更新日:2025年3月19日
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運慶は日本史上最も著名な、卓越した技量をもつ仏師であり、鎌倉時代初期に、新政権である鎌倉幕府と密接に結びつくことで活躍したことが知られています。また運慶の造仏は、実は北条政子や大弐局など、鎌倉幕府の有力な女性たちとも密接に結びついていました。
本展覧会では、改めて運慶と女性の関係に焦点を当てながらご紹介します。そこでは、運慶の造仏と、それに伴う造寺や仏事など、女性たちの信仰との関係のありようの一端を明らかにすることが出来るでしょう。
主催 |
神奈川県立金沢文庫 |
---|---|
共催 |
横須賀美術館 |
特別協力 |
鎌倉国宝館 |
後援 |
朝日新聞社 |
会場 |
神奈川県立金沢文庫 |
会期 |
令和6年11月29日(金曜日)~令和7年2月2日(日曜日) |
休館日 |
毎週月曜日(1月13日は開館)、年末・年始12月28日(土曜日)~1月4日(土曜日) 1月14日(火曜日) |
観覧時間 |
午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで) |
交通 |
京浜急行「金沢文庫」駅下車徒歩12分(品川駅より快特33分) JR根岸線「新杉田」駅接続、シーサイドライン「海の公園南口」駅下車徒歩10分 当館に駐車場はございません(身体障がい者用を除く)。 ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。 |
No. |
種別 |
文化財指定 |
作品名 |
備考 |
---|---|---|---|---|
1 |
彫刻 |
重文 |
観音・勢至菩薩立像 |
清水寺(京都) |
2 |
彫刻 |
重文 |
薬師如来坐像 |
寿福寺(神奈川) |
3 |
彫刻 |
阿弥陀如来坐像 |
願生寺(静岡) |
|
4 |
彫刻 |
重文 |
地蔵菩薩坐像 |
瑞林寺(静岡) |
5 |
彫刻 |
重文 |
抜頭面 |
瀬戸神社(神奈川) |
6 |
彫刻 |
重文 |
四天王立像 |
海住山寺(京都) |
月例講座「運慶と女人の作善」
令和6年12月14日(土曜日)瀬谷貴之(神奈川県立金沢文庫主任学芸員)
月例講座「仏師運慶の生涯―史料から読み解く」
令和6年12月22日(日曜日)貫井裕恵(神奈川県立金沢文庫学芸員)
特別講演会「運慶のつれあい」
令和7年1月19日(日曜日)野村育世氏(女子美術大学付属高等学校・中学校)
特別講演会「仏像の調査、発見、撮影物語り」
令和7年2月2日(日曜日)副島弘道氏(大正大学名誉教授)
連続講座「大仏師運慶とその周辺」(全5回・有料)
(1)令和7年1月26日(日曜日)「慶派の四天王」
講師:行方敬太郎氏(サントリー美術館学芸員)
(2)令和7年2月1日(土曜日)「康慶から運慶へ―工房の継承と展開―」
講師:佐々木あすか氏(弘前大学助教)
(3)令和7年2月11日(火曜日・祝日)「観音・勢至菩薩像にみる運慶と快慶」
講師:大澤慶子氏(文星芸術大学教授)
(4)令和7年2月15日(土曜日)「特別展「運慶」の回顧と展望」
講師:瀬谷貴之(神奈川県立金沢文庫主任学芸員)
(5)令和7年2月22日(土曜日)「和田義盛の文化的環境」
講師:滑川敦子氏(文化庁文化財第二課史跡部門文化財調査官)
毎週 土曜日・日曜日・祝日
1.午後2時から 2.午後3時から
区分 |
個人観覧料金 |
団体観覧料金(団体は20名以上) |
---|---|---|
一般 |
800円 |
700円 |
20歳未満及び学生 |
600円 |
500円 |
65歳以上 |
200円 |
100円 |
高校生 |
100円 |
100円 |