更新日:2022年10月12日

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よこひな通信_令和3年度9月号

「防災の日」

 

教頭山知美

巻頭言92

 

 

教育相談担当より

こひなの保護者と生徒の皆さん、こんにちは。東京2020パラリンピックではたくさんの元気をもらいました!女子マラソンで金メダルをとった道下美里さん、表彰式では伴走者の青山さんの首にメダルを掛けました、「最強の仲間がいたので、ここにたどり着いた」と、心温まる瞬間でした。さて、1学期にあった教育相談週間での様子をお伝えしたいと思います。担任ではない先生との相談は緊張している様子もありましたが、多くの生徒は、学校での生活、仲のいい友だちのことなどを話してくれました。また趣味の話題では、相談担当者の知らないディープな内容をいきいきと話していました。スケートボーダーの堀米雄斗さんを応援しているなどの話は、まるでオリンピックの活躍を予想していたようでした。また、悩みのある生徒も自分の周りで起こったできごとや自分の気持ちを丁寧に話してくれました。話をして気持ちが楽になる経験は、困ったときには相談しようという気持ちにつながると思います。学校での気になること、コロナのことなど、一人で抱えないように、担任の先生か相談担当の先生に声をかけてみましょう。

ティールーム「憩いの場」に新たに冷風扇が導入されました。熱い部屋に涼しい風が吹きます。よりよい環境で話を聞けるようになりました。

2年生授業紹介

家庭生活では、オクラを育てました!一人ひとり自分の鉢にオクラの種をまき、毎日、水やりをしたり、肥料をあげたりして育てました。たっぷり愛情を注ぎつつ、葉の大きさ、茎の伸び具合などの成長を楽しみながら見守ることができたのではないでしょうか。授業の中で観察記録を書くことで小さな変化にも気づくことができました。花が咲き、実際に小さなオクラが実った時は心がほんわかとあたたかくなりました。自分が「食する」ものを育てることで「作物への関心」を深めると共に「感謝する気持ち」につながる学習ができました。また、家庭生活において『マイ・エコバック』を作りました。実際に近隣スーパーへ足を運び、各自、気に入った模様の手ぬぐいを購入し、手順に従って制作!型紙を使って印をつけ、はさみでカットしたら、あとは布用接着剤を使用して仕上げるのみ…。簡単に身近なエコバックを作ることができました。昨年から、継続して「地球環境」について学習をしてきているので、制作を通してエコに対する小さな歩みができました。

ランチタイム通信

ひなたやまでは行事食や地場産食材、旬の食材を給食で取り入れています。9月8日のシェイクアウト訓練の日には、非常食を食べる体験をする「防災対策献立」として、救給カレーを食べました。救給カレーはお皿に移さずに、パウチのまま食べられる災害時用のカレーです。生徒から「おいしい」という声も聞かれました。地場産食材の活用としては、グリーンサービスユニットの生徒が栽培・収穫した野菜を給食で取り入れています。1学期はじゃがいもを取り入れ、カレーや肉じゃが、みそ汁等に使用しました。2学期はさつまいも、だいこん、さといも、じゃがいもを取り入れていく予定です。どんなメニューになるかはお楽しみです!2学期からも給食室のスタッフ一同、安全でおいしい給食が提供できるよう努めてまいります。よろしくお願いします。

フードサービスユニット1学期の活動報告

フードサービスユニット(店名「ひなたやまベーカリー」)では、パンとお菓子の製造をしています。パンは日によってメニューを変えながら、50種類以上ものパンを製造しています。お菓子は、現場実習先へのお礼の品としてのクッキーをはじめ、プリンやマドレーヌ等を製造しています。製造だけでなく販売にも取り組みました。感染症対策ということでひなたやま支援学校の職員への販売に限定しております。始めは緊張が見られましたが回数を重ねることで、少しずつ慣れてきて、「私が作った○○です。おすすめです!」等、接客が上手になってきました。2学期もまだまだ感染症によって活動に制限はありますが、できることから少しずつ、ひなたやまベーカリー元気に活動していきたいと思います!生徒の皆様、保護者様、地域の皆様に販売できる日が早く来ることを願っています。