横浜ひなたやま支援学校 > 在校生・保護者の方へ > 学校だより「よこひな通信」 > 学校だより令和3年年度3月号
更新日:2022年10月11日
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校長片岡充彦
横浜ひなたやま支援学校では、令和2年度よりコミュニティ・スクールに取り組んでいます。
1コミュニティ・スクールの仕組み
コミュニティ・スクールは、学校と保護者や地域住民等が共に知恵を出し合い、学校運営に対する当事者意識を分かち合うことで、一緒に参画・協働しながら生徒たちの豊かな成長を支え、「地域とともにある学校づくり」を進める仕組みを持った学校のことです。
2横浜ひなたやま支援学校での取組(令和3年度報告)
学校運営協議会を年3回実施し、学校評価部会、切れ目ない支援部会も同じ構成員による同時開催で実施しました。地域防災部会については、地域防災拠点会議に合わせて開催しました。
令和3年度の第1回、第2回学校運営協議会の開催報告を学校ホームページに掲載していますので、御覧ください。なお、第3回学校運営協議会の開催報告についても今後掲載する予定です。
3月3日木曜日に、生徒会本部役員選挙が行われました。新型コロナウイルス感染症対策により、立ち合い演説は各教室で放送を聞く形になりましたが、選挙に立候補した生徒、選挙管理委員会を中心に実際の記載台や投票箱を使用し、より本格的な選挙を体験しました。選挙運動期間には、たすきやプラカードなどを作り立候補者が思い思いのアピールをしていました。当選できた人、残念ながら落選してしまった人に分かれましたが、それぞれが演説で語った言葉には、友達や学校を大切にしようとする思いがあふれていました。新生徒会のこれから一年間の活躍に期待したいと思います。
3月15日火曜日令和3年度卒業式が行われ、7期生45名が卒業しました。2月中旬から卒業式の練習を始めました。「この卒業式が最後の学校行事」ということを伝え、練習から真剣に取り組む姿が見られました。卒業証書授与の練習当初は、手順が曖昧になったり、ステージに立った時に緊張から手順を忘れてしまったりする生徒もいました。そこで「証書授与マスターの道」という13の手順項目を記載したプリントを配付し、練習ごとにできていた所は「○」できていなかった所は「×」と評価し、フィードバックして次の練習での「×」だった所を意識するようにしました。嬉しいことにご家庭や休み時間に自主練する生徒がいました。自分達の最後の晴れ舞台のために自分達で取り組む姿は、徐々に成果を発揮し、卒業式当日も多くの生徒が堂々と卒業証書を授与していました。式の途中涙ぐむ生徒もいました。3年間の思い出が詰まった学校生活を終えることができました。7期生45名のみなさん卒業おめでとうございます。これからは社会人ですね。体調には気をつけて過ごしてください。