瀬谷支援学校 > 地域の方へ > 学校だより「けやき」 > けやき第231号
更新日:2024年5月13日
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瀬谷支援学校での校長職が3年目になりました。清水武彦です。どうぞよろしくお願いします。また、日ごろ、保護者の皆様におかれましては、PTA活動にご尽力いただくとともに、本校の教育活動にご理解、ご協力いただき、深く感謝申し上げます。
4月5日(金曜日)、見ごろを迎えた校内の桜に見守られながら、始業式、入学式を実施しました。この4月から新入学、進級した子どもたちも、広々とした校地と緑豊かな環境の中、新しい友だち、新しい先生との学校生活にも少しずつ慣れてきた頃ではないでしょうか。
さて、2月13日発行「けやき」第229号でも紹介させていただきましたが、新たに本校に入学された方も多くいらっしゃるので、重ねて紹介させていただきます。
昨年1月、横浜市にお住いの千葉昭夫様より、書家の金澤祥子さんが揮毫された「夢」という字が本校に寄贈されました。(県立特別支援学校29校それぞれに「愛」「心」「翔」など13字のいずれかが寄贈されています。)揮毫された金澤さん、寄贈をされた千葉様の「児童生徒や職員、来校された方々が、書を見て、夢や希望を持ち、元気な前向きな気持ちを持ってもらえるよう、皆さんに見ていただけるところに、展示して欲しい」との思いを受け、現在、職員玄関に展示させていただいています。何故、瀬谷支援学校に「夢」が選ばれ、寄贈されたのか、理由については、定かではありませんが、「夢」ということでは、メジャーリーグで活躍されたイチロー選手が「夢」について、「夢をつかむことというのは、一気にはできません。ちいさなことをつみかさねることで、いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます」と語られています。
我々教職員は、瀬谷支援学校に通う子どもたち一人ひとりが、小さな一歩を踏み出し、コツコツできることを積み重ね、少しずつ目標をクリアして自信をつけたり、時にうまくいかなくても諦めることなく再挑戦しながら、やがて大きな力(成長)につながっていくことができるよう、子どもたちに寄り添い、褒めたり励ましたり、時には辛抱強く待ったりすることで、子どもたち一人ひとりの「夢」の実現に努めていきたいと思っています。
そのため、令和6年度も引き続き、社会状況の変化や支援教育に対する時代のニーズに合わせ、これまで同様、児童生徒一人ひとりが、自分の力を十分に発揮し、社会の一員として活き活きと生活していけるよう、自立と社会参加に向けた教育活動を進めて参ります。引き続き皆様のご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
併せて、ご来校の際には、職員玄関に立ち寄っていただき、力強く書かれた書から、夢や希望、元気を感じていただければ幸いです。
校長清水武彦