更新日:2025年3月5日

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校長のつぶやき16(令和6年度)月

こんにちは、校長の内田です。校長イラスト

入学者選抜の共通選抜も無事に終わり、ホッとする間もなく、二次募集に突入しました。
まだまだ緊張する業務は続きます。はぁ~。

寒い寒いと思っていたら、3月2日(日曜)は20度越え。暖かいっていうより暑いって感じでした。
そして、3月3~5日はまた寒波が入ってきて、関東地方も雪の予報…。間違いなく春には向かっていそうですが、この寒暖差が激しく、体調を狂わせそうです。

みなさんも気を付けてください。

節分その2節分

先日、保護者会の役員会でのこと。

ある役員さんから、「校長先生のつぶやき、読みました~」と。
読んでいただいてありがとうございます。
節分にイワシのことを書いていましたよね。私のおばあちゃんのところはそうだったんです。」節分いわし
あら~、本当にそれをやっているところがあったんですね。勉強になります。
いろいろとそのやり方を聞きました。

気になって詳しく調べてみると、役員さんから聞いたのとは若干異なるところもありましたが、概ねは一緒でした。

屋根より高いところに「手すくい」と呼ばれる竹製の麺類をすくう道具が括り付けられていて、そこにトゲトゲの葉っぱネズミサシ(通称バリバリの木)(ヒイラギではありません)、そのところにイワシの頭を括り付け…。
これを「鬼の目」と言うようです。
その鬼の目に向かって、「鬼のまなこをぶっつぶせ~」と大声で言いながら、炒った大豆を投げつけるようです。

なんだかちょっとこわっ!

さらに、山梨県内各地の旧町村誌をみると、そのイワシを焼くときに、悪い虫や鳥、野獣、苦手な人(笑)等の名前をあげて「○○の口焼き」と唱えながら「ペッペッペッ」と唾を吐きかけ、黒くなるまで焼いたなどと記述もあるそうです。
これらはその家ごとにバリエーションがあるらしいのですが、その土地の風習とは言え、ちょっと激しすぎ?(笑)

まぁ、風習が残っていることは素敵なことです。

こわっバチッ

世の中に怖いもの、恐れているものは数々ありますが、この時期になると特に怖いのが「静電気」。
ドアノブに触ってバチッ、車から降りてドアに触るとバチッ。家に帰って、ワイシャツを脱ぐとパチパチくんがすごくて、まとわりつく、まとわりつく…。
もう怖くてどこにも触れません。

間違いなく、乾燥が関係している。特に今年はひどいし!
メカニズムやその対処方法を知りたいと思うのは当たり前…ということで調べてみました。

 

静電気とは何か?

メカニズム静電気とは、物体が帯電して、他の物体に触れた時に電荷が放電される現象の事」。
はぁ~、言っていることがわかるようなわからないような…。
物質はすべて原子で構成されており、原子は正の電荷を持つ原子核と負の電荷を持つ電子で構成されている。通常は、物体は電荷のバランスが取れているので中性だが、摩擦や接触によって電子が移動し、電荷が偏ると帯電状態になる。」

またまた…ここまでくるとほぼお手上げ。もう少し優しく説明してくれないもんかな。

まぁ、その原理はわからなくても、ピリッとくることはだけは間違いないこと。

静電気が発生する原因の一つに、乾燥した環境があり、冬場に発生しやすいのは空気が乾燥しているため。
通常、物体表面の水分は電気を通しやすく、電荷を逃がす役割を果たしているんだけど、乾燥しているとこの作用が弱まり、静電気が溜まりやすく、電荷が逃げにくくなる。
その結果、帯電状態が維持され、静電気が発生しやすくなる。

今年は雨も少ないし、乾燥している日が続いているからなおさらだよなぁ。

 

静電気が発生する要因(パナソニックHPより)

静電気が発生する原因には、主に次の6種類が挙げられます。

  1. 摩擦帯電:接触面が擦り合わされることで発生する静電気
    (例)ウール素材の服を脱ぐ際に発生する静電気
  2. 剥離帯電:接触している物質が剝がれる際に発生する静電気
    (例)新しい電子機器に貼られている保護フィルムを剥がす際に発生する静電気
  3. 誘導帯電:帯電した物質に別の物質を近づけた際に発生する静電気
    (例)金属製のドアノブに手を近づけた際に発生する静電気
  4. 接触帯電:物質が接触することで発生する静電気
    (例)金属製のドアノブに触れた際に発生する静電気
  5. 転がり帯電:回転体が他の物体の上を転がった際に発生する静電気
    (例)車のタイヤが道路を走行することで発生する静電気
  6. 噴出帯電:ノズルから液体や高圧ガスが噴出する際などに発生する静電気
    (例)スプレー缶から液体が噴出される際に発生する静電気

静電気が引き起こすトラブル例(パナソニックHPより)

  1. 電子機器の故障
    静電気は、電子機器にとって大敵です。特に半導体や電子回路に静電気が放電すると、データが消失したり、機器が故障したりする場合があります。
    また、工場などで使用される精密機器に静電気が発生すると、生産ラインが停止するリスクもあります。
  2. 火災や爆発のリスク
    静電気は、可燃性ガスや蒸気の存在する場所で火災を引き起こす可能性があります。
    たとえば石油工場やガソリンスタンドなどでは、静電気が原因で火災が発生した事例があります。そのため、これらの場所では特に静電気対策が重要視されています。
    ガソリンスタンドの給油場所に備え付けられている静電気除去パッドは、静電気対策の典型的な例です。
  3. 製品の不良や生産ラインの停止
    製造現場では、静電気による埃の付着や静電放電が原因で製品に不良が発生することがあります。これにより、生産ラインが停止するなどの問題が生じ、生産性に影響を与えることがあります。
  4. 医療機器の誤作動
    静電気が医療機器に影響を与えると、誤作動が発生することがあります。
    特に、心電計やMRI装置などの精密機器に静電気が影響すると、誤った診断結果が出る可能性があり、患者の安全に関わる重大な問題となります。

 

まぁ、確かにそういうことは起こるんだけど、自分にとって一番のトラブル(?)は痛いのとびっくりすること。そして、それが起こることを恐れて、物に触ることに日々びくびくしちゃうことです。

では、どのように静電気対策をしていけばいいのか。それが一番重要です。

 

静電気対策の種類(パナソニックHPより)

さまざまなトラブルを引き起こす静電気の対策としては、次の2点が重要です。

  1. 静電気の発生を抑える静電気
    ・物質の接触面積や接触回数を減らす
    ・物質を剥離する際にはゆっくり剥離する
  2. 発生した静電気を逃がす
    ・加湿して、静電気が発生しにくくする
    ・接地して、静電気をアースに逃がす
    ・界面活性剤を塗布して、静電気が空気中に逃げやすくする

対策グッズいろいろ1の発生を抑えるために、着ているものも重要。
一般的にポリエステルやナイロンは帯電しやすい性質を持っているので、それを着ないようにする?
ウールもどちらかと言ったら帯電しやすい。冬の時期はウールはよく着るし。
綿や麻、絹が帯電しにくいのでそれを着ていれば少しでも静電気の発生を防げるのかもしれないけど、時期的に寒いし…。
それらで解消できない場合は、静電気を逃がす以外ない!

2の発生した静電気を逃がすのは、校長室では加湿器を入れているし、洗面台には水を張っておくとかはしているけど。その他の対策はしてないなぁ。

静電気除去グッズたくさん出てるから、使うしかないのかな。例えば、静電気防止スプレーや帯電防止シートなどを使用するとか…

 

早く静電気が起きない季節にならないかぁ~

 

今日はここまでです。(了)

 

ルビ付きのPDF版はこちら

R6校長のつぶやき16(PDF:414KB)

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