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更新日:2023年6月2日

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今週の座間支援(令和5年5月)

5月31日

知的障害教育部門本校高等部(高西)の作業班の紹介は、いよいよ農園芸班と環境整備班を残すのみとなりました。農園芸班の活動は、グラウンド横の畑と正門近くの花壇やプランターの手入れが中心となります。畑ではこれまでにトマト、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、玉ねぎ、ジャガイモ、白菜、キャベツ、大根等の多種多様な作物を栽培してきました。ところで、良い作物を育てるためには土作りも大切で、作物の種や苗を植える前に全員で協力して土を耕し、肥料をまいて良い土作りに励んでいます。また、正門の花壇やプランターにはいろいろな花を植えて来校する方の眼を楽しませています。今年はどんな花で皆さんをお迎えするのかお楽しみにしてください。

一方、環境整備班は、校内の清掃を中心に活動をしています。高西では定期的に自分たちの教室や廊下の清掃に取り組んでいますが、校内全体の清掃を行うのが環境整備班です。今回は活動を行う前に正しい雑巾の絞り方や机のふきかたについて学習し、本格的な清掃活動の準備を整えていました。

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5月29日

5月26日(金曜日) 肢体不自由教育部門小学部低学年は、今年度初めての近隣校外活動として、本校の近くにある「入谷くつがた公園」まで行ってきました。日差しはあまり強くはなかったものの、少々蒸し暑さもあって、梅雨入り間近を感じさせる天候でした。でも小学部低学年の児童3名は元気いっぱい。お休みの人の分も遊ぼうとはりきって学校を出発です。歩くことを勉強中の児童は教員と手をつなぎ、約500mの距離を休まず歩いて公園に到着、車椅子の児童もブランコやシーソーで楽しく遊び、お花を摘んだり砂場で砂の感触を楽しんだりする様子が見られました。帰りも歩きの児童は、休まずに学校まで歩き通し、往復で1kmの小さな校外学習を終えました。

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5月26日

5月24日(水曜日)知的障害教育部門 有馬分教室では教職員対象の救急講習会を実施しました。海老名市消防から消防隊員の方々を講師に招き、約90分間、心肺蘇生法やAEDの使い方等を詳しく教えていただきました。心肺蘇生法の手順や内容は毎年少しずつ変わっているため、教職員は毎年、この研修を受講しています。学校生活における様々な場面を想定して、傷病者発見から救急車への連絡と心肺蘇生法の一連の動作を何度も練習しました。t20230526.jpg

5月25日

5月は八十八夜、端午の節句等の「夏」を意識させる行事が多くなってきますが、本校の周辺の田んぼにも水が張られ、いよいよ田植えが始まろうとしています。そんな中、本校近隣にお住まいの鈴木様の御好意により、鈴木様御所有の五月人形を、本校の図書コーナーの一角に飾らせていただく運びとなりました。写真を御覧いただくとお分かりになると思いますが、中央に武将の甲冑、左右に陣羽織と鍾馗様という形で、これに破魔矢が加わり、威厳と気品に満ちた逸品です。本校の児童生徒はさっそく人形を見つけて興味深げに眺めていました。保護者の皆様におかれましては、お時間がありましたら、ぜひ本校にお立ち寄りいただき、実際に御覧いただければ幸いです。

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5月24日

本校知的障害教育部門高等部(高西)の作業班、今回は紙工班と革工班を紹介します。紙工班では現在手作りのハガキの作成とお花の形をしたマグネット作りを行っています。ハガキは牛乳パックを細かくした紙片をミキサーにかけて、ドロドロにした材料を型枠に入れて水分を除いたものを乾燥させるとかわいらしいハガキが出来上がります。マグネットはお花の型紙の中心にマグネットを貼りつけ、花びらにラメを入れて華やかに仕上げていくという作業に取り組んでいます。 

一方革工班ではコインケース制作と様々な用途に使用できる素材として、革を丸く打ち抜く作業、花びら状に細かく切り抜く作業に取り組んでいます。これまで革工班ではパスケースやキーホルダー、レザートレイ、ペンケース等を作成してきました。これからまた素敵な手作り製品をバザーに向けてたくさん作ってもらいたいですね。

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5月19日

5月17日(水曜日)、本校に神奈川フィルハーモニー管弦楽団弦楽四重奏のみなさんが来校され、体育館で演奏会を行いました。今回は感染症対策として、参加人数を制限して本校高等部2,3年生が演奏を間近で聴くことができました。プログラムはモーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』第1楽章をはじめとして、映画『アナと雪の女王』より『Let it go』、テレビアニメ『鬼滅の刃』より『紅蓮華』のほか、YOASOBIや葉加瀬太郎さんの曲、日本の四季の歌のメドレーが次々に披露されました。楽器は4つだけなのに、とても豊かな音色が体育館いっぱいに響き、聴いている高等部のみなさんも思わずリズムを取ったり、指揮者のように手を動かしたり、アンコールの『ラデツキー行進曲』では、力いっぱいの手拍子で演奏にこたえていました。演奏会のおわりに、生徒会よりお礼の言葉と花束、作業学習で制作した品物をプレゼントしました。来校してくださった第1ヴァイオリン松尾 茉莉さん、第2ヴァイオリン久米 浩介さん、ヴィオラ劉 京陽さん、チェロ松尾 美弦さん、とても素敵な演奏をありがとうございました。次は全校の児童生徒で演奏を聴けるといいですね。

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5月16日

今年も高等部の作業学習がスタートしました。知的障害教育部門本校高等部(高西)では、3学年を縦割りにした6グループ(紙工、環境衛生、縫製、農園芸、陶芸、革工)で毎週火曜日に作業学習を行います。今回は縫製班と陶芸班の様子を紹介します。縫製班は、縫物の制作に取り組んでいます。これまでにポケットティッシュケース、巾着袋、エコバック等を制作していますが、この日は1年生がポケットティッシュケースを、2・3年生は雑巾の仕分けと縫い合わせを行いました。陶芸班は、粘土を材料にして、はし置きやお皿、湯呑等の制作に取り組んでいます。今回は素焼きしたはし置きにやすりをかけ、撥水材をつけてから釉薬がけを行いました。どの班も指示をしっかり聞いて作業に取り組んでいました。これからバザーに向けてたくさんの製品を手掛けていきます。

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5月15日

肢体不自由教育部門高等部(高北)は、美術で「春の花」をテーマに創作活動を行いました。白い紙皿にカラーセロファン、フェルトボール、お弁当で使うおかずカップ、お花紙等を自由に組み合わせ、一人ひとりが直感的に「自分の花」を作り上げていきました。活動の最後に自分の作品を発表し、作品の意図や工夫した点を発表することができました。

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5月11日

今年の「こどもの日」は終わってしまいましたが、校内には手作りの元気な「こいのぼり」がたくさん現れました。中学部では、子どもたちの手形で「うろこ」を作った、表情豊かなこいのぼりが教室前にたくさんおよいでいました。小学部5,6年の教室の壁には、赤と緑の2匹のおおきなこいのぼりが出現し、小低の教室前には色鮮やかなうろこを身につけた濃紺のこいのぼりが浮かんでいました。元気よく大空をおよぐこいのぼりのように、今年もみんなが元気に活躍できるといいですね。

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5月8日

肢体不自由教育部門小学部の国語では、物語の読み聞かせを行っています。この日はお魚の『スイミー』のお話をビデオで視聴しました。読み聞かせの後に、海の底に見立てたとなりの教室に行き、お魚になった気分で海底散策を楽しみました。こどもたちは、クラゲのダンスや海の中でゆらゆらと淡い光が揺れるのを不思議そうに見つめていました。

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5月2日

知的障害教育部門本校高等部1年生は、入学以来様々な体力テストに取り組んでいます。今日はグラウンドでボール投げを行い、それぞれのやり方で、できるだけボールを遠くに投げることに挑戦しました。クラスごとに1人ずつ2回投げましたが、15m以上投げることができた人もいました。吹き抜ける風は気持ちよく、ボールを遠くに投げた友人への歓声がグラウンドに巻き起こっていました。

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5月1日

知的障害教育部門高等部相模向陽館分教室では、1,2年の生徒が合同で美術に取組みました。今回の単元「目隠しピーマン」では、目隠しをして、ピーマンを受け取り、手に取ったピーマンの感触に基づいて石膏でピーマンの造形をします。視覚以外の感覚を研ぎ澄まして、手にしているピーマンの質感から形を作りました。そして造形した石膏に今度は三原色をベースに、生徒たちは絵の具を混ぜてオリジナルの色を作り、自分のピーマンに色付けをしました。仕上げにニスを塗ったので、たくさんのピカピカの逸品ができあがりました。

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