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更新日:2023年9月14日

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まゆ先生のザンビアうるるんにっき2ザンビアにっき

川井真由先生は、神奈川県から推薦を受けて、令和5年4月からJICA(国際協力機構)の海外青年協力隊の一員として、ザンビア共和国に派遣されています。

“Muli bwanji?” (ムリブワンジザンビアにっき(先生)ザンビアうるるんにっき2回目です。(タイトル変更しました。)あいさつも少しずつ慣れてきた川井です。

今回は、私が派遣された「青年海外協力隊」について説明したいと思います。

開発途上国と青年海外協力隊

私は今、JICAが行う青年海外協力隊の青少年活動の隊員としてザンビアに派遣されています。JICA(ジャイカ)とは、Japan International Cooperation Agencyの略称で、正式名称は「独立行政法人国際協力機構」と言います。日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。

開発途上国って聞いたことありますか?
アジアや中南米、アフリカなどには飢餓や貧困で困っている国がたくさんあります。外務省のHPに下のような地図が載っています。私のいるザンビアはどうでしょうか?(「ザンビアはどこ??」という人は「ザンビアうるるんにっき1」を見てください。)

ザンビアにっき2(地図)

「世界約190カ国のうち実に約150もの国々が、産業や技術の発達が遅れた国であり、そこでは、1日にわずか100円や200円程度のお金で生活しなければならない人たちもたくさんいます。そのような開発の遅れた国々のことを、開発途上国と呼びます。そこでくらす人びとは、世界の人口(約61億人)の8割以上を占めています。」(外務省HPより)

そういった国を支援する日本の機関がJICAです。JICAは、開発途上国にボランティアを派遣する活動を行っています。これが「青年海外協力隊」です。
青年海外協力隊には、看護師、コンピュータ技術、自動車整備、野菜栽培、スポーツ、音楽、日本語教師など様々な職種があり、それぞれの得意分野を活かして、ボランティアに参加できます。派遣期間は2年間、日本国籍を持つ20~69歳の人が対象です。(46歳以上の人は、海外協力隊とかシニア海外協力隊と呼ばれます。)

ザンビアにっき2(仕事)

私の場合、ザンビアのトゥルーバインコミュニティ・スクールという学校に、「青少年活動」という職種で派遣されています。ザンビアにっき2(写真1)現在の主な仕事は2つ、1つは「授業をすること」、そしてもう1つが「学校の経営を助けること」です。
コミュニティ・スクールというのが何なのか、学校の経営とはどういうことか…長くなりそうなので、また別の機会で書きますね。

うまくいかないこともいろいろありますが、ザンビアの先生・子どもに支えられながら、英語と現地語+表情、ボディランゲージで、なんとか仕事をしています。言葉が通じないのはもどかしいし、とてもストレスになります。でも、だからこそ、「どうにかコミュニケーションを取りたい!」…そんな気持ちで英語や現地語を勉強しています。

青年海外協力隊のことは、なんとなくわかってもらえましたか?実は、向陽館の先生には、かつて隊員だったという人が何人かいます。気になった人はその先生を探して、ぜひ直接話を聞いてみてくださいね。

(2023年9月11日由)

ザンビアにっき2(写真2) ザンビアにっき2(写真3)
ザンビアにっき2(写真4)
写真の掲載許可はとってあります。

ルビ付きのPDF版はこちら

まゆ先生のザンビアうるるんにっき2(PDF:635KB)

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