紹介を実施した。

【課題・改善方策等】

①関係機関への資料送付以外にも、学校ホームページを通してセンター的機能の周知を行っていく。

②大学や医療機関等への広報活動は今後も機会を探り積極的に行っていく。魅力あるホームページ作りを探求し、効果的な発信に努める。

③今後も地域の施設を利用し、幼児児童の学びにつなげていきたい。今後もコラボ給食など他チームとの連携をすすめる。盲学校、並びに理療の啓発に向けてボランティアマッサージの機会を増やしていく。

(5)学校関係者評価(2月27日実施)

[学校運営協議会委員]

地域とのつながりを強化し、盲学校を知ってもらうためにもホームページを活用することが必要である。また、教員が地域の方と交流することが連携強化につながると考えている。

[保護者アンケート]

視覚障害教育のセンター校として、地域の視覚障害児者への教育相談や支援、情報発信をしている。

 1 そう思う 50% 2 大体そう思う 31% 1+2=81%

(6)総合評価(3月18日実施)

【成果と課題】

①成果:センター的機能を通して、行政機関、福祉、労働等とのネットワーク構築を進めることができた。

課題:学校ホームページを活用し、地域の方々にも広く知ってもらうことが重要である。

②成果:県域の各学校、乳幼児健診機関等への周知活動を行い、他の公共施設との連携することができた。

課題:魅力ある学校ホームページの作成。

③成果:地域の施設を利用し、幼児児童生徒の学習に活かすことができた。

課題:積極的に地域との連携の機会を増やしていく必要である。

【改善方策等】

①視覚障害教育のセンター的機能の継続的な支援を今後も進め、関係機関とのネットワーク構築を強化なものにしていく。

②ホームページの充実を図り、ニーズに合った分かりやすい内容に改善していく。

③様々な場面で、コミュニティスクールの積極的な活用方法を学校全体で取り組む。

学校管理、学校運営

(1)4年間の目標(令和2年度策定)

・安心安全な学校作りを推進し、組織として指導体制や教育環境整備を進める。

・カリキュラム・マネジメントの効果的な推進に向け、組織整備を進める。

(2)1年間の目標

①防災対策等により、安心安全な環境づくりを推進する。 

②不祥事を他人事とせず、同僚性を発揮した職場づくりに努める。

③カリキュラム・マネジメントを組織横断的に推進する。

(3)取組の内容

【具体的な方策】

①引き続き様々なウイルス感染防止対策を徹底するとともに、防災訓練等の反省を活かした体制が組めるように常に見直しをする。

②何が課題なのか、常に自分事として「不祥事をしない・させない」ために、全員参加で月1回の学び合いの機会を設け、職員一人ひとりの当事者意識を高める。

③各学部、また校務グループ及びチームが連携しながら「育てたい幼児児童生徒像」を全校で共有し、実現する取り組みを促進する。

【評価の観点】

①全職員で安全に対する情報共有や迅速で柔軟な対応、マニュアルの整備等により、誰もが安全で安心できる環境整備に取り組めたか。

②常に規範意識を高くもち、当事者意識をもって学び合える効果的な研修を計画・実施することができたか。

③各自がカリキュラム・マネジメントを意識して、よりよい学校運営を推進することができたか。

(4)校内評価

【達成状況】

① 避難訓練、職員防災訓練、救急法・AED訓練等を実施した。職員防災訓練では避難所開設を想定したシミュレーションを行った。

②年間計画に基づいた 全員参加の研修会を実施し自分事として捉える意識作りに取り組めた。

③ 学部や寄宿舎で連携して、指導について相談しながら対応することができた。目指す児童生徒像実現に向けて、カリキュラムを工夫し図工や総合の時間等を使い、芸術の専門家や大学生とともに芸術活動に取り組むことができた。

【課題・改善方策等】

①実際の発災時を想定した訓練や研修を計画・実施をし、防災についての意識を持てるよう準備を進めていく。

②月ごとに研修会のテーマを設定し、テーマごとに所掌する教職員が担当して、教職員全体で研修する取り組みを継続していく。

③今後も学部内の情報を関係部署と共有し、幼児児童生徒の指導を行っていく。カリキュラムを柔軟に運用し、今後も外部リソースを活用して児童生徒の活動・経験の幅を広げていく。

(5)学校関係者評価(2月27日実施)

[学校運営協議会委員]

不審者対策では警察との連携も考えて訓練を重ね、幼児児童生徒の安全と伴に教職員の安全を守ることが大切である。

[保護者アンケート]

災害やケガ等に対応するため、校内の安全管理・幼児児童生徒への安全教育を適切に行っている。

 1 そう思う 68% 2 大体そう思う 27% 1+2=95%

(6)総合評価(3月18日実施)

【成果と課題】

①成果:職員防災訓練を通し、災害時の避難開設所を想定した訓練が行えた。

課題:訓練や研修を通し、防災意識が持てるようにする。

②成果:研修会を通し自分事として捉えることができた。

課題:意識作りには、継続して取り組む必要がある。

③成果:児童生徒の指導では学部と寄宿舎が連携して対応することができた。

課題:情報共有を図るために組織的に動く必要があり、周知に時間を要する。

【改善方策等】

①実際の発災時を想定した訓練や研修を計画・実施をすることで、防災についての常に意識を高めていけるよう取り組む。

②不祥事を自分事として意識する取り組みを、継続的に行う必要がある。

③育てたい幼児児童生徒像を全職員で共有し、実現するために指導に当たる教職員が情報共有を図り、同じ視点で対応する必要がある。

 

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