更新日:2022年5月23日
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校長の内田です。
学校にいるときは、午前部・午後部の時間帯で各教室を回っています。1日1回は子どもたちの様子を見ないと。校長室に引きこもっている校長にはなりたくないとずっと思っています。もしかして多動?それでもいいです。(笑)教室に入ると授業中でも子どもたちに話しかけたりします。もちろん授業の邪魔にならないように気を付けていますよ。
廊下ですれ違ったりするときに生徒に挨拶をするとほとんどの生徒が返してくれます。先に挨拶をしてくれる生徒もたくさんいます。
4月中は挨拶をした後に生徒同士で「今の人、誰?」なんて話していたり、話しかけると「先生は何の先生?」って言われたり…。認知度、低っ。「始業式の時に手話をやったでしょ!」って、話して初めて「えっ?校長先生??」って言われる始末。まぁ、そんなもんですよね。でも、手話をやったことでインパクトはあったようで、記憶の片隅には残っている様子。よかった、よかった。
数人の女子生徒に挨拶をした時にもしばらく立ち話になったんですけど、「先生の名前は何て言うの?」と聞かれ、「内田だよ」と答えたら、「じゃぁ、うっちーだね」って。「そう呼んでもOKだよ」って答えたら、「ところで先生は何の先生?」と…。また来たか。名札を見せると「え~~、校長?!」、「そうとも言う」、「なんか威厳がない!」心の中で爆笑。はじめて言われました。「威厳なんていらないからね~」と私が言うと生徒は笑ってました。校長先生ってやっぱり威厳が必要ですかね??(笑)きっと校長先生のイメージは威厳があるでしょうね。
ある日、教室を回っていると、がらんとした教室に男子生徒が二人。何かあったのかと思って話しかけたら、「面談待ちです」と。しばらく、3人でお話をしてました。それで仲良く(?)なり、朝、授業に行く前とか、帰りに校長室のドアをノックして、挨拶に来てくれます。なかなかそういうことがないので嬉しいです。
教室を毎日、回っているとだんだん校長先生って認識してくれるようになります。先生が紹介してくれることもあるし。あまりにも毎日来るものだから、生徒が一言、「毎日来るけど、校長先生って暇なの?」
思わず「がくっ。」どう答えようかと思いましたが、思わず「そう、暇なんだよ。これからも毎日来るよ。」と答えました。本当は暇ではないんですけどね。やることはたくさんあります。教室を回る時間を作りたいがために、だいぶ朝早く来てるんですけどね。
午前部の帰りに正門玄関わきで「さよなら」のご挨拶をしていた時のこと、「校長先生、さようなら」「はい、さようなら」。おおっ~認識されてる!その生徒がいきなり、「校長先生、僕も校長先生になれますか?」って。「なれるよ。まずは先生にね」「無理だぁ~。先生のコネで校長先生にしてください。」「無理だ~」。笑いながら帰っていきました。
最後に最近の嬉しかったこと。やはり午前部の帰り際に階段を降りてきた生徒。「校長先生、さようなら」「はい、さようなら」「校長先生、ホームページ見てます。面白い!」えっ?!学校のホームページの私のつぶやきを読んでくれているんだ!びっくりするとともにとっても嬉しく思いました。読んでくれて本当にありがとう。また、頑張って書こうって気持ちになりました。(まさか、その本人がここに登場しているとは思ってないですね)
生徒と話をするのは本当に楽しいです。これからも毎日、教室を回って、生徒とかかわっていきます。
今日はここまでです(了)