更新日:2023年8月19日
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副校長 尾尻 賢一
皆さん、お疲れさまでした。
金曜日の突然の大雨で一部種目が本日に延期しました。そんな中、大きな怪我も無く、全ての競技を終了することができました。
まず、総合優勝した青組の皆さん、応援合戦で優勝した黄組の皆さん。おめでとうございます。優勝を逃した、赤組、緑組、紫組も優勝という結果は手に入れられませんでしたが、一人ひとりが今回の体育祭で得たものが沢山あることに気づくと思います。
体育祭を通して、お互いのコミュニケーションも活発になったのではないでしょうか。どの競技を見ていても、それぞれの組が団結している様子が伝わってきました。
特に、金曜日の大雨の後の午後に開催した応援合戦が印象的でした。先生方の生徒を思う心、発表の舞台を確保してやりたいという思い。そして何より、皆さんの一生懸命なパフォーマンス。綾瀬高校の良い面が凝縮していました。
体育祭を終えて、もう少し頑張れたと、心の中に後悔が残る人もいると思います。その後悔は来年の体育祭や、この先の学校行事で活かしてみてください。是非、体育祭を通じて身に付けた協働する気持ちや、困っている仲間に手を貸す心を活かして活気ある学校生活を送りましょう。
最後になりますが、雨上がりの金曜日の朝、グラウンド整備に駆け付けてくれた野球部、サッカー部、陸上部の皆さん。また、体育祭運営に関わってくれた全ての生徒の皆さん。ありがとうございました。
生徒、保護者の皆さん、急な豪雨により11時より体育祭を一時中断しました。
午前中の競技として、徒競走、4人5脚、大縄跳び、綱引きまでを実施することができました。中断後、1時半より、応援合戦のみを行い、写真撮影となりました。
本来なら、この3年間は新型コロナウィルス感染症拡大防止のためにできなかった競技を思う存分に力を発揮して欲しいと思っていたにもかかわらず、あいにくの悪天候で実施できなかったことは残念です。
マチコミで連絡しましたが、何とか生徒の皆さんに活躍の場をと思い、6月19日(月)の5・6時間目に未実施の競技をやることにしました。
保護者の方々にも、都合をつけてお越しいただいているにもかかわらず、2日間にわたっての実施となり申し訳ありません。
ぜひ、お時間に都合をつけていただき、お子さんの活躍を見ていただけると嬉しい限りです。
開会式は、40分遅れとなりましたので、校長よりの言葉を割愛させていただきました。生徒の皆さんに、伝えたかったことを掲載させていただきます。
綾瀬高等学校 体育祭 校長あいさつ
令和5年6月16日
○皆さん、おはようございます。
本日、綾瀬高校の体育祭を開催できますことを大変うれしく思います。
朝まで降っていた雨もやみました。
○今日の体育祭に向け、生徒皆さんは短い期間の中で練習に取組んできました。
朝、昼、放課後の応援練習の声が、校長室の窓越しによく聞こえていました。
○私より3つお願いがあります。
1 各団、全力で、優勝をめざしましょう。
2 競技、応援そのものを楽しみましょう。
3 仲間(友だち)のがんばりに精一杯応援しましょう。
○結びに、ご来場の皆さまにお願いいたします。生徒たちのがんばる姿をどうぞ最後まで温かくご覧ください。熱いプレーには、惜しみない拍手をお願いします。
〇これまで、準備に取組んできた生徒会の皆さん、体育委員、部活動の皆さんの努力に感謝します。
〇また、日頃から生徒の活躍を支えていただいているPTAの皆さまに厚くお礼申し
上げます。今日も飲み物と塩分チャージの提供をいただきました。
〇保護者の皆様の熱中症対策として、北棟、職員玄関のある校舎の3階、被服室
を保護者の方の休養室としました。どうぞ、ご利用ください。
○生徒の皆さんが、最高の仲間と最高の笑顔で、最高の思い出を作ってくれることを期待して、開会のあいさつとします。
生徒、保護者の皆さん、体育館の雨漏りがひどく、体育や部活動でご迷惑をおかけして申し訳ありません。ステージ側の数か所は、雨漏りがひどく、バケツ等をおいている状態です。昨年も屋根修理はしているのですが、老朽化のため、修理しても雨漏りが改善されていない状況にあります。
生徒の皆さんに、本来なら体育の授業等で、雨だからこそ、思いっきり体育館で身体を動かして欲しいのですが、雨漏りのため、雨天時には体育館一部を立ち入り禁止といたします。
生徒の皆さんの安全を第一に考えての対応であることを理解して欲しいと思います。
保護者の皆さま、ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。なお、雨天時以外は、体育や部活動は通常通りとなります。
生徒の皆さん、「アンガーマネジメント」という言葉を知っていますか?
アンガーとは「怒り」のことですよね。アンガーマネジメントは怒らないことを目指すものではありません。違いを受け入れ、人間関係を良くする心理トレーニングのことだと言われています。
1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。
「怒り」はときに周囲を萎縮させ、不快感を与えてしまうため悪い感情と誤解している人もいると思います。時には「怒り」は、社会を変えるほどのエネルギーを持っていて、歴史に刻まれる革命の多くは、虐げられた人々の「怒り」を原動力にして行われています。
悔しい思いをした人がそのときの感情をバネにして、最終的に出世したというサクセスストリーも少なくありません。『怒り』という感情は上手にコントロールすることで、大きな原動力になります。
「怒り」は第二次感情といい、根本をたどれば他の感情が複雑に絡み合っているのです。「怒り」という感情の根本をたどっていくと他の感情(第一次感情)が隠れています。
例えば、信じていた人が「裏切り」をしていた場合、「怒り」がわくのは当然ですが、このときの「怒り」の根本には、信頼を裏切られた「悲しみ」や「落胆」、捨てられるかもしれないという「不安」などの感情があるのです。「怒り」の根本には他の感情があり、「怒り」を爆発させる前に、根本の感情を探し自身の本当の感情を意識することがアンガーマネジメントでは大切になります。
生徒の皆さん、「怒り」を爆発させ、人間関係を悪化させるのではなく、「怒り」の根本にある自分の気持ちをみつめてみましょうね。
また、怒りのピークは6秒といわれているので、カッと怒りがわいたときは6秒間だけじっと我慢しましょうね。
生徒の皆さん、何か悩んで困っていることはありませんか。
心の相談については、カウンセリング室でも話をすることができます。
月曜日 スクールソーシャルワーカー 清水さん
水曜日 スクールカウンセラー 飯島さん
悩みのない人はいません。その悩みについては、自分で解決できる人もいます。
でも、自分では解決できない人のほうが多いと思います。
ぜひ、専門家の方に、悩みを打ち明けて相談してみてください。
悩んでいることのすべてを解決できなくても、ほんの少しでも気持ちがラクになれば生活しやすいと思います。
生徒の皆さん、体調がすぐれない時には、学校内のどこに行きますか?
保健室ですよね。
保健室には松村先生と伊藤しおり先生がいます。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー以外にも保健室で相談にのってくれますよ。
ぜひ、担任の先生だけでなく保健室の養護教諭である松村先生と伊藤先生にも相談してくださいね。
生徒及び保護者の皆さん、昨日、マチコミで連絡させていただきましたが、本日(5日)より明後日の7日(水)まで、2年生の三者面談は延期とさせていただきます。
現在、本校職員が新型コロナウイルス感染症陽性及び発熱等の体調不良者が複数名出ています。そのうち2学年の職員が多くいます。
本日(5日)においては、若干名の生徒が感染していますが感染拡大とは言い難い状況です。
保護者の皆様方におかれましては、面談のために日程を調整していただいたところではございますが、感染拡大防止の観点から、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
今後の面談については、改めて連絡をさせていただきます。
また、1年生と3年生の三者面談については、今のところ実施する予定です。
生徒の皆さん、昨日の耳鼻科検診、とても素敵に受けていました。検診場所の応接室前には3名の生徒が待機し、少し離れた廊下で他の生徒が静かに待機していました。
その場の状況に適した行動を生徒の皆さんはとることができました。耳鼻科検診は耳の状態を見てもらう、音が聞こえるかの状態を見てもらう、だからこそ静かな環境で耳鼻科検診をする必要があるのです。
保健室の養護教諭の方にも感謝しています。生徒が耳鼻科検診で何をするのかを分かりやすく提示していました。生徒の皆さんも、耳鼻科検診で何をするのかわからないと不安になり、つい友達とおしゃべりをしてしまう、しかし、何をするのかがわかり、検診については場の状況を理解したうえで静かに待機することができました。
これも養護教諭の方によるユニバーサルデザインの取組みのおかげです。
生徒の皆さん、今日から3週間、教育実習生6名が生徒の皆さんと一緒に過ごします。綾瀬高校の卒業生です。ホームルームや授業で、スーツを着ていて、あれ?今まで見たことがないなあと思ったら、教育実習生だと思ってください。
教育実習生は、先生方たちとは異なり、教員になるための練習に来てくれています。
生徒の皆さんも、教育実習生には、少しだけ優しく、そして、困ったなと思ったら、必ず担任や教科担当の先生方へ相談してくださいね。
生徒の皆さんから、教育実習生にアドレスを聞いたり、LINE等の交換を申し出てはいけませんよ。教育実習生も生徒の皆さんに教えてはいけないことになっています。