更新日:2025年3月19日
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日本文化を代表する「茶の湯」。その成立以前には、どのような「茶」をめぐる世界がひろがっていたのでしょうか。神奈川県立金沢文庫が管理する国宝 「称名寺聖教・金沢文庫文書」は、中世東国の茶に関わる歴史と文化を伝える貴重な史料群です。鎌倉時代を生きた人びとが贈答し、愛飲した茶、鎌倉仏教、とくに密教儀礼の場で用いられた茶など、中世には多種多様な茶の用途や機能がありました。「茶の湯」成立以前の、日本中世の茶の歴史と文化の諸相を、ゆかりの文化財を通じてご紹介いたします。
主催 |
神奈川県立金沢文庫 |
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協力 |
日本古文書学会、横浜市金沢区役所 |
会場 |
神奈川県立金沢文庫 |
会期 |
令和6年7月26日(金曜日)~9月23日(月曜日・祝日) |
休館日 |
毎週月曜日(ただし、8月12日、9月16日、9月23日は開館) 8月13日(火曜日)、9月17日(火曜日) |
観覧時間 |
午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
交通 |
京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分(品川駅より快特33分) JR根岸線「新杉田」駅接続、シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分 当館に駐車場はございません(身体障がい者用を除く)。 ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。 |
No. |
種別 |
文化財指定 |
作品名 |
備考 |
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1 |
典籍 |
重文 |
喫茶養生記 |
南北朝時代 寿福寺 |
2 |
考古遺物 |
梅花天目碗(北条時房・顕時邸跡出土) |
南宋~元時代 鎌倉市教育委員会 |
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3 |
古文書 |
湛睿書状 |
鎌倉時代 大阪青山歴史文学博物館 |
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4 |
古文書 |
国宝 |
金沢貞顕書状 |
鎌倉時代 称名寺 |
5 |
聖教 |
国宝 |
覚禅抄 星宿法 |
鎌倉時代 称名寺 |
6 |
工芸品 |
重文 |
青磁壺 |
元時代 称名寺 |
特別講演会「「遊び」の喫茶文化―闘茶の歴史―」
令和6年9月8日(日曜日)白川 宗源氏(建長寺研究員・臨済宗建長寺派 広福寺副住職)
月例講座「中世の「茶」―喫茶と仏教儀礼―」
令和6年8月17日(土曜日)貫井 裕恵(神奈川県立金沢文庫 学芸員)
月例講座「金沢文庫文書で茶を調べよう!」
令和6年9月14日(土曜日)山地 純(神奈川県立金沢文庫 学芸員)
国宝 金沢文庫文書に親しむ講座「中世鎌倉の「茶」関連史料を読む」
令和6年9月23日(月曜日・祝日)貫井 裕恵 (神奈川県立金沢文庫 学芸員)
毎週 土曜日・日曜日・祝日
1.午後2時から 2.午後3時から
区分 |
個人観覧料金 |
団体観覧料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 |
500円 |
400円 |
20歳未満及び学生 |
400円 |
300円 |
65歳以上 |
200円 |
100円 |
高校生 |
100円 |
100円 |