更新日:2023年12月4日

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けやき第226号

「読む」楽しみのある学校 

谷支援学校はいろいろなところに本があります。C棟図書室にはソファがあり、小中学部の子どもたちも本を借りにやって来ます。各教室の棚にも本や雑誌、PTA活動室には保護者のお勧め本、教職員の図書コーナーでは専門書などが読み手を待っています。子どもたちは自由にいろいろな方法で「読んで」吸収しています。鉄道大好きな人は図鑑やタブレットで画像や動画を見て聴いて、読んで、生き生きしています。読み聞かせの時に身を乗り出して聴く小学部の子どもたちの頭の中はきっとお話でいっぱいになっているのでしょう。絵本のお気に入りのフレーズを指差して「読んで」という熱いお願いをされることもあります。 

 現在、学校でのICT 機器整備や、日常生活でも情報活用が進み、「読む」環境は大きく変化していますが、読むことには、自分の時間の過ごし方を広げ、人や情報と関わりながらコミュニケーション力をじっくり育てる効果があると思います。これからも環境を整え、「読む」楽しみを大事にしていく学校でありたいと考えています。

さて、皆さまは、この季節、何を読んで楽しい時間にしますか?

 

教頭 辻田