大和高等学校 > 特色 > 教育課程研究開発校(総合的な探究の時間) > 2022年度総合的な探究の時間より > 1学年 第8回総合的な探究の時間
更新日:2022年10月27日
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6月27日(月曜日)5校時、「総合的な探究の時間」の8回目の授業を行いました。 本時は次時の中間発表に向けて、スライドの作り方・発表の仕方・質疑応答の仕方を学びました。 スライドについては、説明的な文章がたくさん載ったものよりも、ひと目見て要旨が分かる簡潔なもののほうが発表内容を聞いてもらいやすいことを学びました。スライドを発表原稿の代わりとしてそのまま読み上げるのではなく、要点のみを箇条書きで示し、口頭で補足することを想定したスライドづくりを心掛けることができたと思います。 発表については、 TED TALKSの動画(“How to sound smart in your TED”by Will Stephen)を視聴し、スライドにグラフなどを利用したり、堂々とした態度で身振り手振りを交えて話したりすることにより、聞き手の注意を惹きつける方法を学びました。 この動画を参考にして、説得力のある発表ができるような工夫をしている姿が見受けられました。 最後に、質疑応答について、その意義と、有効な質問をする手法について学びました。 質疑応答は、発表者が自分のテーマについて新たな視点を得るほか、双方の理解を深めるために発表に不可欠なものです。 有効な質問をするためには、Yes/Noで答えられるクローズドクエスチョンと、5W1Hの疑問詞を用いた、様々な回答が想定されるオープンクエスチョンの2種類を適宜使い分ける必要があります。 どのような質問が答えやすいか、発表者が今後の探究活動に活かせるような質問をするにはどのようにしたらよいか、キーワードを通じて学ぶことができました。次回の発表の際には、質問の工夫を実践してもらいたいと思います。 残り時間の30分程度を使って、発表スライドを作成しました。 前半に講義を受けたことにより、発表の具体的イメージを持ちながら作成することができたようです。初めてのスライド作成でしたが、多くの生徒がグラフやイラストなどの視覚資料を充実させたスライドを次々に完成させており、次時の発表が大変楽しみになりました。 |
次回7月11日の授業ではクラスを混合して班を編成し、中間発表を行います。