更新日:2025年2月6日

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校長のつぶやき14(令和6年度)2月

こんにちは、校長の内田です。校長イラスト

現在、高等学校は入学者選抜の真っ最中です。
すでに募集期間は終わりました。(募集結果は、県のホームページ・学校のホームページで公開されています。)
また、2月4日(火曜)~6日(木曜)(※6日は正午まで)は、志願変更期間になります。志願変更の状況は毎日、学校のホームページで公開されています。必要な人は確認をしてみてください。

2月14日(金曜)は、一般募集では学力検査と自己表現検査、在県外国人等特別募集では学力検査と面接(注意:特別募集には自己表現検査はありません)、17日(月曜)が一般募集の午前部の面接、18日(火曜)が一般募集の午後部の面接です。
そして、2月28日(金曜)が合格発表です。
受検生のみなさんは、体調に十分注意をしてくださいね。

その間の在校生の方ですが、午前部は2月14日(金曜)~21日(金曜)、午後部は2月13日(木曜)~20日(木曜)は臨時休校となります。
26日(水曜)から後期の期末試験も始まります。単位認定に向けて、しっかり勉強に取り組んでください。

 

この時期、先生方は入試に向けて着々と準備を重ねてくれています。先生方
入学者選抜での間違いは、一人の受検生の人生をも変えてしまうことがあるので絶対に間違いをすることは許されない。」
そんな気持ちで緊張感をもって臨んでくれています。その上、定期試験問題の作成もあり、先生方は本当に大変です。

校長イラスト3校長は何をしているのかって?何もしてないんじゃないかって?
いえいえ、学校で起こったことはすべて校長の責任。日々、緊張感があります。入学者選抜ももちろんです。
すでに来年度のことも始まっています。
暇をしてそうに見えますが、ちゃんと仕事してますよ(汗)。

入学者選抜の移り変わり

私は東京都で生まれて、1歳になる前に神奈川県相模原市に引っ越し、それからずっと神奈川県育ちです。
神奈川県の公立小学校・中学校を卒業して、公立高校に入学…。今の受検生と同じように入学者選抜検査を受けて入りました。もう40数年前のお話(笑)。

その頃は面接とかなくて、「学力検査」と「調査書」、中学2年の3学期に行われる「アチーブメント・テスト(通称・テスト)」の結果が総合的に判断されて、合否が決まっていた模様(?)。当時中学生だった私には詳しくはわかりません。
ア・テストは9教科×50点で450点満点。これが受ける学校を決める一つになってたのは間違いないと思うのですが…。
○○高校に行くには最低でも△△△点以上とか、△△△点だったら□□高校は難しいだとか、そんなことも言われてました。
なので、中学2年の時から過去問を買って勉強したような記憶があります。

出願

志願の仕方も今とは違っていて、中学校から同じ高校を志願する生徒が集まって、集団でその高校の受付窓口に行き、代表が「○○中学校から来ました。◇◇です。▲▲名の願書と受検料を持ってきました。よろしくお願いします。」と言って渡したような記憶があます。

当然、誰が受けているかはモロばれですね。

 

合格発表も、各学校の掲示板(ネットではありません)に受検生みんなで見に行きました。合格発表

時間になると、高校の先生が布で覆われた掲示板を運んできて(めちゃアナログですね)、発表の時間になるとその布をはがします。そこには、受検番号と名前が書かれていました。
誰が受かって、誰が落ちたかは一目瞭然。今じゃ考えられないだろうけど…。歓声に隠れて、そっとその場を離れる子がいたことも記憶にあります。

また、その結果が、神奈川新聞に載りました。当然、同級生の誰がどこの学校に受かったか、受からなかったかはすぐにわかってしまう。

そんな個人情報に対する意識の時代だったんですね。今や考えられません。

 

入試の制度も、「複数志願制」と言われる1回の試験で第1希望第2希望に分けて志願できるものになり、次に「前期・後期選抜」(言い方は正しいかどうかわかりません)になりました。前期選抜は学力検査を行わない選抜、後期は学力検査を行う選抜方法でした。
その後、現在に近い全員が学力検査と面接の選抜になり、今は、面接は学校によって行うところと行わないところがあるようになりました。マークシート

回答方法も、記述式からマークシートになりましたね。

 

先に書いた志願の方法や発表の仕方も変わってきています。
これは、個人情報の保護やコロナの事もあり変わってきたのだと思います。

以前は一人ひとりが受検する学校へ願書を持って行ったですが、昨年度よりインターネットで出願できるように。
ネットで合格発表合格発表も、封筒に入った合否結果通知書を一人ひとりに渡して結果がわかりましたが、一昨年よりネットで見られるようになりました。

受検料も、現金から銀行での振り込み、コンビニでの振り込みができるように。さらに、クレジット決済もできるようになっています。

どんどん便利に進化してますね。

 

学校ただ、今までは受検までに出願で一度は学校に来ることがあったはずなのに、インターネットで申し込めるようになって便利になった反面、受検の時が初めて志望する学校に来るなんてこともありうるわけで…。

学校までどのくらいの時間がかかるのかとか、どこにあるのかとか、知っておくことは受検の時だけでなく、3~4年間過ごす学校にちゃんと通えるのかを知る大事なことだと思うのですが…。

あっ、学区もなくなりました。

今や県内の県立学校をどこでも受けられるようになりました。

 

長々と入学者選抜の事を書きました。記憶で書いたので正しいとは限りません。
と今はだいぶ違うし、今と未来もだいぶ違うんだろうなぁ。

今日は少しまじめな話を書いてみました。

 

今日はここまでです。(了)

 

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R6校長のつぶやき14(PDF:318KB)

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