更新日:2022年11月1日
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10月24日(月)から27日(金)の3泊4日、2年生は岩手県と宮城県に修学旅行に行きました。
2年生の皆さん、修学旅行はいかがでしたか。宿泊を通して友達と語らうことはできましたか。
仙台市内のグループ行動、リンゴ狩り・ずんだ餅作り・こけしづくり等の体験活動、女川町と南三陸町での震災学習、毛越寺と中尊寺見学、たくさんの活動を通して、生徒の皆さんは何を得て、何を学んだのでしょうか。
綾瀬高校においては一昨年、昨年と2年間、感染症拡大により、修学旅行を中止としてきました。
私は、生徒の皆さんが感染症対策をしっかりと実施したこと、保護者の皆様のご協力により、修学旅行参加生徒が全員無事に帰って来たことに喜びを感じています。
本当に、生徒の皆さん、保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。
私は、女川町と南三陸町の震災学習が心に残りました。
2011年3月11日、東日本大震災によって失われたものはたくさんあり、多くを失ってしまったからこそ、学んだこと、大切だと気づいた事がたくさんあることを知りました。自然災害の脅威、命の大切さや家族との繋がり、そして自分の地域の魅力や価値を再認識することができました。そして、復興にはまだまだ長い時間を要することも実感することができました。
2年生の生徒の皆さん、修学旅行先の震災学習で学んだ「命の大切さ」について、再度、考えてみましょう。
4日目、最終日です。本日も晴天です。晴天に感謝です。
行程1(2・3・4・6・8組)が宿泊した南三陸ホテル観洋の目の前は太平洋です。5時54分が日の出でした。朝は、窓から日の出を見ました。雲の中から、太陽が見えた時、2011年3月12日の日の出の写真を思い出しました。
昨日、伊藤課長より、「南三陸の街は、津波による被害で途方に暮れる人々とは対照的で、3月12日の日の出はきれいだったと。」と伺いました。
本日は、岩手県に移動し、毛越寺と中尊寺を見学して帰路となります。生徒の中には、疲れにより保健室利用者が数名いますが、とても元気です。
保護者の皆さん、一回り大きくなった生徒さんを両手で迎えてあげて下さい。そして、震災学習で感じたことを保護者の方と共有していただければ嬉しいです。
行程2(1・5・7・9組)が宿泊したホテル大観荘からも朝日がきれいに見えました。こちらは今日は平泉へ向かいます。ホテルの方がお見送りをしてくれました。
行程1(2・3・4・6・8組)は毛越寺と中尊寺を見学しました。
紅葉には少し早い?、秋空の毛越寺と中尊寺は最高でした。奥州藤原氏、清衡、基衡、秀衡の栄華を感じとることができましたか?
金色堂、漆塗りのうえに金を塗ったとか?
生徒の皆さん、輝くためには、チャレンジと努力だとワタシは思っています。これから、一ノ関に向かいます。その後、新幹線で東京を目指します。
行程2(1・5・7・9組)は仙台駅自由散策です。仙台うみの杜水族館に行った時の一コマです。
散策も終わり、いよいよ帰途につきます。帰りの新幹線からの景色です。
行程1(2・3・4・6・8組)の3日目は東日本大震災の遺構をめぐる一日です。
午前中、女川の語り部ガイドさんと歩いた街はいかがでしたか?女川小学校と中学校の横にあったいのちの石碑文、こんな高台にも津波がやってきたことに驚きました。
「ここは、津波が到達した地点なので、絶対に移動させないで下さい。もし、大きな地震がきたら、この石碑よりも上へ逃げてください。家に戻ろうとしている人がいれば絶対にひき止めてください。」と2014年の女川中学校の卒業生の方々よりメッセージが記されていました。あんなに高いところにあった石碑、そこまで津波がやってきました。ひっくり返った女川交番も思い出してください。ここで東日本大震災があったのです。
生徒の皆さん、何を見てどのように感じましたか?
午後は南三陸で震災学習をしました。夕食後もホテル観洋の女将による講演会、いろいろな方の体験された話を伺い、改めて命の尊さを実感したのではないでしょうか。
南三陸における戸倉中学校の体育館、あんなに高いところにあったにもかかわらず、山から津波がやってきたことを伺い本当に驚きました。
ホテル観洋の伊藤課長の話には、先輩、友人、親戚、いろいろな方をある日突然失ってしまったことによる喪失感、いろいろなことを考えてしまいました。
生徒のみなさん、災害は自分には関係ないなんて思わないで下さい。その時、私ならどうするか、一緒に考えていきましょう。
行程2(1・5・7・9組)はずんだ餅、こけしづくり、リンゴ狩りの3コースの体験学習、そして、松島に移動でした。ずんだ餅体験の様子です。最後の1枚はずんだ餅体験をした場所の近くを散策しているものです。
こちらはかまぼこ工場での笹かまぼこ体験です。
行程2(2・3・4・6・8組)も松島遊覧船に乗船。夕陽の中でのクルーズとなりました。
行程1(2・3・4・6・8組)は、昨日の午後5時に宿舎(仙台ヒルズホテル)入りをしました。体調不良や大きな変化は今のところありません。行程2(1・5・7・9組)も体調不良や大きな変化は今のところありません。
今朝は、神奈川のほうも師走並みの寒さと聞いています。仙台の今朝の気温は4.7度です。本日行程1(2・3・4・6・8組)はずんだ餅、こけしづくり、リンゴ狩りの3コースの体験学習、そして、松島に移動となります。晴天です。晴天に感謝です。
保護者の皆様、コロナ禍で昨年も中止となった修学旅行です。生徒の皆さんの心に残る修学旅行になってくれればと思っています。
たくさんのリンゴがありました。生徒の皆さんも大きくて甘そうなリンゴを選んでもいでいました。さすが綾高生です。リンゴの見分けが出来るプロにアドバイス、どのリンゴの木が美味しいですか⁉️と尋ねながらリンゴ狩りをしていました。私は信濃スィート、田中みどり先生は信濃ゴールド、バスガイドさんはジョナゴールド、生徒の皆さんのリンゴの推しはなんですか?
行程1(2・3・4・6・8組)のリンゴ狩り体験コースの生徒たちは、その後瑞巌寺に行きました。紅葉が始まっていました。その後松島に移動、観光船に乗船しました。貸切クルーズに生徒たちは感動。
その松島クルーズの会社に綾瀬高校卒業生の旦那さんがいらっしゃいました。お連れ合いの方は大和市立下福田中学校出身の谷口さんです。旦那さんと知り合い、松島で保育士さんをされています。生徒の皆さんの先輩が松島で活躍されています。
貸し切りクルーズで奥羽山脈に沈む夕日が素敵でしたね。
行程2(1・5・7・9組)が宿泊した南三陸ホテル観洋から朝日が望めました。
2日目は南三陸町、女川町を訪れ、東日本大震災の遺構をめぐる一日です。バスの中では語り部さんの話を伺いました。
朝、東京駅丸の内側地下の「動輪の広場」に全員集合、予定通り出発しました。
行程1(2・3・4・6・8組)は予定通り11時過ぎに仙台に到着。班別自主行動となりました。名物牛タンを食べた方もいたようです。
行程2(1・5・7・9組)は、途中昼食を取って予定通り中尊寺に到着、境内散策をしました。
南三陸ホテル観洋に着き、夕食を取った後、震災講話がありました。
来週、10月24日(月)から27日(金)の3泊4日、2年生は岩手県と宮城県に修学旅行に行きます。
本日は、修学旅行で宿泊予定の南三陸ホテル観洋の課長、伊藤俊さんにリモートでご講演いただきました。テーマは「南三陸から未来へ贈る言葉」です。
伊藤さんは、南三陸ホテル観洋の課長さんです。南三陸ホテルでは「語り部バス」を運行していて、「語り部」として活躍されています。
2011年3月9日に地震(三陸沖地震)がありました。9日の地震後、南三陸の戸倉小学校では職員会議が開かれ、「避難場所を屋上ではなく高台に避難すること」が決まったそうです。11日の東日本大震災時には児童全員が高台に避難し無事だったそうです。
伊藤さんは、「東日本大震災を風化させたくない、なかったことにしたくない」と強く思っているそうです。
三陸に伝わる「津波てんでんこ」とは、「家族であってもバラバラににげなさい」という意味で、それは、「家族だから信頼しあっているからこそバラバラでも逃げて、そして命を守ることが一番大切である」に繋がるそうです。
東日本大震災直後に、大きな引き潮があったそうです。1960年「チリ沖の地震に伴う津波を経験した人」が、大きな引き潮後に津波がきたことを思い出し、南三陸の高野会館で高齢者の集いの後に帰宅しようとした高齢者に屋上に避難するように指示を出し、多くの命を救ったそうです。
今回の伊藤課長の話を伺い、東日本大震災について、断片的ではありますが、少しだけ理解することができました。2年生の生徒の皆さん、修学旅行先の南三陸で「いのち」について、再度、考えてみましょう。
生徒の皆さんの言葉遣いが気になっています。
生徒の皆さん、友達との会話で、嫌なことがあると「うざい」「きもい」「死ね」「殺す」「バカ」などと乱暴な言葉を口にしていませんか?
きっと、乱暴な言葉をつかうのは、私だけではない、友達もつかっている、みんなつかっていると思っていませんか?
誰でも、ネガティブな言葉、乱暴な言葉を口にしてしまうことがあると思います。
乱暴な言葉やネガティブな言葉を口にした時点で脳の活動は弱まるといわれているそうです。脳科学的にも「人の脳は気分のいいときに最も活性化する」と証明されているので、いい言葉を使うことで意図的につくり出すことができると言われています。
私は、言葉はすべてブーメランのように自分に帰ってくると思っています。
いい言葉を積極的につかうほうが間違いが無いと感じています。
「うざい」「きもい」「死ね」「殺す」「バカ」、感情に影響を与える言葉は色々とあると思いますが繰り返しつかっていると、ブーメランのように戻ってきてしまうと。
生徒の皆さん、習慣的につかっている悪い言葉を改善しましょう。
「ネットの掲示板に誹謗中傷を書き込んだら、どんな罪になるの?」
近年、インターネット上で友達などに対する誹謗中傷の書き込みをして、罪に問われたというニュースを耳にしたことがある生徒も多いのではないでしょうか。インターネット上で誹謗中傷の書き込みをすると、民事上の損害賠償責任を問われるほか、刑事上の罪に問われる可能性があります。
しかも、インターネット上での個人に対する誹謗中傷の書き込みが社会問題化していることなどから、刑法が改正されて、後で説明する「侮辱罪」の法定刑が重くなりました。
生徒の皆さん、友達から気軽に送られてきた動画を、動画に写っている人に無断で、他の人に動画を送っていませんか?
写真や動画については、個人を特定することが可能な場合には、肖像権の侵害に当たるおそれがあります。個人情報の観点から、やってはいけない行動です。
生徒の皆さん、「みんなやってる」を言い訳にしていませんか?
昨夜、友達から大きな栗をいただきました。念願の「栗の渋皮煮」を調理するためです。
友達は、私に、本当に丁寧に「栗の渋皮煮」の調理の方法を教えてくれました。
実際に、ヤスリを使って鬼皮のむき方を教えてくれて、私のやり方も見てくれて「こうすると良いよ」とアドバイスをしてくれました。傷んだ栗を見分けるために実物を持ってきてくれました。
言葉による支援(聴覚的支援)だけでなく、視覚的支援を交えての体験型の授業だと思いました。
友達は教員ではありませんが、私にわかるように手順を考えてくれたのだと思います。
本当にありがとうございました。
私は、生徒の皆さんに「チャレンジしてください」と始業式や終業式等で話しています。生徒の皆さんに話している私自身がチャレンジしていないのでと思い「栗の渋皮煮」を調理してみることにしました。チャレンジは、壮大なことでなくても良いのですよ。身近なことから初めてみてはどうでしょうか。
では、生徒の皆さんに「栗の渋皮煮」の手順をお知らせします。
10月3日(月)に、海老名市に在住されている田端康先生を講師にお招きしての講演会を実施しました。
乱用される代表的な薬物とは、覚せい剤、大麻、危険ドラッグ、コカイン、MDMA、マジックマッシュルーム、LSD、コカイン、ヘロイン等だそうです。
日本で最も検挙者数の多い薬物とは、覚せい剤で、元気になる、やせるなどと言って販売されています。
私たちの脳は、すごいスピードで情報を処理し身体の隅々にまで伝達する仕組みを持っています。脳の働きによって人間の行動のほとんどすべてがコントロールされています。薬物を乱用すると、脳の仕組みが壊されて、呼吸困難、けいれん、現実と記憶の区別がなくなる、感情が制御できなくなる等の症状が出てきます。やがて、乱用を続けると薬物をやめたくてもやめられなくなり、脳に異常をきたすそうです。
生徒の皆さん、「ストップTHE薬物!」ですよ。
午後5時30分より視聴覚教室において、日本旅行藤沢支店の担当者からの説明も交えた保護者対象修学旅行説明会を実施いたしました。
ご多用のところ、ご参加いただきありがとうございました。80名弱の保護者の方々にご参加いただきました。
後ほど、ご質問等でいただいたことについては、出席できなかった方もいらっしゃるのでマチコミ等で連絡させていただく予定です。
保護者の方々におかれましては、心配なことが多々あると思いますが、生徒には貴重な体験になると思うので、ぜひ、修学旅行に向けてのサポートをお願いしたいと思います。