よこひな通信令和5年度冬休み号

「医食同源」

校長イメージ

副校長鈴木剛

「医食同源」という言葉を聞いたことがありますか。意味は「病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、源は同じ」という考えです。古くから中国にある「体に良い食材を日常的に食べて健康を保てば、特に薬など必要ない」という、薬食同源の考えをもとにした造語ともいわれています。

食べ物で健康を保とうという考え方は数千年前からありました。食べ物の組み合わせで健康を保とうとしたお医者さんがいたくらいです。中国の「周礼(しゅらい)」という古い書物の中ではお医者さんの序列が決まっており、上から順番に、食医(しょくい)、疾医(しつい/今の内科医)、瘍医(ようい/今の外科医)、獣医(じゅうい)となっていて、最高位の食医は皇帝をはじめとする皇族の健康を、食を通して守っていたそうです。そのときの体調や、その時にある食材を使って、体調が悪いのを整えたり、さらに体力をつけるためには何を食べたらよいかということを教えてくれていました。今の時代だと栄養士の先生と内科のお医者さんをミックスしたような存在です。現代のようにいろいろな病気を治療するための治療法やお薬があるわけではありません。少しでも体に良いもの、逆に悪いものをいろいろ試したり、様々な組み合わせで食べたり飲んだりしたことでしょう。先人の知恵が受け継がれているからこそ、現代でも様々な食材を、その時の自分の状態に合わせて食べるということをしています。あるいは体調に合わせて調理の仕方を変えるということも。

これから冬休みです。

本格的な寒さがやってくると、空気は乾燥し、風邪をひきやすくなります。風邪をひいてから病院に行ってお薬を飲むようになる前に、冬休み中は体に良いものを、体に良い調理法で料理をして食べるということを意識してみてはいかがでしょう。

体に良い料理とは、難しい料理や高い料理である必要はありません。様々な食材をバランスよく食べる。主食、主菜、副食、乳製品や果物など意識して、食べるものを考えて、風邪に負けない体作りをしてください。食べるものは体を養うもとになります。医食同源です。

楽しい冬休み、よい年末年始を、お過ごしください。

ダイジェスト版（PDF：462KB）

『よこひな祭(New Yokohina Week !)』

11月13日(月曜日)から17日(金曜日)に行われた「New Yokohina Week !」が「全力で楽しめ10周年の歴史ここにあり」をスローガンに開催されました。

～模擬店～

今年は模擬店イメージ『交流』を目的とした模擬店を開催しました。模擬店は(1)射的(2)すくい物(3)ダーツ(4)カラオケ(5)ストラックアウトがあり、各学年がスタッフとして模擬店を運営したり、お客さんとしてゲームをしたりして楽しみました。また、毎日グループで集まり、反省点や改善点をミーティングして、運営が円滑に進むようになりました。生徒からは「楽しかった」「またやりたい」との声もあり充実感があったようです。

模擬店イメージ2 模擬店イメージ3 模擬店イメージ4 模擬店イメージ5

～11期生(1年生)はじめてのよこひな祭～

1年生、はじめてのよこひな祭は、皆で考えた『みんながなかよし♡スマイルイレブン』(11期生だからイレブン)をテーマに体育のダンス、音楽の歌と演奏、チャレンジの活動などの様子を動画で発表しました。はじめは恥ずかしかった！屋上気持ちよかった！コマ切れに撮ったので完成したとき驚いた！などの感想が聞こえてきました。スマイル11の活動はまだ始まったばかり。未来(このさき)へ、笑顔(スマイル)で、青春(つづき)を描いていこう！

1年生イメージ2 　 1年生イメージ1

～10期生(2年生)～

2年生は『 2年生イメージ We are challengers』として、自分たちがやりたいことに挑戦しました。ツバメダンスは大きく動き、ハカチームは迫力満点、ダンスホールは息の合ったダンス、それを動画撮影班がいろんな角度から撮影しました。校内実習やJupiterの合奏＆合唱と生徒同士で声を掛け合いながら取り組んでいました。

～9期生(3年生)～

3年生は、集大成として『みんなスター！』をテーマに動画作成をしました。全力でプレイするスポーツ、重いものを持ち上げる力持ち、個性を表現するアート、チームで団結して踊るダンス、自分だけの強みを追求したクリエイターの5チームに分かれ、生徒が主体となって撮影や編集、小道具の準備行いました。フィナーレにはスターになりきって屋上でダンスを行い、実習などで人数が揃わないなか協力してやりとげることができました。