更新日:2023年9月1日
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生徒の皆さん、学校行きたくないですか?
綾瀬高校は昨日24日(木)からスタートしました。夏休みが終わり「学校行きたくない」「苦手な友達に会いたくない」「宿題終わってない」などで悩んでいたら、すぐに一人で悩まずに相談してくださいね。
生徒の皆さん、自分以外の他人に相談することは決して恥ずかしいことではありません。これから生きていく上でとても大切なのです。
一人で悩んで、その悩みを抱え込まないでください。
登校できるようならカウンセリング室もあります。校長室もあります。登校できないようなら、電話もあります。チャットもあります。
こころの健康相談 0570―064―556
チャイルドライン 0120ー99-7777
24時間子どもSOSダイヤル 0120-0-78310
あなたの居場所チャット相談 https://talk.jp/
相談窓口情報サイト https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
何か困ったら相談してください。
「つらい時ほど声を出せないかもしれない」、「嫌な場所から逃げてもいいんだよ」
私も学校に行きたくない日もあります。
生徒、保護者の皆さん、「生き甲斐」について考えたことはありますか。
「生き甲斐」とは、「生きることの喜び・張り合い」「生きる支え」のことです。
生徒、保護者の皆さん、「生き甲斐」はありますか?と尋ねられた時に、「はい。あります。」とすぐに言える人は多くはないと思います。「どちらかと言えばあるかな?」とあいまいな返事をする人もいるかもしれません。
「生き甲斐」はありますか?の問いに対して、「ありません」とすぐに答える人には共通した特徴があるそうです。「でも」「だって」と否定的な言葉を使うことが多い人だそうです。
生徒の皆さん、「でも」「だって」と否定的な言葉を多く使っていませんか。
生きがいのない人の中で、人生に充足感を持っている人は少ないと思います。しかし、自分の生活に張り合いがないことに対し、積極的に改善しようという意識は少なく、言い訳ばかりが目立つそうです。
たとえ、目の前にチャンスを与えられた時でも、「でも」や「だって」が真っ先に出てしまいます。その後に続く言葉は否定的な言葉や言い訳ばかりで、自分の可能性を打ち消してしまうのではないでしょうか。
生徒、保護者の皆さん、本に書き込みをすると脳が活性化され、読書の効果が高まるということを知っていましたか?
「内容を理解する」「書き込む内容を考える」「ペンを持って動かす」「文字を書く」という四つ行動でそれぞれ脳の別々の領域を活発化させるそうです。
気に入った文章や発見のあった個所に線を引き、疑問や考えが浮かんだら本の余白を使ってメモをすると良いと言われています。
そして、「7回読み読書法」が効果的な読書法だと言われています。それは、同じ本を7回繰り返して読む方法のことです。7回とも熟読するわけでなく「拾い読み」したのちに、精読するという手順をとります。
1~3回は見出しを拾い読みしながら本の全体を像をつかみ、4から5回で重傷キーワードを意識しながら普通のスピードで読み、6~7回目で内容を頭で要約しながら読む手順です。
繰返し触れた情報ほど記憶に残りやすいので、7回読み読書法は科学的な合理性があるといえると思います。
本を読み終わったら必ず読書ノートを作るようにしましょう。読書ノートに読んだ本の情報をまとめることで本の内容が残りやすくなります。
最後に、効果的な読書法の一つとして「3×3マス読書ノート法」を紹介します。ノートなどで3×3の9つのマスを用意します。その9×9マスに「この本からどのようなことを学びたいか」という目的を記入します。その問いを読書中に見つけたら答えをマスに書き込んでいきます。そうすることで読書に目的意識が生まれ、積極的に情報を取り入れることができると言われています。
まずは、紙でなく電子書籍でも良いので、何か興味をもてた本を読み始めましょうね。
生徒、保護者の皆さん、「なんか楽しいことないかなぁ〜」と、そう思うときは誰にだってありますよね。
たいてい日常はいつも地味なことの繰り返しですが、毎日同じようなことの繰り返しばかりだと退屈してしまうのが人間というものではないでしょうか。
しかし、いざ「じゃあ何か楽しいことしたい!」と思っても、それが思い浮かばない、何をしたら良いのかわからないことが多いものだと思います。
私は、世界中を見て回りたい思い、「地理」の教員になりました。実際には、教員になって世界中を回ることはできませんでした。今でも、私の楽しみは「旅行」です。
退屈を感じている時、楽しいことはたいていこれまでの自分の一歩外にあるのだと思います。
そこに足を踏み出すほんの少しの勇気さえあれば、きっと楽しいことはすぐに見つかるはずだと。
生徒のみなさん。新しいことを楽しもうという姿勢を持って、いろんなことにチャレンジしてみましょう。
生徒、保護者の皆さん、ニュースで「熱中症警戒アラート」の報道が毎日のようになされていますよね。
環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、 2022年7月から関東甲信地方で、「熱中症警戒アラート(試行)」の発表を実施したそうです。20233年4月下旬からは全国を対象に運用を開始したとのことです。
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動を促すための情報だそうです。
今日も「熱中症警戒アラート」は発令されています。生徒の皆さん、のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践してください。
生徒、保護者の皆さん、ニュースで「終戦記念の日」の報道がなされていたと思います。
「終戦の日」と「終戦記念の日」は、なぜ8月15日なのかを考えたことはありますか?
「終戦の日」は1963年、「終戦記念の日」は1982年の閣議決定によるものだそうです。1963年以前は終戦の日がいつなのか、私たちには必ずしも周知されていなかったとのことです。
1963年の閣議決定により、終戦の日は8月15日に制定され、この日に政府主催の全国戦没者追悼式が行われるようになったそうでう。また、1982年の閣議決定では8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定めたのだそうです。戦争を知らない世代、つまり私たちに「平和の尊さ」を伝えるのが目的だそうです。
韓国では8月15日を「光復節」と言うのだそうです。日本は「終戦記念の日」です。韓国では捉え方が異なることを知っておいてくださいね。
生徒、保護者の皆さん、恒例の県央東地区公私合同説明会が実施されました。
中学3年生の時に、夏休みにハーモニーホール座間で私立高校と公立高校のVTRをホールで見て、その後、個別のブースで相談するという形式のものです。覚えていますか。
思い出しましたか?特に1年生は昨年のことです。
今年も、たくさんの中学生が来てくれました。
生徒の皆さん、座間市のシンボルは「ひまわり」ですよね。綾瀬高校の正門の入口にも、たくさんのひまわりが咲いています。インクルーシブ支援員の永田さんが植えてくれました。小さいひまわりですが、見ることで優しい気持ちになれますよね。
生徒の皆さん、夏休みも後半戦に入ります。ぜひ、一日一日を大切にしてくださいね。できれば、スマホにメモをとることでもよいので、その日に何をして、何を感じ、何を得たのかを記録しておくと良いと思います。夏休みの振り返りがラクになります。
私は、生徒の皆さんのようにスマホにメモということよりも、ダイアリーに記入することのほうがラクなので、毎日の記録をつけています。
熱中症予防を忘れずに。