大和高等学校 > 特色 > 教育課程研究開発校(総合的な探究の時間) > 2022年度総合的な探究の時間より > 1学年 第11回総合的な探究の時間
更新日:2023年1月11日
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9月12日(月)5校時、「総合的な探究の時間」の11回目の授業を行いました。 本時は、夏休みの課題で考えてきた身近な問題の具体化を行いました。 例えば、「部室が汚い」という問題を掲げたとき、「部室」とはどのような部屋なのか、「汚い」とはどういった状況なのか、補足説明がないと詳しい情報が分かりません。 こういった不明瞭な問題に、【5W1H】の疑問詞を使って質問することにより、場所や時間などそれぞれの要素についての具体化を行いました。 What/Where…と問題に対してひとつずつ質問をすることで、先ほど挙げた例:「部室が汚い」→「武道場の中にある剣道部の部室は、卒業生が残した荷物で棚が使えない状態になっており、いつも床にたくさんの物が置かれている」というように、どのような問題なのかを、誰が聞いてもわかる次元にまで具体化することができるようになります。 この具体化のプロセスを通して、問題の原因に改めて気づき、問題が解決された理想状況のイメージを明確に持つことができたようです。 最後に、テキスト「ENAGEED」vol.2のLEAFの頁を用い、問題を解決するアイデアの実現について、ゴールから逆算して解決の手順を考えました。 次回の授業では、2年生の中間発表を聴いて自分の今後の探究活動に活かせる点を探します。 その次の授業では、さらに問題の具体化を進めていきます。 |