更新日:2022年10月27日

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1学年 第10回総合的な探究の時間

8月29日(月)5校時、「総合的な探究の時間」の10回目の授業を行いました。

本時はテキスト「ENAGEED」vol.2を用い、問題の解決に向けて行動するための具体的なマインド・スキルについて学習しました。

Vol.1で学んだ「気づき→考え→行動する」プロセスのうち、「考え」を基に実現に向けて「行動」を起こすことがもっとも高いハードルとなります。

このハードルを越えるために、行動を起こすことが「できない」と尻込みしてしまう理由を、なぜ無理なのか考え、こうすればよいのではないかと「できる」理由に発想を転換する方法をテキストに沿って学びました。

今回は、間近に迫っている球技大会に焦点を当て、《球技大会で総合優勝するためには?》という問題に全員で取り組みました。優勝など「どうせできない」という後ろ向きな思考を、「こうすればできる」と捉え方を変えることによって、実現に向けた行動の糸口を見つけることができました。

さらに視野を広げて、実際に行動を起こそうとした際に起こりうる「イレギュラー」をあらかじめ想定しておき、そのイレギュラーを乗り越えるための方法も検討しておくことにより、実現の可能性を高める意識を持ちました。

今回の探究の活動を受けて、実際にチームで練習をしたり、上級生に勝つための作戦を立てたり、チームワークを高めるためにユニフォームを工夫したクラスもあり、身近なところで「行動」の第一歩を踏み出すことができたようです。

 

次回の授業では、今回と同様のワークを自分が抱いている問題に関して行います。併せて、夏休みに自分が考えてきた問題の具体化にも取り組む予定です。