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更新日:2024年1月5日

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今週の座間支援(令和5年12月)

12月26日

 12月25日(月曜日) 2学期の終業式が本校、有馬分教室、相模向陽館分教室でそれぞれ行われました。本日は本校で行われた終業式とそのあとの表彰式の様子についてお伝えします。

終業式 田中校長のお話

みなさん、おはようございます。

校長の田中です。きょうは、令和5年度2学期、終業式です。

 2学期の最後の日ですが、令和5年、学校に来るのも最後の日なので、令和5年を振り返ってみましょう。サンフラワーちゃんと、そのお友達と一緒に、令和5年の出来事を思い出してみました。

 まずは、とにかくあつい夏でした!気象予報士さんの今年のトレンドトップ5のうち4つに、あつい!ことに関するキーワードが入っていたそうです。中でも11月に夏日は、東京都心の最高気温は、27.5℃となり、100年ぶりに11月の最高気温の記録を塗り替えたそうです。

 そして、これは、何かわかりますか?そうです。WBCのトロフィーです!WBCでは、侍ジャパンが世界一になりました。スポーツだけでなく、私たちを元気にしてくれるニュースがありましたね。

 では、私たちの座間支援学校の2学期はどうだったでしょうか。2学期の始まりのときに、私からは、「お互いを大切に思い、支えあうことができるよう頑張りましょう」とお話ししました。

 そして、2学期は修学旅行や、遠足、校外学習、校内・現場実習などありましたが、皆さんは、友達を大切に思い、支えあう場面がたくさんありました。なので、みなさんに「花丸!です!」

 これから冬休みです。今日はクリスマス、そのあと、お正月、楽しいことがたくさんありますね。 冬休みは、交通事故や、病気に気をつけて、体に気をつけて過ごし、3学期に元気に会いましょう。サンフラワーちゃんとお友達も待ってます!

 また、サンフラワーちゃんのお友達の名前のアイデアをありがとうございました。3学期にまた皆さんに投票などしていただき、名前を決めたいと思っています。ご協力をお願いします。これで校長先生の話を終わります。

このあと、肢体不自由教育部門小中学部の児童生徒の思い出発表、11月に開催された「特別支援学校体育連盟主催ティ―ボール大会」において準優勝した知的障害教育部門本校高等部のティ―ボールチームの表彰「第3回 あーと展覧会 2023」において最優秀作品に選ばれた生徒の作品の紹介と表彰を行い、会場の体育館は大きな児童生徒たちの歓声と大きな拍手に包まれていました。

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12月25日

 本日12月25日はクリスマスですね。実は座間支援学校にも8日(金曜日)にサンタクロースが一足早くやってきてくれました。サンタさんは小学部、中学部、高等部と各教室をめぐり、児童生徒それぞれに素敵なクリスマスカードを手渡してくれました。突然のサンタさんの来訪に子どもたちは大喜び。サンタさんと握手をしたり、話しかけたり、いっしょに写真を撮ってもらったりと心に残る楽しい時間を過ごすことができました。サンタさん、はるばる座間の地まで来ていただき、ありがとうございました!

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12月22日

12月18日(月曜日) 知的障害教育部門高等部有馬分教室では、有馬高校と合同の避難訓練を実施しました。今回は地震が発生したという想定での訓練でした。揺れがおさまるまでは机の下にもぐり、身を守ります。ヘルメットをかぶり、教員の指示をよく聞いて落ち着いて素早くグラウンドに避難することができました。その後、救助の際、担架の代わりになる手のつなぎ方「ヒューマンチェーン」の体験があり、数人で実際に人を運ぶ方法を見て学習しました。今週は防災を考える1週間です。「登下校中に災害にあったらどうするのか」「自分の家の人との集合場所は決めてあるか」など、ひとりでいるときに安全な行動がとれるように準備をする学習をおこないます。

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12月21日

 12月11日(月曜日)知的障害教育部門高等部有馬分教室では、「KDDIスマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。携帯電話やスマートフォン等のインターネット端末でSNSを利用する機会が増えている中、トラブルやいじめ、誹謗中傷などといった問題が世の中に多く発生しています。こうした問題に巻き込まれることは自分の身の回りに起こりうることを知り、使用する際のモラルやマナーについて外部講師に講演をしていただきました。講演の中では、いろいろなケースについて危険性をわかりやすく動画で紹介していました。事後の振り返りの場面では、生徒たちから「犯罪に巻き込まれないようにしたい」「SNSで乱暴な言葉は使わないように気を付ける」などの感想を聞くことができました。「それをしたら、どうなるか」「この言葉を送ったら相手はどう思うか」というように、「行動する前に想像してみる」というキーワードを教えていただきました。このキーワードを忘れずに、安全に、マナーよく利用するよう、ひとり一人が心掛けてほしいと思います。

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12月20日

 クリスマスまであと数日というところまで来ましたね。校内にはクリスマスオーナメントやツリー等が教室や廊下に飾られてクリスマス気分を盛り上げています。今回は皆さんの作った素敵な作品をご紹介します。

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12月19日

年末なのに、季節外れの暑い日もときどきあるという今年の12月ですが、冷たい風にブルブルふるえてしまう日もありますね。そんなときにはやっぱりあたたかいお風呂に入りたくなります。小学部の国語のグループ学習では、『わにわにのおふろ』という大型絵本の読み聞かせをし、洗面器にお湯をはり、おもちゃを浮かべて遊んだり手を温めたりして、お湯の流れる音を楽しみ、温泉気分にひたっていました。

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12月18日

 12月になると本校と分教室の生徒会は次年度の役員を決めるための選挙活動が本格的になる時期となり、それぞれで新役員を決定します。今回は本校の生徒会役員選挙の様子をお伝えします。

 12月11日(月曜日)の午後、肢体不自由教育部門、知的障害教育部門の高等部の生徒は生徒会役員候補者の投開票を実施しました。投票に当たっては、近隣の市町村から投票時に使用する投票用紙を記入する台と投票箱、投票箱を置く台をお借りし、会場の体育館に設置しました。投票する生徒は受付で投票用紙を受け取り、記入用の台で自分の1票を託す人を決めて投票していました。投票後に開票作業が行われ、新年度の役員が発表されました。今回選出された新役員のみなさん、これから座間支援学校をより良い学校にするために、いっしょに力を合わせてがんばりましょう。

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12月15日

 11月30日(水曜日)、知的障害教育部門高等部 相模向陽館分教室3年生は家庭科の授業で調理実習を行い、野菜入りラーメンを作りました。今回は前日に自分たちで近隣のお店に出かけて食材を購入して調理を行いました。向陽館高校の調理室の調理台で協力しつつ各自で食材を調理して、自分のオリジナルの一杯を作りました。卒業後の自立した生活に向けた授業として、楽しくておいしいひと時となりました。

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12月14日

 知的障害教育部門高等部有馬分教室3年生は、美術の授業で「グラスサンドアート」を作りました。砂のように見える部分の材料は食塩です。絵の具を混ぜて好きな色を2色作り、真っ白な食塩を染める作業から始めます。次に透明なカップの中に色の層ができるよう、カップを横から見て層の厚さや角度などをイメージしながら少しずつ塩を入れていきます。つまようじを使って細かい修正を入れる様子もありました。塩の層ができあがったら、スポンジを被せ、そこに好きな飾りをつけて完成です。ひとり一人のセンスが光る素敵な作品に仕上がりました。

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12月12日

12月1日(金曜日)知的障害教育部門高等部有馬分教室1年生は、神奈川県立特別支援学校清掃技能検定を自校開催しました。基礎的な清掃作業の技術を身に付けることは、家庭生活だけではなく、将来どんな職業に就いても、いろいろな場面で役に立つことです。また、「きれいにすると気持ちがよい」という意識を身に付けておくと、生活をより豊かに過ごすことにも繋がります。今年度は「自在ぼうき」での受検を行いました。服装、挨拶、用具の扱い方、手順、時間等細かく基準が決まっており、1年生の生徒たちはお手本のビデオを見たり、模擬検定を行ったり、友達同士でチェックし合ったりと練習を重ねてきました。当日はピーンと張り詰めた空気の中、緊張しながらも皆、堂々と自在ぼうきを使った検定を受けることができました。

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12月11日

 11月18日(土曜日)、サーティーフォー保土ケ谷球場を会場に、特別支援学校体育連盟主催のティ―ボール大会が開催されました。本校からは知的障害教育部門本校高等部の生徒がA・B2チームに分かれて参加しました。当日の天候は曇りがちで少々風がありましたが、3年振りに応援席を開放しての大会となり、県内の多数の特別支援学校のチームと関係者が球場へ応援に駆けつけていました。グラウンドが大変に広いため、球場の全面を使うことで同時に複数のゲームを行うことができます。座間チームはバックスクリーン近くのコートで試合を行いました。初めこそ多くのチームがいる中で緊張している生徒もいましたが、声を出し身体を動かし、いつものプレーをすることで緊張もほぐれて行きました、座間Aチームは勝利を重ね決勝戦まで進出しましたが、対戦相手の津久井支援学校に1点差で及ばず、準優勝でした。Bチームも勝利までもう少しのところまででしたが、これも一歩及びませんでした。それでも長打を打った人、全力で走った人、フライを上手にキャッチした人、チームメイトに声援を送った人、それぞれがゲームを楽しむことができました。現地まで応援に来てくださった保護者の皆様本当にありがとうございました。

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12月8日

 11月17日(金曜日)、肢体不自由教育部門高等部1年生は秋の遠足として、厚木トレリスへ出かけました。秋晴れのこの日、1年生3名はスクールバスで出発し、40分ほどで厚木トレリスに到着、まずは2階のボウリング場に入り、レーンを2つ借り、ゲームで点数を競います。ボウリング場にあるボールの発射台を借りて重いボールを転がす人もいれば、自分なりのやり方でボールを転がし、スペアやストライクを取る人もいました。運動でお腹がすいたところで、フードコートでお昼を注文し、普段の給食とはひと味違うお昼ご飯になりました。ゲームも食事も満喫して楽しい時間を過ごした秋の遠足でした。

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12月4日

 師走を迎え、年末年始に向けて多くの食材がそろう頃となりました。知的障害教育部門本校高等部(高西)では、先月下旬に学年ごとに栄養教諭を中心とした食育の授業を行いました。今回は3年生の授業の様子をお伝えします。

 栄養教諭が学習用に厨房での給食の調理の様子を事前に動画撮影し、その様子を映すと多くの生徒から「すごくおいしそう!」「食べたい!」という声が次々にあがりました。また、食材の持つエネルギーのことを「カロリー」といい、そのカロリーについて、摂りすぎたらどうなるか、少なすぎたらどうなるのかを生徒とともに考える授業を行いました。モデルを目指している女の子がなぜお腹が空いてしまうのかについて、意見を出していました。また、牛乳が未開封で残菜として出されてしまうことが多いので、少しでも飲んでもらえるようにお話しました。今回学んだ内容が、生徒のみなさんの今後の豊かな食生活につながることを願っています。画像は授業の様子と授業で使用したリンゴのデザート作りの様子です。

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