更新日:2022年12月22日
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平塚盲学校と言えば「高い煙突」と言われるシンボル的存在だった約30メートルのボイラー用煙突。その撤去作業に入ったのは9月でした。
そこから約4か月、無事に工事が終わり、煙突の撤去が完了しました。
この間、工事に伴う大きな音が授業の妨げになることが数回ありましたが、その時は、一時工事を中断していただくなど、授業優先で工事を進めてもらいました。
近所の皆様にもご負担をかけないよう、工事業者と打ち合わせながら、進めて参りました。ご理解いただきまして、ありがとうございました。
1-1 グラウンド側から見た煙突(9月13日撮影)
1-2 煙突が撤去された(12月6日撮影)
1-3 ベランダに食い込む煙突を下から見る(9月13日撮影)
2-2 煙突が無くなりベランダに柵ができた(12月6日撮影)
写真1 写真2 写真3 写真4
左から順に工事の経緯を示しています
令和4年9月13日
約30メートルある煙突の周りを四角く囲む足場が組まれました。隣の病院と同じくらいの高さです。
令和4年9月30日
煙突を四角く囲む足場に灰色のシートが張られました。煙突を輪切りにするので、大きな音が漏れないように、防音効果も兼ねているそうです。
令和4年10月7日
煙突を輪切りにしてクレーンで降ろし、ショベルカーで砕く作業を繰り返しました。すでに煙突の高さは半分以下になりました。
令和4年10月14日
ほぼ煙突はなくなり、シートも外され、校舎の高さくらいの足場だけになりました
本校には高さ約30メートルの煙突があります。これは、ボイラー用煙突で、校内の暖房に使われていました。とても暖かく、点字を読んだり、あんま実習をしたりする手を暖め、児童生徒等の学びを支えてくれていました。
この度、校舎の耐震化工事に伴い、暖房設備が新しくなりました。ボイラーはその役目を終えたことから、このボイラー用煙突を撤去することになりました。
工期は令和4年12月末までを予定しています。撤去にあたって重機等を使用するので、大きな音が出ないか等、心配されるところです。それについては、授業に支障が出ないよう、またご近所の皆様にもご負担をかけないよう、工事業者と綿密な打ち合わせを行ってまいります。
平塚盲学校と言えば「高い煙突」と言われるシンボル的存在を失うことは寂しいのですが、長年、本校を暖め続けてくれた煙突に感謝しつつ、その歴史を閉じたいと思います。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
平塚盲学校のシンボル「煙突」
足場が組まれました(9月13日撮影)