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更新日:2024年3月25日

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校舎模型の寄贈について

校舎模型の寄贈について

 昨年夏から、鶴見大学文学部ドキュメンテーション学科の元木章博教授と学生さんが3Dプリンターを使って本校の校舎模型を作成してくださいました。試作を重ねる中で、本校からの希望(寄宿舎までの渡り廊下も作ってほしい、生徒昇降口も加えてほしい等)を採用してくださり、ようやく完成。11月24日に本校にて贈呈式を行いました。

寄贈2

写真の説明 机上手前に校舎模型、その奥にウイルスの「抗体と抗原」模型 コロナウイルス模型

その上、左から 本校校長 三日市さん 元木教授 遠藤さん

 

校舎模型は約750分の1のスケールで、手のひらに乗るくらいの大きさです。当日は、児童生徒や視覚障害のある教員も会議室に集まり、元木教授から説明を受けながら模型を触察しました。「ここが昇降口だね」「ここはグラウンド?思っていたよりも狭いね」渡り廊下を触りながら「(寄宿舎等にある)食堂までここを歩いていくんだね」と興味津々です。

触察の手

写真説明 校舎模型を触察する生徒

 

本校のシンボルだったボイラー用煙突撤去の記事を本校ホームページで読んだ三日市さんが、写真から煙突の高さを計算し、煙突のある校舎模型もつくってくださいました。

平盲校舎

写真説明 煙突のある校舎模型 その奥にある校名の立体文字は平塚支援学校作

 

煙突を触りながら、校舎との高さを比べ「煙突がこんなに高いとは知らなかった。」と話す生徒や教員もいました。

視覚に障害のある幼児児童生徒にとって、学校の全体像を知ることはなかなか難しいことですが、今回、模型として手で確認できたことは貴重な体験でした。

そのほか、ウイルスや抗原抗体の模型もご寄贈いただきましたので、理科や理療科の授業で活用しています。

幼児児童生徒の学びがより深まった今回の取組に感謝しております。本当にありがとうございました。