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更新日:2022年3月16日

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校長だより 第14回

fujiyama2022013月中旬を迎えました。1月には朝日を受けて赤みがかかった富士山の雪が朝7時過ぎまで見られましたが、今は6時半よりも前になりました。日の出の時間も早まり、日中の日差しも強くなり、春らしくなってきました。

 

 

suisen202202今年は1・2月に比較的気温の低い日が続いたため、昨年は2月中旬に花の盛りを終えたスイセンでしたが、今年は開花期間が長く、今でも咲いています。

 

 

ume202202ウメ(紅梅)は昨年とほぼ同じ時期の2月中旬に開花しました。ウメは気温に影響されなかったようです。

昨年、サクラは3月中旬に開花し、八重桜以外は入学式前にほとんど散っていましたが、今年はまだ蕾の状態です。入学式まで咲き誇っていてほしいと願っていますが、これから暖かい日が続くとどうなるでしょうか、気になるところです。

sakura20220312ところで、「校長だより 第11回」で本校の敷地に白梅が見られないと伝えましたが、1本ありました。昨年はサクラとほぼ同じ時期に開花したため気付きませんでしたが、今年はサクラの開花が遅く、ウメ(白梅)だったことが分かりました。

学校周辺の白梅は盛りを過ぎましたが、今が盛りを迎えています。

ウグイスの初鳴きは3月15日にありました。練習をしているのか、低い声、高い声で何度も鳴いている声が聞こえてきます。今年もこの地域にその声を届けてくれています。

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さて、開催から1か月が過ぎてしまいましたが、2月5日の土曜日に行われました本校PTA成人委員会主催の生涯学習教室「やってみるをかなえる。」について紹介します。

講師は J.T.STRENGTH & CONDITIONING代表取締役の高橋純一先生(写真左側)で、先生の体験や実践をもとにしたアスリートコンディショニングに関する講演と、インナーマッスルを強化する方法等、感染症予防を図りながら、参加者が実際にストレッチを体験する活動を行いました。

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特に、目標設定の大切さや、その目標に向けて今何をすべきか、どうすればできるようになるかについて、体を動かしながら説明をいただきました。参加体験型の講演は時間があっという間に過ぎていきました。

何よりも「できるかどうかよりも、まずやってみる」ことが大切であること。そして自己肯定感を高めることについて、海外のプロアスリートと日本のアスリートとの比較を交えながらのメッセージはとても興味深いものでした。

taiken20220205-2また、参加された保護者の方からは、先生への質問も多く出され、自己肯定感を高めることに対する関心の高さが伺えました。私も参加者の皆さんと一緒に講演を聴き、色々なことを教えていただくと同時に、久しぶりに体を動かし、良い時間を共有させていただきました。

講演を行っていただきました高橋先生と、今回の生涯学習教室を企画・運営をされたPTA成人委員会の皆様に感謝いたします。

ところで、神奈川県教育委員会では、「自己肯定感を高めるための支援プログラム」(理論編、実践編)をホームページで公開しています。「家庭・地域向けの概要版」もあります。神奈川県教育委員会のホームページで「自己肯定感を高めるための支援プログラム」で検索していただけるとご覧になれます。ダウンロードもできますので、ご活用ください。