横浜ひなたやま支援学校 > 学校生活 > 学校だより「よこひな通信」 > 学校だより令和4年度12月号
更新日:2022年12月26日
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高校長片岡充彦
VUCA(ブーカ)と呼ばれる予測困難な時代を生き抜いていく生徒たちが、「幸福で充実した人生を送る」ために必要な力とは何か、また、それを効果的にどのように育成するのか。OECD(経済協力開発機構)の「Education2030プロジェクト」は、こういったことを検討し、2030年の教育のゴールを「ウェルビーイング」に置きました。「ウェルビーイング」は、「心も体も社会的にも良い状態で、よりよく生きること」「幸せ」という意味です。こういった動きの中、数値で測れるもの(例えば、テストの点など)を重視する流れから、学力だけでなく、マインドセットや意欲、様々な経験をする中、自分を作り上げていく過程で、内面的な力を育むことが大事と考えられるようになってきました。改訂された学習指導要領は「子どもたちが、未来や社会を自分で切り開いていくための資質・能力を育んでいく」ことを重要な方向性として位置付けて、それを学校で育成することを目指していますが、考え方は「Education2030プロジェクト」と共通しています。 マインドセット(成長型)⇒状況を前向きに捉え、現状を打破する方策を導き出すこと 様々な教育活動の中で、次のようなことにポイントを置き、「内面的な力の向上」を効果的に育成できる手立てを検証していきたいと思います
生徒が「幸せになること」を、大人があきらめてはいけないし、生徒自身もあきらめてはいけません。 来年も、本校の教育活動へのご理解ご協力よろしくお願いします。 |
3年生は、音楽で取り組んできた「小さな恋の歌」の歌と合奏や「虹」の手話歌やボディパーカッション、「島人ぬ宝」のエイサーや「ツバメ」、「三原色」のダンスを披露しました。美術とのコラボで傘に想い想いの花を描き、学年全体で大きな虹を表現しました。また、社会生活でおこなった世界の絶景の発表会では、どのチームの発表が一番優れているかを投票で決めベスト4を発表しました。みんなの青春、それぞれの青春。3年目にしてファイナルを迎えたわたしたちの青春デイズ、これからの私たちの学校生活にすてきな虹がかかりますように。
体育委員会 |
学級委員会 |
体育委員では、ラジオ体操とストレッチを行い、身体をほぐしました。動画を見る合間に体操とストレッチを行い、いい気分転換になったかと思います。心も体も温まり、様々な場所で笑顔が見られました。 |
学級委員会では、NewYokohinaWeek!フィナーレの司会を担当しました。オンラインでの開催でしたが各会場で見ている生徒を盛り上げていました。 2022年も残りわずかですが、最後まで盛り上げていきたいです。 |
生徒会本部 | |
生徒会本部では、全体進行とオープニングセレモニーの担当をしました。オープニングセレモニーでは学級委員会と合同でテーマソングの「神のまにまに」のダンスをしました。生徒が主体的に決めた曲、ダンスということで、とても楽しそうに踊っていました! |
1年生のフィルムフェスティバルの発表は、盛りだくさんの内容でした。先生たちの演奏に合わせた学年全員での「愛唱歌」のパフォーマンスではじまり、チャレンジなどふだんの授業のようす、作業ユニットに分かれてみんなでがんばった校内実習、そしてミュージックビデオのような有志ダンスユニット「スノーガールズ」、最後はふたたび学年全員での「タットパフォーマンス」でした。手と腕の動きだけで、リズムに合わせて表現する「タット」の練習は本当に大変でしたが、クラスごとのパートを話し合って考えたり、難しい部分をくり返し練習してタイミングを合わせ、学年テーマの「ワンチーム!」にふさわしい、一体感のあるパフォーマンスができました。
2年生は、去年度のNewYokohinaWeek!では、一人ひとりが違う道を歩んできてこうして横浜ひなたやま支援学校に入学してきたということで、一人ひとりをパズルのピースに例えて作品を創りました。今年度の2年生の目標は「挑戦」今まで体験したことのない2回の校内実習や宿泊体験学習などを動画の冒頭で披露しています。また、体育・体力づくりではダンスを行いました。内容は生徒たちが考え、昨年度の映像でも踊った経験のあるK-POPアイドルグループBTSのdynamiteやTikTokという流行りの動画投稿アプリから数十秒の動画を各クラスの生徒が厳選し練習・披露しました。動画の撮影や編集なども生徒が関わり、生徒主体で一本の作品を創り上げ学年全体の撮影では、全員で♡を手で表現しました。