更新日:2022年12月27日

ここから本文です。

令和4年12月

12月27日(火)学問のすすめ」について

徒の皆さん、悪天候のため球技大会が23日(金)までのびました。生徒の皆さん、球技大会を楽しむことはできましたか?

ランドで行われたサッカーのPK戦、とてもおもしろかったです。

て、生徒の皆さん、「学問のすすめ」を知っていますか?

澤諭吉が著し、冒頭の「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり」を思い浮かべるのではありませんか?

学問のすすめ」は、人間の平等を説いた本だと私は思っています。福澤諭吉は、誰に対しても機会が均等に与えられ、男女も平等でなければと考えていたようです。明治時代初期は、女性の能力は生まれながら男性より劣り生涯を通じて男性に従って生きるべきであると信じられていた時代です。そのような時代にありながら、福澤諭吉は「男も人なり女も人なり」とし「人の心の性は男子も女子も異なる理なし」と著しています。

朝のニュースで、アフガニスタンで実権を握る武装勢力タリバンが、女性の大学教育停止を表明したことを報道していました。

徒の皆さん、男女平等について、今一度、男女の立場を入れ替えて考えてみましょう。もし、逆の立場だったらどう感じるのか。相手の立場になって考えれば答えは見えますよね。

12月28日(水)と1月4日(水)は学校閉庁日、そして、12月29日(木)~1月3日(火)は年末年始休業日です。校舎内には入ることができません。

徒の皆さん、良いお年をお迎えください。

 

12月23日(金)季休業前集会

日は冬季休業前集会がありました。密を避けるため、集会は各クラスにモニタで配信する形で行いました。副校長が集会で話した内容を紹介します。


日で今年最後の授業が終わります。このあと予定が変更され、LHR、大掃除、そして球技大会の続きとなります。けがをしないよう楽しい球技大会にしてもらえればと思っています。

日はお伝えしたいことが3つあります。

年を振り返ってみると、コロナの影響が依然として続いた1年でした。神奈川県内の最近の感染者数は、連日1万人を超えています。

の中で、5月の遠足、6月の体育祭、9月の文化祭、2年生は10月の修学旅行。3年生は12月に修学旅行の替わりの遠足も行いました。レーシングドライバーの松下選手の講演もありましたね。昨年よりは行事も実施できましたが、依然として、何らかの制限がかかった形になっています。

スクをした日常生活、本当はおしゃべりしながら楽しいはずの昼食も、黙食をお願いしています。

ロナによる制限のない高校生活は皆さんも、もちろん私たち先生方も望んでいますが、もうしばらく我慢が必要な状況です。

伝えしたいことの1番目。冬休み中もコロナ感染予防に努めていきましょう。

て、コロナによるストレスが原因なのか、コロナによりクラスメイトなどとコミュニケーションがうまく取れなくなった影響かわかりませんが、コロナが流行してから高校生の自死が増え、依然減らないといった状況もあります。

み事は、誰かに話すことで、つらさが和らぎます。

伝えしたいことの2番目。ぜひ悩みがあったら一人で抱えこまずに家の人、信頼できる友人、学校の先生などに相談してみてください。今日、GoogleClassroomで、相談機関一覧を配付します。そのようなところも考えてみてください。

にお伝えしたいことの3番目です。現在校則の見直しを進めています。この見直しについては、生徒の皆さんの意見も聞きながら進める予定です。皆さんが校則の意義をよく理解し、生徒の皆さん自らが守る校則を作り上げていきたいと思っています。年明けに皆さんで考えましょう。

は1月6日に元気な姿をみせてください。これで話を終わりにします。聞いてくれてありがとうございます。

 

12月21日(水)技大会について

徒の皆さん、球技大会お疲れ様でした。そして、運営にあたってくれた体育委員、審判のサッカー部、野球部、女子バレー部、男子女子バスケットボール部の皆さん、寒い中、本当にありがとうございます。

12月の球技大会の種目は、サッカー、ドッジボール、バスケットボールでした。

生徒の皆さん、球技大会楽しむことはできましたか?

は体育館とグラウンドで、生徒の皆さんが競技に取り組む姿を見させていただきましたが、どの種目も全員が最後まで全力を出し切り、真剣にプレーしている姿がとても印象的でした。もちろん勝負に結果はつきものですので、最後まで勝ち残ったチーム、途中で破れてしまったチームとに分かれてしまいますが、どのチームにもそれぞれいろんなドラマがあり、一瞬一瞬、一球一球にかける想いがひしひしと伝わってきました。

回の球技大会に向けてクラスが一致団結し、一丸となって頑張ってきたということは、今後の学校生活を送る上で大きな糧となると思います。ぜひ、生徒のみなさん自信を持って、明日の球技大会も頑張っていってください。

R04122101R04122102

12月20日(火)和署の方と交通安全指導をしました

日、大和警察署の方、3名が来校されました。綾瀬高校の周辺で、生徒の皆さんが自転車マナーを注意しなければならないところを、警察官と一緒に交通安全指導を行いました。綾瀬高校の生徒の皆さんの自転車マナーは、すべてではありませんが、良いとは言えない状況にあると思います。道幅をふせぐように友達と横並びになっていませんか?急ぐあまり車の前に飛び出してはいませんか?

転車は「車」です。交通ルールを守りながら走行する義務があります。ぜひ、生徒の皆さん、自転車マナーを守りながら走行してください。

R041220

12月19日(月)瀬市消防本部の方が来校されました

日、綾瀬市消防本部の方、3名が来校されました。綾瀬市消防本部は発足して50年がたつそうです。来年1月8日(日)に、綾瀬市オーエンス文化会館とその前の駐車場で消防出初式を行うそうです。生徒の皆さん、「出初式」、何と読むか知っていますか?「でぞめしき」と読むのです。「出初」とは、初めて出ること、特に、新年になって初めて出ることだそうです。

年1月初旬に行われる仕事始めの行事で、新春恒例行事の一つになっているそうです。その目的は、消防団員の士気高揚、火災予防思想の普及はもちろんですが、市民の皆さんに楽しんでいただき、消防団を身近なものに感じてもらうことにもあるそうです。私は、50年前、祖母に連れられて、宇都宮の二荒神社前で、「出初式」を見ました。幼心に、はしご乗りが印象的でした。

瀬市消防本部発足50周年記念として、綾瀬高校のダンス部の皆さんに出演して欲しいとのことでした。綾瀬高校の生徒の皆さん、綾瀬市の方々は、いろいろなチャンスをくださっています。経験は宝です。経験から、いろいろなことを学びます。成功する経験もあるでしょう。失敗する経験もあるでしょう(私は失敗経験のほうが心に深く残り役立っているように感じています)。

ひ、生徒の皆さん、チャンスを無駄にせず、いろいろなことにチャレンジしてください。

R041219
 

12月16日(金)の子が主役の昔話とジェンダーレスについて

徒の皆さん、昔話といえば?

桃太郎」「金太郎」「笠地蔵」「おむすびころりん」「一寸法師」「浦島太郎」・・・。代表的な昔話を思い浮かべてみました。主人公は、どれも男性です。

性の昔話といえば、「かぐや姫」「雪女」「鶴の恩返し」が有名ですね。しかしながら、「いずれも人間の女性ではなく、最終的にはいなくなってしまいます。

の夫の故郷は高知県幡多郡(足摺岬の北側)で、私も年に数度訪れます。高知県幡多郡には、「ちからもちのおかね」という昔話があります。

おかね」は、3歳で臼を軽々持ち上げて父を助けながら成長します。「おかね」はやがて腕利きの猟師となり夫を救います。昔話の女性像としては、目新しく映りますが、高知県西部の幡多地方などの四国の山間で働く男性猟師たちに愛されてきた昔話だそうです。

の義母は、高知県幡多郡で育ち、小学校卒業後、洋裁(洋服を縫う)学校に進学して結婚しました。義母は、義父とともに働きながら、子ども3人を育て、60歳を過ぎてから、日本文化服装学院(卒業生にコシノジュンコ、コシノヒロコがいます)に進学しました。そして、日本文化服装学院から優秀賞をいただきました。本当に、「ちからもちのおかね」と同じで、いつも前向きで一生懸命に生き抜いた女性だと思います。

は、子どもの頃から、日本の昔話の主人公に女性が少ないことに違和感がありました。海外の昔話、「シンデレラ」「白雪姫」「赤ずきん」「眠り姫」は女性が主人公です。

徒の皆さん、日本の昔話はジェンダーバランスがとれていないこと、そして、現在はジェンダーレスの時代です。ジェンダーレスとは、生物学的な性差を前提とした社会的、文化的性差をなくそうとする考え方です。

在では同じ職種でありながら男性と女性で呼び方が変わることはほとんどありませんが、以前は女性の保育士のことを保母、男性の保育士のことを保父、女性の看護師のことを看護婦、男性の看護師のことを看護士と表現していたことからも分かるように、生物学的な性差を元に、同じ仕事をしている男女に対して区別をしていたと見られます。

瀬高校の制服もジェンダーレスです。性差によりズボンとスカートを選択しているわけではありません。

かし、このような生物学的な男女の性差を前提とした規則は廃止される傾向が高まってきています。職業の呼称は男女の違いに関係なく統一されています。

 

12月15日(木)ニバーサルエスコートマナーについて

徒の皆さん、「ユニバーサルエスコートマナー」を知っていますか。

お世話する側」と「お世話される側」に分かれた関係性ではなく、普段の移動や日常生活に困っている方へ、心理的な負担をかけずに行う、お互いにとっての安全安心なマナーのことだそうです。

昨日、自宅の玄関で転んでしまいました。右足を痛めてしまい通院しています。元気な時には、なにも感じなかった段差に苦痛を感じています。年齢を重ねたことで、身体機能が低下して転んでしまったのだと思います。

齢を重ねることで生じた身体機能の低下、けがや病気、妊娠などによる一時的な身体変化、障がいなどの全ての人への「その時々にあったマナー」、笑顔で「私にできることはありませんか?」の挨拶がユニバーサルエスコートの始まりだそうです。

てきな考え方ですよね。綾瀬高校、赴任1日目、車から荷物を運んでいるときに、生徒さんから「荷物を運ぶのを手伝います」と言われました。本当にうれしかったです。ユニバーサルエスコートにより、私を迎えてくれました。

和3年度1学期の始業式は放送で行いました。その時に、荷物を運んでくれてうれしかったと話しました。それは、ユニバーサルエスコートだったのですよ。

れからも、困っている人をみかけたら、「私にエスコートできることはありませんか」と言ってくださいね。綾瀬高校の生徒の皆さんの優しさを言葉に出してください。

 

12月14日(水)えていない特権について

徒の皆さんに、「差別をしてはいけません」「思いやりをもちましょう」「いじめをしてはいけません」「いじめの被害者の気持ちを自分ごととしてとらえましょう」という指導を私たち教員はしています。差別やいじめをなくすのに必要な指導だと思っています。しかし、生徒の皆さんには、そのような指導だけでは不十分だと思っています。

別やいじめを「自分ごと」として生徒の皆さんにとらえなおしてもらうためには何をしたらよいのか考えていました。

んな時に、上智大学の出口真紀子さんの講演会で「差別を自分ごととしてとらえなおすために特権という考え方を理解させる」ことが、生徒の皆さんにより効果的に差別やいじめを意識化させることにつながると感じました。

分に特権などないと思っている生徒の皆さんが圧倒的だと思います。実は気がついていない人がほとんどだそうです。

権とは、「自動的に受ける恩恵や優位性」のことです。男性と女性、健常者と障碍者、異性愛者と同性愛者、高所得と低所得、大都市圏在住と地方在住。「より力がある側」(マジョリティ)は、男性、健常者、異性愛者、高所得、大都市圏在住です。「より力がある側」と多数派は異なります。

女性は差別される側であって大変だ」という認識はあっても「男性が自動的に優遇されている」という認識を持つ人は少ないと思います。

権について理解するということは、「より力がある側」を優遇している構造を「見える化」することだそうです。「より力がある側」には、見えていない多くの特権が与えられている。自分の特権に無自覚でいると、少数派に対して抑圧的な言動となって現れるそうです。

えていない特権を理解するうえで、「より力がある側」は目的地に向かおうとすると「自動ドア」が次々と開き前進することができます。これが自分にとっての当たり前で特に優遇されたという感覚は芽生えにくく、自分の努力で今の地位についていると思いがちです。

かしながら、少数派はドアが開かないことが度々続きドアのセンサーが公正でないことに気がつきます。この不公正が差別であると出口先生はおっしゃっています。

徒の皆さん、見えていない特権を見ようとすると、そこで差別を理解することができるのだと思います。自分がたまたまもって生まれた属性や環境によって恩恵を受けている現状を「ラッキー」と思うのではなく、差別に加担しないよう、いじめの加害者にならないように変わって欲しいと強く思っています。

別やいじめは、許されることではありません。

 

12月13日(火)利きについて

徒の皆さんの中にも、左利きの人も少なくないと思います。左利きの人は10人に1人ともいわれ、ひと昔前には、「強制的に右利きに直された」人も少なくなかったそうです。かつてほど特別視されなくなったと思いますが、少数派ゆえに理解されにくいと感じています。左利きの当事者や左利きの子どもをもつ保護者の方々から共感されている本、脳内科医の加藤俊徳さんの著書「すごい左利き」が人気です。

科学の観点から利き手が人にもたらす特性、言語処理が得意な左脳を刺激するのは右手で、左利きの人は非言語情報の処理が得意な右脳を主に働かせているのだそうです。このため、左利きの人は、言葉で考えをまとめるのに時間がかかる傾向にあるとのことです。加藤先生も、子どものころに音読に困難な症状があり、「脳の成長には手を使いたいように使わせることが重要」と指摘しています。

本「ヒミツのひだりききクラブ」を読んでみました。この絵本では、「サウスポー伯爵」が旧石器時代で左利きが多数派である鳥キバタンを紹介しています。左利きには使いにくい定規やカメラもあることを知りました。この絵本の作家であるキリーロバ・ナジャーナさんは、旧ソビエト連邦(現在のロシア)のレニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれで、その後、6か国で移民として過ごしたそうです。移民は少数派で、言葉や文化の壁もあり苦労されたと思います。

ージャさんは「人との違いは子どもの時にはつらくても、大人になれば財産になる」と話しています。

徒の皆さん、左利きの人だけではなく、少数派の人は理解されないことが多いということを覚えておいてほしいと思います。そして、生徒の皆さんには、少数派の人のことを理解し、多様性(ダイバシティ)、様々な違いを認め合って欲しいと感じています。

 

12月12日(月)ンタクロースについて

学生の頃、クリスマスには家族みんなでケーキを食べて「きよしこの夜」を歌っていました。子ども心に、「何がきよしなのか?」なんて思いながら歌っていました。

ンタさんは小学3年生まで私の枕もとにプレゼントを贈ってくれました。煙突もないのにどこから持ってきてくれたのかと疑ってはいました。

徒の皆さんにとって、「サンタクロース」はどんな存在なのでしょうか。

ぶん、生徒の皆さんは知っていると思います。「サンタクロースってほんとうにいるの?」という絵本です。

1897年、ニューヨーク・サン新聞社に、8歳のバージニアから1通の手紙が届きました。「わたしのともだちがサンタクロースなんていない、といっています。ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?」

ン新聞は早速バージニアに向けた返事をまじめに、かつ愛情をこめて「社説」として掲載したそうです。これは、アメリカで実際にあったお話です。サン新聞が掲載した社説は世界中の人々に感動を与え「世界で最も有名な社説」と呼ばれています。インターネットで検索すると、いろいろな人が、この社説を翻訳しています。

でも、私は、中学時代の英語の先生が、「Yes,Virginia,there is a Santa Claus」と読んでくれたことを覚えています。子どもが言うことだからどうせ分からないだろうから、適当にごまかして納得させようとする大人が多いのかもしれませんが、サン新聞の記者フランシス・P・チャーチさんは、まじめに、しかも、バージニアをはじめとした子どもたちすべてに愛情をこめて文章を綴りました。100年以上たった今でもクリスマスが近づくとこの社説が、世界中の新聞や雑誌にくり返し掲載されるそうです。

は、この本から、全てを包み込むようなあたたかな想いを感じます。

 

12月8日(木)LGBTQ講演会について

間テスト最終日、1年生対象のLGBTQ講演会を実施しました。

徒の皆さんも講演会で聞いた通りLGBTQとは、Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつとしても使われることもあるとのことでしたね。

クエスチョニング」は、自らの性のあり方について、特定の枠に属さない人、わからない人等を表す言葉だそうです。日本におけるLGBTQの割合は、調査機関・調査方法によってデータにバラつきがありますが、現在では約3%〜10%と言われています。

のあり方は、単純に「男性」「女性」だけではなく、分解して考えてみるといくつかの要素に分けて考えることができるそうです。
律的には、生まれた時に性器の形などから、お医者さん等に「女の子ですね」「男の子ですね」と言われ、役所に届け出ることで法律上「女性」か「男性」に割り当てられる性別のことです。

自認とは自分の性別をどのように認識しているかという要素で、男性だと認識している人、女性だと認識している人、中性だという人、決めたくないという人など、様々です。

的指向とは、自分の恋愛や性愛の感情が、どの性別に向くか、向かないか、ということで、異性を好きになる、同性を好きになる、どちらの性も好きになる、性別で好きになる人を決めたくない、特定の誰かを好きにならないなど、様々だそうです。

表現とは、社会的にどのように性別を表現するか、振舞うかで、俺・僕・私といった一人称や、服装でスカートがいい、パンツスタイルが合うなど、様々です。性のあり方はLGBTQとそれ以外の人でくっきり分かれているのではなく、グラデーションになっているそうです。

もがそれぞれのセクシュアリティを持っているという考え方に基づいています。
ぜひ、自分の価値観だけで判断することなく、多様な性があることを受け入れて欲しいと思います。

様性を認めると、生徒の皆さんの世界が新たに広がると確信しています。

R041209-1R041209-2

 

12月6日(火)ンフルエンザについて

生労働省によると、全国各地の学校ではインフルエンザの学級閉鎖が増えているとのことです。

徒の皆さんに対して、この2年間、新型コロナウィルス感染予防のため、マスクの着用、手洗いの徹底、換気、黙食等をお願いしてきました。

在、インフルエンザの感染状況は、9月5日~11月27日までに全国で41施設が学級閉鎖や休校措置をとったそうです。昨年の同時期には1施設だったそうです。

型コロナウィルスとインフルエンザの同時流行を見据えて、綾瀬高校でも換気と暖房の併用を徹底したいと思います。

11月29日、文部科学省は適切な感染予防対策をとっていれば食事中の会話も可能と判断しています。綾瀬高校も同様です。

徒の皆さん、感染症対策を講じながら、高校生活を楽しんでくださいね。

 

12月1日(木)ングケアラーについて

海道帯広市の高校生、鈴木紗有里さんが、難病である「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」(全身の筋肉が衰えて日常生活や会話が困難になる)を患う佐藤仁美さんとその長男(19歳)に密着して約8分間の映像作品を制作しインターネット上で公開したことが話題になっている。

男の方は、生徒の皆さんと同じ高校生でありながら、母親の胃ろうの補助から生理の対応まで、高校生活と母親の介護等をするという過酷な生活をつづけた。その様子を鈴木さんは映像作品にした。

ングケアラー(家族の介護等をする子ども)は、現在、小学校6年生の約15人に1人、中学生の約17人に1人、高校生の約24人に1人という厚生労働省の調査結果がある。

瀬高校の生徒の皆さん、もし、家族の介護等を行っていなら、先生方に相談してください。生徒の皆さん、私たち教職員が、市町村に連絡をして、介護を少しでも軽減できるように助けます。自分1人で抱え込まないでください。

徒の皆さん、介護だけではありません。いつでも、私たちは生徒の皆さんの話を聞きたいと思っています。悩んでいることを声に出して話してください。話すことで、気持ちが少し軽くなります。